サンクチュアリ | "little magazine"

"little magazine"

架空の雑誌"little magazine"のライターとして、詩や自由奔放な散文を書いてます:)

GW楽しかったなあ・・

お墓参り行って
浅草行って
新宿御苑行って

柏餅食べてお買い物して
お花見てお花拾って

いっぱいお土産もろた。

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風で飛ばされたサクラの葉、紫蘭、薔薇の花弁、ユリノキの花、藤


「気品があるもの

薄紫色の夏の上着
銀のお椀に盛った
甘葛の蜜をかけたかき氷

水晶の数珠
藤の花」
枕草子より抜粋


残りのお休みはもう家でのんびりしようかな、と思ったのだが

えいやっとメトロに飛び乗り
昨日は皇居東御苑へ行ってきました。


千鳥ヶ淵へは行ったことあったのですが、
東御苑へは初めてでして

大感激の一日となりました。


新宿御苑はデートやピクニックにいい。

アイスコーヒー買って芝生でごろごろすると気持ちいい。

皇居はちょっとセンスが必要かもしれません。

なんたって江戸城
お城の由緒ある庭園ですからして

少しドレッシーな装いが気分です。

また少しだけ日本の植物の知識が必要。


庭園の厳めしい門には
強面の係員さんによる入場チェックがあり

ピリッと気が引き締まります。

門を入ると石垣と松。
松、松、松

松を抜けると緑の木々。
木、木、木

もうこの辺りで、ツマラナイ人にはツマラナイ。

木立のなかで退屈そうにしている外人さん

多分、全然ワカラナイんだろうなあと思いました。

コブシ、萩、葛、ウメモドキ、紫式部、クチナシ、三又、カリン

木に触れて、見えない花に心を寄せます。


しばらく歩くと小川にユキノシタが咲いていた。

エゴノキ、ガマズミ、キンシバイと徐々に花が見えてくる。

ヤマボウシ、すごいヤマボウシ

池が見えてきて
紫蘭が一面に咲いていて

その水辺にひっそりと
薄紫色した菖蒲が佇んでいた。

あまりの美しさにしばし茫然。

モネの世界やん・・

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藤棚のしたでポーランドから来たという女性が
日本のおばちゃんと談笑していた。

蒼い瞳をした彼女は白いワンピースを着て
金色の髪にはティアラをつけていた。

その姿はまるで19世紀ジャポニスム(日本趣味)の絵画を見ているようだった。

もしかするとアーティストなのかもしれない。

西洋人は美の演出が巧みです。(ため息)

胸いっぱいになって庭園をあとにすると
濠に一羽の白鳥が泳いでいました。


新宿御苑の薔薇も素晴らしかった。

セピア色の薔薇
また秋に咲くかしらん。

あの薔薇園のプラタナス並木も私にとって聖なる場所。

そう、
日常生活のなかでどれだけ自分の聖域を見つけられるか。

カフェでも公園でも夕日が見える坂道でも

哀しいとき、落ち込んだとき、
自分がもれなく幸福になれるサンクチュアリ。

「面白き事も無き世をおもしろく」高杉晋作

「すみなすものは心なりけり」野村望東尼


こんなに素晴らしい風景に出逢えるのだから

重い腰をあげてどんどん出かけよう。

もちろん空振りの日もあるが、大漁の日もある。

じっと家に閉じ籠って一日スマホいじってたら

大切な何かを見失ってしまう気がする。