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ドイツの経済相は、2012年の初め頃、公式文書で、「連邦政府や重大なインフラのオペレーターにとっては、※Trusted Computing技術の使用は承諾しがたい、という結論を政府が下した」と発表しています。
「さらに、Trusted Computingの技術を使用したMicrosoftのOS、Windows8を利用することはNSA(米・国家安全保障局)などの諜報機関に、コンピュータのバックドアをいつでも自由に利用される危険性がある」と警告していたのです。
この大元の記事がこれ。(2013年8月25日)
「ドイツ政府は確証を持っている:重要な(政府機関や銀行のような)独立的主体であれば、NSAのような第三者によってコントロールされないよう、TPM 2.0が組み込まれているWindows8は使用しない」。
この記事の前にも、NSAによる通信傍受について警告文がドイツ政府から出ています。(2013年8月21日)
「リーク:ドイツ政府はNSAにつながっているWindows8を使わないよう警告する」
このドイツ政府の公式発表は、「TPM2.0というセキュリティ・チップ(特別監視用チップ)が搭載されているWindows8のユーザーの情報は、 すべてNSAに流れている可能性がある」と警告しているのです。
要するに、Windows8+TPM2.0を使っているユーザーのPCには、NSA用の裏木戸が設定されているので、いつでも出入り自由の状態になっているのがWindows8と、そのバージョンだということです。
このチップ「TPM2.0」の仕様設定に関わっているのはTrusted Computing Group(AMD, Cisco, Hewlett-Packard, IBM, Intel,
Microsoft, and Wave Systemsなどによって構成されている業界の利益団体)。
TMS(Trusted Platform Module)とは、ソフトウェアがコンピュータ上で実行可能か、または実行不可能かを判断し、コントロールを行うチップのことで、これによって、ユー ザーがダウンロードされたビデオやソフトウェアを実行するしないを選択することが可能になっています。
しかし、バージョンアップされたTPM2.0では、常にそのコントロールがOSによって行われ、ユーザーには選択権がなくなるのです。
ということは、このチップが組み込まれているMicrosoftのWindows8によって、あなたのコンピュータがコントロールされてしまうことになるのです。
もし、法律の改正や新法の制定によって、NSAが強制的にMicrosoftからTPMキーを獲得するという事態になれば、NSAはWindows8が搭載されたコンピュータにバッグドア(裏木戸)を持つことができるようになり、自由に、あなたのコンピュータや携帯端末に入り込んでデータを見たり、盗むことが可能になってしまうのです。
ドイツ政府が早々と警告を出したように、今回の中国政府によるWindows8使用禁止令も、「NSAのスパイ防止対策」だとしたら、中国に続き、ロシアやブラジルもいずれ同様の措置を取り始めるかもしれません。
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