2023.5.2.
9年ぶりに篠山城へ 今回は、以前見ていない馬出を見て回ります
篠山城には三箇所の虎口が在り、その三つとも馬出となっています。
大手口にある案内板からスタート先ずは、大手の馬出へ
残念ながら現在は一部の土塁跡が残ってるだけです。しかし!広場になっていて、濠の位置などある程度の想像は出来ました
外濠
それでは主郭部に
クランク虎口を抜けたら大書院です
最近話題になったキムタクの映画の撮影地にもなったみたいまだ見てないけど
沢山の甲冑が並んでいますもちろん復元の物だけどね
八上城城主 波多野秀治公の甲冑。
明智光秀の甲冑。
大書院の模型。
部屋も素敵です
そして、今回GETした御城印限定の物にしました スタンプも忘れずに
その他の御城印もココで買えます。
それから二の丸跡から大書院を 現在では大書院だけ復元され見る事が出来ますが、写真の広場(二の丸)には、当時沢山の建物が立ち並んでいました
二の丸から南側三の丸跡を見たとこ 篠山城って石垣の近世城郭だけど、外濠側は意外と土塁を積んでいる
そして、本丸へ
本丸には青山神社が建っています。
(天守台)
天守台はありますが、天守は建てられませんでした 理由は、堅固すぎるから天守はもういいという理由 当時の近世城郭には珍しく、ほぼ正方形の城です。元々、徳川家康が、豊臣方に睨みを利かせるために築城させました自分で築城させといて、ヤバ過ぎるから中止って(笑)
通常の城は、城内へ攻め込まれた時に門(桝形虎口)や、迷路の様な通路に誘い込んで撃退する方法です。これは、どの城でも言える事ですが、自分の城の虎口を守る時、自軍も死角になり、連絡に時間がかかるデメリットがあるからです。
しかし!四角いと、どこから攻められても視認しやすく守りやすい利点がありますなので沢山の門や櫓、天守は必要ないのです。
天守台上から
天守台上から
天守台から本丸
そして、埋門から三の丸へ
埋門
二の丸石垣。
三の丸から埋門
本丸石垣。
内堀と二の丸石垣
それから、二つ目の馬出へ
南馬出。
ここは特に大きな馬出で、巨大な土塁と濠が見応えありです
ここまで巨大な土塁が必要だったのか?もちろん、土塁の上には、塀や多門櫓があったので!
外から見ると、かなりの高さだったでしょう
濠
濠
そして、最後に東の馬出へ
こちらは、小さめですが、土塁と石垣で出来た馬出です
馬出から濠を
見やすくて良い馬出でした