㊲やらかした大失態 | ごきげんに生きて もっと自分を好きになる ヨガ コーチング

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             ヨガドロップス主催 オンライン骨盤ヨガ 後藤 眞由美

こんばんは。

後藤 眞由美です。

本気で自分とじっくり向き合う事を決意し、振り返りを綴っています。

時々出てくる、まゆこ とはこの人のことです。

登場上人物は、仮名の場合もあります。


前回の話はコチラ右矢印㊱グーで殴ってやりたい!

金融機関で、働きはじめた私。

高校生の時は、

3時にシャッターが閉まって、仕事が終わるなんて、楽でいいな〜、

と思ってた能天気者(汗)

現実は、とんでもない‼︎(当たり前)

シャッター閉まってから残務処理して、収支が合うまでは緊張しっぱなし。

収支が合わない時は、皆、必死で、

現金、伝票、為替、機器類を見て、

原因を探し回ります。

誰が、どの機械で、何時何分何秒に打ち込みしたのかわかるので、私のミスだったらどうしよー、ってドキドキです。

ですが、金額からあらゆる可能性を探し出すと、すぐに見つかる事の方が多かったです。

原因が誰であれ、『見つかってよかった。』という感じで、誰を責めることなどは、なかったのが救い。

ある金曜日のこと。

収支が合わず、何としても、原因が見つからない。

夜も遅くなり、女子職員は全員帰宅。

最終的には、役席のみ徹夜で現金、伝票、為替、機器類とにらめっこ。

そして休日の翌朝、

職員から連絡があり、まだ原因がわからず、とのこと。

休日出勤して、再び職員総出で、探し始めました。







『わかりました・・・。』

『申し訳ありません。』








私のミスでした。

嫌なことは無いことにする術を、身につけてた私でも、無いことになんて、出来ない現実。


『あ〜良かった。』

徹夜した役席の方々が、みんなそう言ってくれました。

でも、私は、どんなに平謝りをしても、罰悪く、消えたいくらい、情けない。

《どうして、昨日のうちに、見つけられなかったんだろう・・・。》

《もっと、朝早く来て探していれば、もう少し早くに見つけられたのに・・・。》

《なんてバカな事を、してしまったのだろう。》

《私のせいで、徹夜させてしまった・・・。》

自分を攻める、まゆこの声でいっぱい。


自宅に帰るのも、嫌だった。

母に、言うのが嫌だった。

その日は、母とお出かけする予定だったので、母は私の帰宅を待ってる。

案の定、帰宅すると、車から降りる私を見て、西の部屋の窓越しに、

『見つかったの?』

と、聞いてきた。

私は、うつむいて言いました。

『うん、眞由美だった。』


IMG_7836.jpg

そう言った後に、素直でない私は、強がって笑って見せた。


すると母は、

『なに笑ってるのよ。

自分が原因で、よく笑ってられるね。』

と、怒り出した。


「うるせーなー。」

と思った。

やっぱり、家に帰りたくなかった。

今、思い返してみると、

母の言う通りです。

ごもっともでございます。

ただ・・・

ただ、きっと・・・

あの時の私は、

母に、私の気持ちに、寄り添って欲しかったんだと思う。

共感した言葉を、いいえ言葉じゃなくても良かった。

ただ、見守ってもらえるだけでも、良かったのかもしれない。


甘えて育った私は、どんな時も、味方が欲しかったのだろうけど、

30年も前のことを、いま改めて思うと、

依存心いっぱいで、

自己中心だな、って感じる。


誰かに、優しい言葉を、かけてもらいたい。

ミスを犯した心の傷を、癒してもらいたい。

他力本願⁉︎

当時の私は、それが精一杯だったのだと思う。

歳を重ねた今、この大失態をバネに、次の仕事に繋ぐことができる強さを、持っていたら⁉︎と思う。

つづく右矢印㊳先輩と再会♡





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まだお読みでない方、覗いてみてね。
後藤 眞由美ってどんな人?

本気で自分とじっくり向き合う事を決意し、
振り返りを綴っています。

幼少期から結婚までの
25年間を向き合った全50話
【向き合う旅〜まとめ〜】

振り返りの中で、一人の時間が好きなことに、気づき、更に掘り下げていった10話
『一人の時間が好き 〜まとめ記事〜』

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