”深夜の散歩”part 2 | いつか旅立つ日が来たとしても

いつか旅立つ日が来たとしても

ひとりと一匹と、その日々のこと。

以前投稿した深夜の散歩
年を重ねるごとにおまえは大胆に
なっていって
オレが帰宅した時に、こっそり
ドアの隙間から抜け出すことが
多くなったけれど
行動範囲は相変わらず半径2mで
廊下から中庭を覗くのは
すっかりルーティンになっていた
時にはオレも覗き込んでみたが
何がおまえの興味をそれほど引いたのか
遂にはわからなかったが。
あの廊下にオレも座り込んで
もっとおまえと過ごす時間があっても
良かったと今でも思う