どもども、
女装モデルの八屋虎子。です(`・ω・´)
ブログのタイトルを
「女装モデル八屋虎子。の
前者のための前者後者論」に変更しました♪
別に、前者後者の話しか
しなくなるわけじゃないけど
目印として
分かりやすいかなぁ~って。
はい。
というわけで、
今回、前者向けにご紹介したいのは
後者の「お題トーク」について。
これ、初めて聞いたときは
よく分からなかったんだけど、
多分、こういうことだよってぇのを
説明していきます。
どちらが良い悪いではなく
それぞれの会話の基本方式は
こんな感じなんだよ♪知っておいてね。
っていうだけです。
まず、我々、前者の会話は
「キャッチボール」に例えられることが多いです。
例えば、(登場人物A/B/C)
A:俺、この間、貝の食べ放題に行ってきたんだよねぇ~
B:へぇ~、そうなんだ!あれ?Aくん、貝好きだっけ?
A:うん、普通に好きだよ~?美味かった♡
B:いいねぇ♪場所は~?どのへん~?
A:えーっと、千葉の館山ってところ!
B:あー!ねぇ、あの辺って
魚介の食べ放題やってるところ多くない?
A:うん、ちょっと車走らせたら
あっちこっちにあったよ~?
B:だよねぇ、私もちょいちょい
看板見ることはあっても行ったことはなかったんだよねぇ~
A:あ、そーなんだ。ん?ってことは、あの辺りにはよく行くの?
B:いやっ、実は昔、通っていた専門(学校)があの辺だったのよ。
A:あ~、なるほー!何の専門?
B:医療福祉~、って今は全然違うことやってるけどねw
A:あれっ!?医療福祉って確かCさんもそうじゃなかった?
C:俺じゃなくて、俺の嫁がな、元看護師。
A:あーそうだったそうだったw
B:Cさんの奥様はどれくらいやられてたんですか?
C:ん~どうだったかなぁ?10年以上はやってたんじゃないかなぁ?
Bさんは?結構やってたの?
はい。
これが会話のキャッチボールです。
話題が流動的で、
その場の状況・流れに合わせて
最初の「貝の食べ放題」から
「専門学校」の話に移り
そこから「Cさんの奥さんは元看護師」まで
行きつきました。
次に
後者の「お題トーク」を見てみましょう。
(登場人物A/B/C)
A:俺、この間、貝の食べ放題に行ってきたんだよねぇ~
B:えっ!私もこの間行ってきたよ!?
はなまるうどん初めてだったけど、
自分でかき揚げとか天ぷらとか取るの
なんかテンション上がったw!
おいなりさんも付けちゃって
結局、うどんがあまり食べられなかったw
A:わかる!私もホタテとかカチカチ(トング)で取るの難しくて
めっちゃ苦戦したw何個か落としたしw
あとカレーも美味しかった!
最近出来た店らしくって
綺麗だったし結構オススメ!
B:あ、ねぇ、そしたらさぁ!
代官山にあるAって大型書店!
そこも割と良かったよ!
内装も本屋とは思えないほどお洒落で、
休憩スペースも、ベンチもあるし、
スタバも併設されてたから時間も潰せるし。
C:わかる!私もイケメン店員さんの
顔が見れるだけで幸せw
はい。
これがお題トークです。
今回は「お題トーク」を説明したかったので
あえて激し目に書きました。
くれぐれも後者が
必ずこのような会話をしているわけではありません。
これは説明用です。
では、解説します。
「お題トーク」とは、
ひとつのお題に対して
それぞれが好きなように
思ったことを口に出してみる会話方式のことです。
その「お題」自体は、
個人個人が気になった個所をピックアップして
「お題」として話します。
はい。
まず冒頭のここですね。
A:俺、この間、貝の食べ放題に行ってきたんだよねぇ~
B:えっ!私もこの間行ってきたよ!?
はなまるうどん初めてだったけど、
「貝の食べ放題」から
「私も…」と切り出したにも関わらず
全く関係のない
「はなまるうどん」が出てくる下り。
これは、Bさんが
「お題」を、「貝の食べ放題」ではなく
「外食をした」という「お題」として
引っ張ってきたために、
はなまるうどんの話が出てきました。
A:俺、この間、外食したんだ~
B:えっ!私もこの間、外食したよ!?
このくらいの感覚です。
例えば、以下のくだり、
A:あとカレーも美味しかった!
最近出来た店らしくって
綺麗だったし結構オススメ!
B:あ、ねぇ、そしたらさぁ!
代官山にあるAって大型書店に行ってきたんだけど、
そこ割と良かったよ!
一見すると、何が「そしたらさぁ!」なのかが不明で、
Aさんがせっかくオススメと
言ってくれているのに
その話題をぶった切って
全く関係ない大型書店の話をしだす場面ですが、
ここでは「「最近出来た店」というお題=大型書店」という
つながりがあるので、
本人としてはなんら違和感のない流れになります。
B:自分でかき揚げとか天ぷらとか取るの
なんかテンション上がったw!
A:わかる!私も、ホタテとかカチカチ(トング)で取るの難しくて
めっちゃ苦戦したw
Bさんのうどんの話を
ガン無視して、ホタテの話をしているように見えますが、
ここでは「トング」という共通項で会話をしています。
B:スタバも併設されてたから云々。
C:わかる!私もイケメン店員さんの…
これは簡単ですね。
Cさんの中では「「スタバというお題」=イケメン店員」の
構図が脳内にあるようです。
さて。
ここまでの説明では
「お題トーク」がなんたるか。
よりも、
本人の中では
繋がりがあるんだよ(悪意はないよ)
という解説に注力し過ぎてしまった
きらいがあります。
ですので以下では
もっと分かりやすい
あからさまな会話例をご紹介します。
「お題:コーヒー」
A:最近、コーヒーにハマってるんだよねぇ~
B:わかる!ティーカップ集めるの好き!
C:・・・(興味のない話題なのでスルー)
D:私、なにげに安っい缶コーヒー好きだったりするw
A:私なんか豆を選ぶところからこだわってるよw
C:砂糖たくさん入れてもらえたらなんとか…
B:私はティーカップから食器にもこだわり始めちゃって~
D:ってか最近の缶コーヒー絶対美味しくなってるから!
はい。
あえて激しく書きました。
「コーヒー」という一つのお題に対して、
それぞれが自分の、
おもいおもいの「コーヒー話」を提示し合います。
これが「お題トーク」です。
さて、
ここからは余談になります。
後者は
自分の興味のない話題は
「流す/スルー」する。
というのが会話における基本スタンスです。
もちろん、仕事上どうしても
聞かなければいけないなどの
状況下では、この限りではありませんが、
基本的には
「興味がない」=流す/終わらせる/スルーです。
また、逆に
聞き手ではなく
話し手になった際には、
「自分の興味のある話題を
場に提示」します。
一方、前者の場合は、
相手の話に
興味があろうがなかろうが、
つまらなかろうが、
退屈だろうが、
気遣い/配慮/マナーとして
その相手の話を最後まで聞いてあげたり、
(相手の話に乗ってあげる)
相手の好きそうな話題を振ってあげたりします。
ただ、
その行為は、
後者さんから見れば
『聞いてくれる(乗ってくれる)=興味がある』
と、素直に受け取りますので、
結果的に、
後者さんが嬉々として自分の話を語り続ける
という構図になりがちです。
前者のターンは一生訪れません。
はい。
もちろん、後者に悪気はありませんし、
悪気がないからと言って
前者が我慢しろという話でもありません。
前者のみなさんにとっては
その会話の相手が
よほど嫌いで憎い相手でもない限りは
「相手の話を流す/スルーする」ことは
出来ないと思います。
ここで
すれ違いが生まれます。
前者:
「スルー」
=わざとかな?私のこと嫌いなのかな?悪意があるのかな?
後者:
「スルー」
=別に。なんともない。いつものことだけど?
後者さん自身は
「流される/スルーされる」ことも
日常のことらしいので
前者がそこまで思いつめなくても
大丈夫なようです。
以上、会話の違いの説明でした。
ってことで~