昨日3月8日
日本では馴染みの少ない
「国際婦人デー」でした
「国際婦人デー」のいわれは皆さまでお調べいただきたいと思いますが
昨日、はたと思い出して、ミンスクのアパートの大家さんとモスクワにいるかつてのルームメイトに花束の画像を送りました
この日は男性から女性へ花束を贈るのが習慣になっていますが
日本のサイトを調べると「ミモザ」の花束を贈るとか
ってんでミンスクとモスクワの二人にはこの画像を送ったんですが
ミンスクいる時に聞いたらバラでもなんでもいいそうで...
でも花の本数やら色やら なにかとルールがあります
Xやテレグラムにもその関連の動画やらニュースが溢れていて...
そんな中で
こんな動画を見つけました(日本語に訳されています)
↓
🌹#ロシア軍 は2022年に #ウクライナ の #ゼレンスキー 体制から解放したメリトポリ市で #国際女性デー を祝った。都市を防衛する兵士らは市内の女性らに花束を贈った。 pic.twitter.com/MzZqnYQ4dx
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) March 8, 2024
兵士が軍用トラックから降りてきて街の女性に花束を渡している風景なんですけれど
気づいて欲しいのはこのキャプションです
「"2022年にウクライナのゼレンスキー体制から解放した"メリトポリ市」
これがロシア側の立場なんですよね。
2014年からの歴史を辿っていくとこうなります。
今回の"Special Military Operation"(特別軍事作戦)の目的は、まさしくこの「ゼレンスキー体制からの解放」つまり”ウクライナ政府によるロシア文化の排除・弾圧”からの解放にあるわけです。
で、動画をご覧になっていただくとわかるように
日本をはじめ西側諸国が非難してやまない
「ロシア占領地域」
では、実に平和で、市民はごくごく普通の生活を送っています。
これくらいのことは親ロシアの国だけじゃなくてアメリカはじめ西側諸国の学者・為政者たちはみんな知ってる。
もちろんベラルーシやロシアの市民はみんな知ってる。
アメリカの軍事産業の利益ためには、あくまでウクライナは「かわいそうな国」であり続けなくてはならない。
先日、朝の報道番組(S口さん司会)でコメンテーターが
「ロシアの目的はウクライナを完全に叩きのめすことだ」
と叫んでいましたが
苦笑...
まあこれがウクライナ情勢を語る人々のレベルだと感じてしまいます
これまで何度も申し上げていますが
私は多くの犠牲者を産み続けているという部分で、ロシアのしていることを擁護するつもりはありません。
いかなる理由や経緯があれ、戦争に正義というものなどあるはずがない。
でもね...
今の日本のスタンスが本当に正しいかどうか
ウクライナを支援してロシアに制裁を課し
ガザの現状には沈黙する
いったい何人の人たちが失わなくてもいい命を失うのか
ちょっとそれがまた言いたくて書いてみました
私は沈黙しませんよ...