この盃を受けてくれ
どうぞなみなみ注がしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ

作 于武陵
訳 井伏鱒二

春は、出会いと別れの季節。

出会うために、別れなければならないこともある。

悲しいけれど、お別れだ。

お互いに、幸せになって、また、会いたい。



「幸福が遠すぎたら」

さよならだけが 人生ならば
また来る春は何だろう 
はるかなはるかな地の果てに
咲いている野の百合何だろう

さよならだけが 人生ならば
めぐりあう日は何だろう 
やさしいやさしい夕焼と
ふたりの愛はなんだろう

さよならだけが 人生ならば
建てたわが家は何だろう 
さみしいさみしい平原に
ともす灯りは何だろう

さよならだけが 人生ならば 
人生なんかいりません


寺山修司

「さよならだけが人生だ」への寺山修司のアンサーソング。

さよならの無い人生は、永遠の人生かもしれない。

別れが無ければ、ずっと一緒にいられるかもしれない。

そうであって欲しい。

でも、そうでは無いところに、人生の美しさもまた、ある。

さよならなんかしたく無いけど、さよならがあるから、生きることは美しいのです。
何のために生きるのか?

考えてもわからない

今、目の前に見えているもの

まわりにいる人たち

顔に刻まれた年輪

それが、今までしてきたこと

すべては、心からはじまり、たぶん、心で終わる

素敵な人生であるように

心に素直に、正直に、一生懸命でありますように
「ね」が好きである。

いたいね。がんばってるね。そうだね。

ね、だけでもいい。

優しく、癒され、励まされる。

「ね」という音に、励まされる日々。

貧しくても、心は自由だから、自分を素晴らしいと思いながら生きていく。


○○だから、ダメ。


それは、誰の声?


自分自身は、どう思うの?


世界や世間がどうあろうと、心は自由。


いつも自分を素晴らしいと思って生きていける。

精神科病院に入院していたとき、月曜日は、院内の売店で千円以内で、好きなものを買えた。


閉鎖病棟では当然、買い物はできないので、それはそれは楽しいイベントだった。


月曜日の何日も前から、紙に商品名と金額を書いて、ずっと計算していた人もいた。


アルコール依存性の人は、コーラ一択で、千円をすべてコーラに替えていた。


私は、お菓子やパンを買っていた。


今なら、何を選ぶだろうか?


お茶とナッツかな。


そんな健康的なものを食べていたら、メンタルイルネスにはならないような気がした。

「からだの教養」を読むと、医学の歴史は、トライ&エラーの繰り返しで、多くの患者の犠牲を経て、今の医学がある。

有名なところでは、ロボトミー手術で、ノーベル賞を授賞したが、今では失敗だったとわかっている。

現在のコロナ禍で切り札とされているワクチン。

mRNAを利用するワクチンで、未知な上に十分な治験がされていない。

ワクチン接種後、感染率や重症患者が減少したとデータが出ているが、世界一位のイスラエルでは、再度のロックダウンをしている。

ADE(抗体依存性感染増強)と呼ばれるものは、コロナの抗体が出来た後の再感染で重症化するものだ。


ワクチンで生成されるスパイクタンパク質は、脳の関門を突破し、脳にダメージを与えると言われる。


恩恵とリスクを考えたとき、日本においては、様子をみたほうが無難であり、賢明だと思う。


インフルエンザのように変異しやすく効果が明らかでないものをリスクをとりながら何度も接種していいものかと思う。


ワクチンが救世主になるか、医学のトライ&エラーになるか、今のところ明らかではない。

アンジェラアキ "LIFE"


「正しい」と「間違い」の間に真実はあるから



……正しいことだけが、真実だろうか?


人間は、誰でも間違う。


間違うことが、人間の本質なら、それも真実ではないだろうか?


真実とは、なんだろう?


コナンは、真実はひとつ、と言うけれど、たぶん、真実は、人の数だけあるんだ。


不倫を考えると、不倫は間違ったことだ。

でも、種として考えると、自分の遺伝子を残すために、多くの人と関係をもつことは、正しい。

ある面では正しく、ある面では間違っている。

真実には多様性がある。

必ずしも正しいとか間違いとは言えないのかな。

不倫が、種として正しくても、家族の気持ちを考えたら、間違いだと思う。

真実は「正しい」と「間違い」の間にあって、その間から選んだ点が、その人にとっての真実。


心が折れそうなとき、自分がこれまで積み上げてきたことで救われる瞬間がある。だから、今、頑張っていることは、未来の自分を救うことになる。挫けそうなとき、ここで頑張れば、未来へ希望をつなげるのだと、精一杯、今を生きたい。
平日休みのときや、夜勤前など、時間があるとき、お風呂に入る。

38℃くらいのぬるめにお湯をはって、ゆっくり身体を沈ませる。

風呂に入りながら、ぼーっとする時間、心の充電をしている。

近くに温泉もあるけど、お金を払うのがイヤで、自宅の風呂で満足している。

自分のためだけの贅沢なお風呂だ(家族は入らないので)