オー!ハイボー -2ページ目

オー!ハイボー

これはハイボーが、現代の不況や金欠による月末の結末。そして二日酔いなどを経て日々、成長していくのを綴った記録である。

苦労の末、ようやく那智大社に着いた俺は、まずは神様に参拝する事に。



もちろん購入。

これをこちらに



投入し、焚き上げて、何も言わず祈願するようだ。

それにならった。

煙が俺の頭にかかる。

ご利益がたっぷりと詰まった煙だ!

とてもお利口になれそうだ。
(⌒‐⌒)

それから、参拝した。

とにかくたくさんお願い事をした。

たくさん歩いてきたのだ。

元を取らなければいけない!

昨日から、この話ばっか…。

次にお隣の青岸渡寺。

今度は、仏様に参拝。



この格式高く伝統のある場所で参拝するのは、無宗教の俺でも、とても緊張する。
(゜゜;)

それだけ神聖な場所なのだ。

参拝後、自分の登ってきた足跡を見る。




遠くに三重の塔と滝が見える。

早速向かう。

まず着いたは、三重の塔。




入場料300円かかると言われ、うっ…
(・・;)

となったが、めったに来れない所だし行くしかない!

元を取らなければ。


塔の中には、エレベーターがあった。

ここまで来るのに長い階段を登ったし、十分修行は、したので文明の力に頼った。

まず二階。





まさにアート空間だ!

とても素晴らしい芸術に触れた。

そしていよいよ最上階。

まず観音様にご挨拶し、



いよいよ表に。






高所恐怖症だけど高い所に登って見る景色は、気持ちいいね。
(^_^)

下の人がゴマ粒に見える。

ムスカが、「見ろ。人がまるでゴミのようだ。フハハハハ」

と言った気持ちが分かる。


塔を降りて次に向かうは、大滝。

滝に行くまで、さらにだいぶ降りた。

石の階段を何段も何段も降りた。

登りの階段も大変だけど、下りも足を滑らせないよう、踏ん張らないといけないから大変だ。

しかも今日履いてるのはサンダルだ。
(--;)

しかし、このサンダルも去年は、夏になると必ず履くけど、去年は、函館。

あるときは、岐阜にある織田信長がかつて治めた城に行くため、また長い階段を登った事がある。

7年前にABCマートでセールで買ったこのサンダル。

まさか、こんなに全国つれ回されるとは思ってなかっただろうな。
(^^;

あんたは、偉いよホント。

そう思ってたら石の階段を登り終えた。

だが、大滝は、さらに別の階段を降りなければ着かないそうだ。

しかも6分後には、駅に向かうバスが発車するらしい。
(゜ロ゜)

どうしよう、諦めるか…?



元を取らなければいけない。


もはや今回の旅のテーマだ。

俺は、ダッシュして階段を降りた。

その時、ある事に気付いた。


ベロン


サンダルの底が少し剥がれてたのだ!
(゜ロ゜;

長年酷使していて、少しずつツケが来たようだ。

だが、もう少し頑張ってくれ!

俺は、ダッシュした!!!

やがて階段を降りきり、1分で写真を取り




ラストスパートで階段を登った。

頑張れサンダル!

頑張れサンダル!!

そうエールを掛けながらダッシュした。

そしてバス停到着!

発車時刻まで、あと2分。

4分で全てをやりきったのだ!
(* ̄∇ ̄)ノ

サンダル、あんたは、ホントに本当に偉いよ。

帰りのバスの中、サンダルに感謝し続けた。

旅は、まだまだ続く。
宿から乗ったバスは、20分ほどで白浜駅に着く。

そこから、くろしお1号に乗り、紀伊勝浦駅に到着した。

今日の目的地だ。

世界遺産にも登録されている熊野古道を歩き、那智大社、青岸渡寺を参拝するのだ。

駅からバスで行く事約25分、大門坂というバス停で降りた。





バスは、神社お寺前駐車場というバス停まで出てて、そこからの方が、すぐに那智大社、青岸渡寺まで行けるのだけど、大門坂から、ずっと歩いていくのがおすすめコースらしい。

それに、ならう事にした。

さて、ここで降りた人は、たくさん居て、みな目的地は、俺と同じ場所だ。

方向音痴の俺は、彼らに付いていく。



やがて階段が現れ、そこを登っていくと端には、民家があった。



小学生の頃、学校の帰り道で、人んちの庭を通ったのを思い出す。

快く許可してくれた人もいれば、ダメだと言う人もいた。

仕方なく勝手につき進む事にし、見つかって怒鳴られ、すぐさま逃げたっけ。

歩きながら昔の回想をした。

やがて、こんな光景に出くわす。



二本の大きな杉は、夫婦杉といい、ここからさらに階段は、急になる。

登り登り登り
(°Д°)

まるで修行のようだ。

願いを叶えてもらうには、それだけ苦労しなければいけないのだ。

途中こんな看板を発見。


最初は、丁寧な言葉で途中から、ため口になり、最後は、関西弁だ。
(゜ロ゜;

もし破ったら、めっちゃ怒られそうや…。

守らなあかん。

さらに先に行き、階段が終わる。




この階段を登ってきたんだな、と思ってたが、ゴールは、まだ先だ。

しかも、また階段が待っていた。




中々、神様、仏様に会わせてもらえないね…。

だが行くしかない!

さらに登った。

これだけ長い階段、久しぶりだ。

オー!ハイボー旅行記でも行った事がある香川県のこんぴらさんを思い出した。


そして、ついに到着!!!




苦労した。

実に苦労した。

長い階段を登ったご褒美に神様、仏様に参拝する権利を得たのだ!

さて長くなったので、一旦ここで切り上げ、次は、参拝編。

旅は、まだまだ続く。
千畳敷から、今宵の宿にチェックイン。

俺は、宿は、できるだけ安い所を選ぶ。

その分、夜の飲み食い代に回すのだ。

しかし今回は、夏休み真っ只中ということもあり、ビジネスホテルやカプセルホテルまで、どこも空いてなかった。

唯一空いてたのが、ちょいとお洒落な旅館の和室で一泊二食という条件で、22300円もするのだ!!
(/ロ゜)/

今までのオー!ハイボー旅館記で、最高値の宿だ。

しかし他に宿はなく、ここを取られたら、野宿するしかなく、背に腹は変えられなかった。

覚悟を決め予約したのだった。

せっかく泊まるのだから、元をとらねばいけない!

まず温泉。

大浴場の湯心地は、最高だ。
( ´∀`)

しんみり湯が体を温め、疲れを回復させる。

他にも露店風呂には岩風呂、檜風呂、様々なタイプが楽しめた。

さすが高級旅館!

いつものビジネスホテルは、部屋についたちっちゃいバスなのでスケールが違う。

俺も、そんなに長湯するタイプではないので、すぐに熱くなったが、この日は、元をとらなければいけないので、一度湯から出て冷ましてからまた入り、

また熱くなったら、また冷ましてから入るというのを何回も繰り返した。

さすがにのぼせそうだな、と思った時にやっと湯から出たのだった。

風呂から上がり夕食だ!

再び元をとる時がきた。

和洋中、様々な料理が並ぶバイキング形式だった。
( ・∇・)

しかも寿司や刺身もあった!

寿司食いねい、て事だ!

ありがたいねい!

寿司も刺身も、もちろん確保。

他にも肉料理やパスタ、カレーなど色々あり、次々とたいらげた。





元を取らなければいけない状況なのでインスタ映えは、ご愛敬という事で。
m(_ _)m

しかも冷やし中華もあったのだ!



錦糸玉子しか乗ってないから、分かりづらいかもしれないけど、これは、冷やし中華だ。

きゅうりとハムが苦手なのだ。

そこも、ご愛敬という事で。
m(_ _)m

最後にデザートで締める。



ご愛敬です。
m(_ _)m

こうして盛大に食べつくし、大満足で部屋に戻った。

元を取る万歳だ!
\(^_^)/

そして部屋で飲んだくれる。



今日は、高級旅館に泊まっているので、生意気にもブランデーにした。

元を取るためには、安い発泡酒じゃいかんのだ。

こうして楽しい夜を過ごした。


翌日

朝ごはんも同じくバイキング形式だった。

焼き魚に納豆や海苔、サラダやウインナーに、ごはんとパンに塩焼きそば。

デザートにフルーツやヨーグルトまであった。

当然、次々とたいらげた。

元を取るのだ!

そして朝食後、白浜駅に向かうバスの発車時刻まで一時間もあったので、朝風呂に行った。

昨日の元を取る為に、編み出した入浴方法を今朝もやった。

こうして大満足の宿泊を終え、宿をあとにした。

22300円の元を取るのは、大変だけど、楽しかった。
(^_^)

ちなみに朝食の写真が無いのは、今朝、寝ぼけていてカメラを部屋に忘れたからだ。

ご愛敬です。
m(_ _)m

旅は、まだまだ続く。