栄花というものは、素晴らしいときを一瞬にまで濃縮して表すものです
…未練がましく90回も勝つものではない
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・将棋馬鹿の生態を世に伝えようという
「盤上の詰みと罰」というやつです。
さて今回の症例は…22歳女性、イニシャルM.K。
五年前に前向性健忘と診断されて以来、制服コスで全国の将棋道場をうろつく生活を継続中。
(恐らくNot in Education, Employment or Training)
既往歴に将棋あり、元女流六冠と極めて重症です。

【そんな眩しい笑顔で初手56歩とかマジ勘弁】
女流トップクラスが普通に席料を払って道場に来るという絵面が何ともシュールですね。
アマチュア棋界には彼女を愉しませられるレベルの使い手も結構居ると思われるものの、
その多くは道場以外の世界に行ってしまわれます。
かつては漫画的存在でしかなかった女性棋士も、
例えば女流王座戦第一局を戦っていた二人のどちらか一方は三段まで行きそうな気がします。
そこから先は(一部の悪魔達を除いて)運が支配する世界らしいので何とも言えませんが…
まあ、精神的健康が最重要なのは間違いないです。
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・私が本格的に将棋を勉強し始めた十年前、
森内九段は名人・竜王・王将を次々と羽生氏から毟り取り…栄華の限りを尽くしていました。
(例の
奨励会時代を「たのしかった」の一言で要約できるような人が普通の人類なはずもなく、
この栄華は当初より約束されていたものでしょう。(誰かさんのせいで大分遅れましたが)
ただ渡辺氏に竜王位を明け渡したのをきっかけに、
築き上げたその栄華は一瞬にして鮮やかに喪われ…
後にはひとりの森内ファンだけが遺りましたとさ。

【手許にある唯一の将棋年鑑はこの年のぶん】
十年ぶりに竜王名人を占め、(ついでに西洋双六世界四位も獲って)棋聖挑戦も決めたはずが…
名人戦・棋聖戦ともにストレートで落とし、(熊坂先生にも敗れて)残る竜王位も風前の灯。
竜王戦第四局といい対久保順位戦といい本来あり得ない崩れ方を連発している現状だと、
ダニ先生相手にここから三連勝は厳しいかも。。
ひとまず12/3-4の第五局、巻き返しに期待です。
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・熊坂先生はNHK杯、敗れはしたもののB1棋士を引き摺り出したこと自体が偉業です。
途中優勢の局面も作り、終始怯まず前進に徹したことが後の竜王撃破に繋がったのでしょう。
…復活の目はまだ充分あります。応援してます!
・プロ編入に挑戦中の今泉先生(仮)も、二枚目な三枚堂四段相手の第三局は惜しくも敗け。
(よくわかんないけど逆転…なんでしょうね多分)
次の石井四段が五人の中で最も腕力の強い試験官と思われ、12/8は正念場となりそうです。
それにしても、中飛車一本でプロと互角に張り合えてる時点で最早漫画のキャラですよ。。
…そんなこんなで今月も気になるニュースが多く、
勉学の邪魔になること著しいゲームなのでした。
p.s.
DEEP BLUEと熱戦を繰り広げた伝説の元チェス世界王者 Garry Kasparov と、
我らが将棋星人 Yoshiharu Habu のチェス対局が11/28に実現するそうです!
電王戦のおまけ扱いされてますけどどこからどう見ても明らかにこっちが本編ですね(笑)
p.s.('14-12-08)
カスパロフ氏は御丁寧に羽生氏の個人研究まで行い、美しいチェスを魅せてくれました。
そして…今泉先生、おめでとうございます。(元司→晶司→健司の流れに運命を感じます)
[樋屋奇応丸が平仮名表記になって尚更わけがわからなくなった気がするのは私だけ?]












