目的は、出発点でありゴールでもある。いつまでもたどり着けないのは目的がそもそも間違ってるのかもよ。目的を再設定しよう。努力とか時間を投下するよりも先ず、目的を再設定しよう。そこから始まり、そこがゴールだから。



素直に生きるっていいよね。頭でどうこう悩んで考えてこんがらがって。でも素直さってシンプルじゃない? 胸の奥にある思い。それをそのまま感じたらシンプルになれるからさ。ごちゃごちゃしてたら、何も見えなくなる。素直に感じることに素直になろうよ。




書くこともモノづくり。気持ちを込めて、見えないところまで整えて、質の高いものになるよう日々、研鑽する。そこにあるのは思い。良いものができるように。人を幸せにできるように。成功をもちろん願う。でもそれだけでなくて書くことも作ることも病に取り憑かれたようなものだから、やめられないんだ。




現在はプレゼント。良い事も悪い事も心を練るために与えられたんだ。練って練って美味しい麺をつくるぞ。麺は面でもっと良い表情になるんだ。その目的はシェアにある。美味しい麺を食べてもらって美味しいねってシェアする。つらいことも良い"麺"を練ってるんだって。目的を持ってると楽しい🤣




車で運転中、眠くなるから高校生の息子に音楽をかけてと頼んだ。森山直太朗の夏の終わり〜っていう曲。息子がかけたのは槇原敬之の冬がはじまるよ。秋を通り越して冬になってしまった。夏の終わりだよ! 次にかけたのは松任谷由実の春よ来い。一周回ってまた夏がはじまりそうだった。




自分を褒めてる? 頑張ってるね。努力を続けてるね。高い目標を持って達成できないからと自分に厳しくしてない? 頑張り続けてること、凄いんだよ。自分を褒めてあげよう。向上心に満ちてて、なりたい自分になりたくて。いつも頑張ってるあなた。いつか辿り着く景色。あなたと一緒に見たいなぁ。




タキは悩んでいました。

友人のシンはタキの隣に座りました。

シンは、ただ、黙っていました。

タキもシンも無言のまま、時間がゆっくり流れました。

シンは何もしなかったわけではありません。

無言で、タキの気持ちを感じていました。

……つらいんだろうな、悩んでるんだろうな。

……何か言ってあげたほうがいいんだろうか?

……いや、言葉なんかいらない。

……黙っていよう。タキの気持ちをただ感じていよう。

タキは、シンの気持ちをわかっていました。

立派な言葉を並べられるより

優しい言葉をかけられるより

シンは、ただ、黙って近くにいてくれた。

そのことが、タキは嬉しかったのです。

タキはシンに言いました。

「ありがとう」

シンは微笑みました。

タキの悩みは軽くなっていました。

沈黙は言葉よりも深いつながりをつくることがあります。




大変だ! エネルギーが不足している!

頭の世界はパニックにおちいっていた。

大元からエネルギーが供給されない。

弱っていく人々。

イラつきだす人々。

腹が減り、喧嘩ばかりする人々。

頭の世界は末期症状。

新しいエネルギーを開拓するためチームが結成された。

カンとカク。

2人は合わせて1人のようにウマがあった。

カンは言う。

「胸の奥にエネルギーがあるらしい。そこへ行くぞ」

カクは言う。

「あそこか。あそこは未知だな。中学生くらいから使うのを忘れてる。開拓は困難を極めそうだ」

カンとカクは手探りで胸の奥へ入っていった。

2人は気付く。

エネルギーなど、どこにも無い。

「どういうことだ。たしかにここにあるという情報があったのだが」

「いや、たしかにエネルギーの痕跡がある。ただ、回路が違うようだ。頭の回路とは別次元だ」

カンとカクが試行錯誤していたとき、頭の世界はさらに荒廃していった。

ゾンビがでてきた。

頭の世界の影響が胸まで来ていた。

カンは言った。

「昔、見た映画で、主人公が言っていたんだ。考えるな、感じろ、と」

カクは言った。

「それは俺も見た。今ならわかる。判断をしないということだろ。言葉が感覚の流れを邪魔するんだ」

2人は同時に同じことを思った。

……そうか、考えるな、感じろ、か。

カンとカクは、感じることの奥にあるものにたどり着いた。

そこにあふれるようなエネルギーがあった。

カンは言った。

「これで世界は救われる」

カクは言った。

「救われるどころか別世界になるぞ」

カンとカクは、エネルギーのゲートキーパーになった。

世界は救われた。

人々は、カンとカクを忘れないように胸に刻み込んだ。





傷つけたことは取り返しがつかない。悲しませてごめんね。でも同じことを繰り返して学ばない。ごめんねという言葉がうつろに響く。もうやめようか。ここまでして続ける意味なんてあるの? 夜明け前は一番暗いんだよ。もうすぐ朝が来るから。新しい日が誕生する朝が来るから。また、はじめよっか。





巨大な敵がいる。怖い。逃げたい。でも、逃げるより大切なことは少しでも立ち向かうこと。その繰り返し。完璧じゃなくていい。不完全でも【立ち向かう】ことが現実を変える。巨大な敵なんて妄想なんだ。一歩、踏み出せば、怖くない。妄想の敵は氷が溶けるように小さくなっていく。立ち向かうたびに。