「JRA」は「田中勝春」騎手(52歳、美浦・フリー)が31日(日)を以って騎手を引退する事を発表した。
1989年3月4日に中京2Rで「チャンピオンミナミ」に初騎乗して6着、その後はストレスから「バセドウ病」を患い、半年間の休養経て、10月21日の東京6Rで「セキテイボーイ」に騎乗して初勝利。
その年にデビューした新人騎手の中では最も遅い初勝利となった。
同期に佐藤哲三、角田晃一らがいる。
1990年の「京成杯オータムハンデキャップ」(G3)で「オラトリオ」に騎乗して重賞初制覇。
1992年の「安田記念」で「ヤマニンゼファー」に騎乗してG1初制覇。
2004年9月11日には中山10Rを「ヒシフェアレディ」で勝利。
当時、史上20人目、現役9人目となるJRA通算1000勝を達成。
2007年の「皐月賞」では「ヴィクトリー」で約15年ぶりのG1制覇。
更には「シンガポール航空インターナショナルカップ」を「シャドウゲイト」で海外G1初制覇。
2023年12月7日に2024年度の調教師試験(新規)に合格。
翌2024年1月1日付で調教師免許が交付される為、2023年最後の中央競馬開催となる28日(木)が最後の騎乗となる見込み。
12日(火)の時点で通算成績は2万644戦1809勝(内、G1・2勝を含む重賞51勝)。
平地は2万642戦1809勝(内、G1・2勝を含む重賞51勝)。
障害は2戦0勝。
尚、28日(木)の「中山競馬場」の「パドック」で最終レース終了後に「引退式」が行われる。
以上。
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