重症者数 減少傾向へ! | 上下左右

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台湾の早期TPP加入を応援する会の代表。
他にも政治・経済について巷で見かける意見について、データとロジックに基づいて分析する・・・ことを中心に色々書き連ねています。

連日新型コロナウイルスの重症者数が大袈裟に報じられていますが、新規感染者数がピークアウトしただけでなく重症者数もピークアウトの兆しが見え始めました。

(データ・グラフは毎度お馴染み東洋経済オンラインから引用)

重症者数は8月18日・19日と連続で減少しています。7月14日・15日や同30日・31日と2日連続で減少したことは過去にもあり、たった2日で判断するのは軽率だという見方もあると思いますが、今日と7月とでは『入院治療等を要する者』の状況が全く異なります。


もちろん例外はありますが、概ね感染からの状態の変化は『陽性判定→入院治療等→重症化→死亡』という流れになります。
7月はいずれもこの『入院治療等を要する者』が拡大傾向(30日・31日はほぼピーク)であり、重症者数が増えるのは当然と言える状況でした。しかし直近では明らかに『入院治療等を要する者』の数が減少しており、今後はそれに伴い重症者数も減少傾向になると予想されます。
過去記事[新型コロナ第2波重症者、第1波と同水準になる可能性]で書いたとおり重症者数の増加を危惧していましたが、今後増えたとしても第2波の重症者数は精々250名程度、多くとも300名には届かないものと思われます。
死亡者数のピークはまだ先になるでしょうから、重症者数が減少に転じたらマスコミは次は死亡者数で騒ぐでしょうが、ようやく出口が見えてきました。
盆休みの影響が現れ始めて実効再生産数が再び上昇の気配を見せていますが、何とか1.00は下回っています。

終わりの見えないマラソンは辛いですが、希望を持って日々を過ごしましょう!