妄想トレイン -17ページ目

妄想トレイン

科学では説明しきれない人間の無限の欲望を惜しみなくさらけ出す赤裸々ブログを、こっそり始めました。

慣れってすごい。


一週間前に左下の奥歯から二番目の銀歯が取れた。

まるっと銀歯だったから、ほぼ歯が無い状態。


歯医者に行ったらもう抜歯になるだろうと。

まだいろいろ調べてから治療を進めるとのこと。

早くどうにかしてほしいと思いつつも、

次の予約が再来週しか空いてなかった。

困ったな、食べにくいな、隣の歯に影響ないのかな、

とか思いながら、

食べる事がぎこちなく違和感まみれだった。

でも、いつのか間にか今はもう

その歯がなくても物を食べる術を習得した感じ。


時々はそこに歯がないなんて忘れてしまっていて、

舌がボコっと隙間に入って

「ああ!そうだった!」

と思い出す。


しかし、人間と言うのはこういう時が一番危ない。

二次災害が生まれる可能性が高い時期。

舌を噛んだり、他の歯や歯茎を痛めたり。


歯が無いことを気に病みながら生きるのも辛いけど、

歯が無い事を忘れないように生きるのも、

結構ツライ。


若い頃から歯が弱くて、

人生で歯について悩む時間を総合したら

結構な時間になる。

こんなことなら総入れ歯の方が楽なんじゃないか、

とすら思ってしまう。


早く60才になりたい。

そしたら心置きなく私は総入れ歯にする。

私のこの適応能力さえもってすれば、

入れ歯に慣れる日もそう遠くないに違いない。




豚汁。

実家の母が「持って帰りなさい」と作ってくれた。

私はウホウホな気分。

母の豚汁は美味しいし、

何よりもこの寒い季節にアイツは心身をホッコリ温めてくれる。


「ごはんだよー!」

と息子を呼ぶと、

「これいらん。」


確かに子供には嬉しくないメニューかもな。


それにしたって美味かった。

食べ物を食べてホッと安心感を得るなんて、

どういうシステムなのかと思ってしまうけれど、

食べ物って口とか胃だけじゃなくて

記憶とか手の感触とかそういうものも使ってるのかな。


子供の時の記憶とか気持ちを、

子供の頃から書いておけば、

自分の子供の気持ちがすんごい分かった筈だろうな。

10年前の日記を読んでも、

その時の自分の感覚に驚く事もあるし、

それが30年前なんていったら、そりゃもう別人だろう。


じゃあ今息子に

「お前の気持ちを今のうちに綴っておけ」

と言ったって、

やっぱり夕食に豚汁が出て来て喜ぶような年にならなければ、

「そうだね、書いておくよ」

とはならないだろうし。


ということは、息子も38才になったら私と同じこと思うのかな。


ということは38才の息子に向けて

「自分の気持ちを書いておけばよかったと思っているだろう?」

と綴っていたら、

「まさにそうだよ!母ちゃん!なんで早く言ってくれなかったんだ!」

って怒られるかもしれない。


かと言って今教えてやっても、

まだ豚汁の良さも知らないあいつには伝わらないだろう。


「勉強しておいた方が良いよ」

とか

「歯は大事にしといた方が良いよ」

とか

「そのおもちゃ、将来プレミアつくから壊さない方が良いよ」

とか

「医者とか弁護士になりそうな子と友達になっておいた方が良いよ」

とか教えてやっても、

意味がわからんだろうね。


大人の言う事って、

ちゃんと聞いてた方が良かったなぁ。


って38才頃に思うよって、

息子にとりあえず伝えてみようかな。





今から歯医者に行ってくる。

最近の歯医者は予約制が多いから、

予約の時間までなんか落ち着かない。


いくつになっても歯医者は嫌だ。

しばらく虫歯にはなってないけど、

歯茎の方がどうにも良くない。

時々腫れたり、根っこが痛む時がある。

「虫歯じゃないから様子をみよう」

と言われても、

痛いのになぁ、

って思いながら家に帰る。


今日の治療は痛いのかな。

銀歯取れちゃったからまたいろいろするんだろうな。

肩凝るな。


嫌だなぁ。



しばらくサボっていた養命酒を再開したら、

コンチクショウなくらい調子が良い。

30代で飲み始めるのは、

最後の砦を使っちゃう気がしてナニだけど、

こんなに調子が良くなるならもういいや!


食欲があるって素晴らしい。

少しくらい太ってもやっぱり

「食べたい」

と思う事は幸せなことだな。


まだマスクを外すのはやめてるけど、

自分的には完全復活。

あんなにマイナス思考の

鬱の一歩手前みたいな気持ちだった自分はどこへやら。

私って真性B型やなぁ。


大人になって時々、

子供の時の感覚にフラッシュバックする時がある。

理由なきウキウキ感もあれば、

理由なき不安感もある。


不安感は独特だ。

大人だったらどうにでも容易に解決出来る事なのに、

あの時と同じくらいどうしようもない不安に駆られる。

大人になればそういう気持ちから解放されると思ったのに、

全然まだまだ付きまとってくる。

80才くらいになったらさすがに解放されるかなぁと思ったけど、

こないだ親戚の90才のじいさんが、

娘が外出している時に家に一人でいると不安で仕方ないから、

携帯電話をいつも胸ポケットに入れていると言っていた。

90になっても解放されないんだぁと思った。


人間は死ぬまで何かしら不安でいなきゃいけないのかねぇ。

まったく厄介だ。




微熱が続くしだるい毎日。

おかしいなと思ったら、

マイコプラズマ肺炎だった。

保育園でも周りでもぜんぜん流行って無いのに、

なんで私だけ・・・。

胸の痛みに耐えながら泣けて来る。

どんなに身体がきつくても、

寝ていられない事にまた、泣けて来る。


病院の帰り道、息子のオムツを買いにドラッグストアへ。

数日が買い物に行けないと思い、

両手に三つの買い物袋。

左の胸と背中の痛み、だるさ、吐き気に、

どうしようもない不安と心細さに襲われた。


でもこんなところでへこたれていられない。

「よし!頑張れ!私!」

初めてテレビドラマの主人公の様に、

大声で独り言を言った。

そうでもしないと泣き出しそうだった。

二人の息子のお迎えにも行かなきゃいけない。

ご飯を食べさせないといけない。

洗濯しないといけない。

お風呂に入れないといけない。

出来る訳ないやん!!!

こんなにきついのにできないよぉぉぉぉっ!!!!!!


小さい頃に何度か体験したことのある、

迷子になった時の孤独感というのか。

感覚的にはあの時の気持ちと同じだった。

この世に自分を助けてくれる人は誰もいなくて、

知らない世界に独りぼっちにされたみたいな。


シングルマザーってすげえと思う。

そうなった成り行きは知らないけれど、

結局は一人で子供を育ててるんだもんな。

私、絶対できない。

こんなへぼい体力じゃ、無理。

無理無理無理無理無理。


旦那のこと、大事にします。



役に立たないけど、いた方がいい。






スーパーで買い物をしていたら、

アルバイト募集の張り紙があった。

時給720円で、実動7時間


720×7で、一日5040円


7時間働いて5040円か・・・・・・


そう思うと、私の仕事なんて甘っちょろいなぁ

とか、妙に凹む。

自分と同じような年の子供を抱えながら

7時間も働いて5千円ちょっと。

私はなんて甘っちょろい毎日を過ごしているんだろう。


これでキツイとか大変とか言っている自分がクソに思えて来た。

ここは一発がっつり店を構えてガンガンに働くか!


と思ったけど、

多分二日後にはこの気持ちも萎えてくる。

心がすぐに萎える。


そんな毎日。




自分の気持ちが自分で分からなくなった時の判断は、

ほぼ血迷った方を選択する気がする。


誰かと話しながら冷静に順を追って考えて行くと、

「は!私すっごい危険な事しようとしてたのねー!」

と気付く。

これは絶対に一人でやっちゃいけない作業だなあって

昨日つくづく思った。


自分の野望と、越えてはいけない領域との距離が

よく分からなくなる。

背負うものが増えると、臆病にならざるを得ないんだな。

臆病な判断をとるしかないんだな。


ギャンブルをしに行く前は、

絶対勝てると思っている人がほとんどだと思う。

少なくとも私は人生の中で何かしらの選択をする時、

あの時の高揚した気持ちと似たような気持ちになる。


人生はギャンブルだ。

って誰が言ってたかな。

ギャンブルで成功する人は少ない。

だから人生で成功する人も、そうたくさんいないはず。

だったらやっぱり概ねの人が守りに入った選択するべきかも。

もちろん私も。


私って男性ホルモンが多いんだと思う。

本能みたいなところが男の思考回路で回る事が多い。

でも実際は女だから、

多額の借金をして何かをおっぱじめようとはしないところが丁度いい。

目の前にあるものしか使わない。


あー、男じゃなくてよかった。






人生の分かれ道。


とまでは言わないけど、

店を移転するのにはものすごく勇気がいる。

しかも今度はちゃんとした店を構えなくてはならない。


計算しても、数万円の経費の違いだけど、

やっぱ怖い。


一人身なら全然怖くないんだけど、

子育てとの両立が、難しいんだろうなぁ。

難しくないんだとしても、

難しいと思ってしまう辺りが、

難しくさせてるんだろうなぁ。


しょぼい人間だ、ほんと。


何回計算したって、

未来の計算はできない。

何回イメージしたって、

想像通りにはいかない。


今までの人生で、

そんなことは分かり切っているんだけど、

あと一歩、誰かに背中を押されないと進めない自分がいる。

美輪あきひろとかイチローとか中田ヒデとかに、

「大丈夫よ」

って言われたら、明日にでも移転の準備を始めるのになぁ。

言ってくれないかなぁー。

5万払うから言ってくれないかなぁー。






宇多田ヒカルって、そういう運命なんだと思う。

どうやったって、普通の静かな世界に座らせてもらえないんだろうなあ。


世界を唸らせる才能に、

羨ましいと思う人もいっぱいいると思うけど、

東京で生まれ育った人が、

老後に無理矢理、九州のド田舎に自分の居場所をつくるような、

そんな気持ちと同じ感じになる時もあるだろうなぁ。


今日テレビで、

昔天狗になってた芸能人がその頃の自分を暴露する的なのやってて、

「今は反省している」

とか

「恥ずかしい」

とか言ってたけど、

天狗のままで一生生きていける人もいる訳で、

それで生きていけるっていうことは、

いい意味でものすごい事だとおもう。


自分を強く持って、人に左右されずに生きて行きたいけど、

結局は、周りの目を納得させなければ自分の居場所は無くなる。


山の中に籠って仙人みたいな生活を送る人とか、

平気で公園のベンチで眠るホームレスの人たちって、

ハートが強いよなぁ。





昨夜はほんとに腹立った。

この苛立ちをどうやって抑えようかと思ったけど、

今朝は笑って「おはよう」と言う事ができた。

私も成長したなぁ・・・・・。


”この人と別れるつもりはない”


という言葉を念頭におけば、

何もかもがどうしようもなくなるから、厄介だ。


こいつがただの恋人なら、

間違いなくいますぐこの部屋を出て行って、

次なる理想へと旅立っているだろう。


いや次の誰かなんていなくてもいい。

もう無理だって、よく分かったし。

私はだれかとツガイになる事が不可能だともう分かった。

もう分かった。


けれどもうこうなった以上、進むしかない。


自分の許せる範囲で無理をして、

前向きに事が進んで、

それでいて私に何かのメリットがあって、

相手に若干のダメージを与える事ができて、

子供に悪い影響がなくて、

将来飛び立てる準備が出来て、

精神が苦痛にならない方法を、

編み出すしかない。


例えば今回のように、

ホントはお前の頭など必要ないけど、

何の答も出す事ができない旦那に一応相談事を持ちかけて、

結局私の判断で物事が決まったのに、

終わってしまってから

「やっぱりあっちの方がよかったんじゃないか」

などどクソみたいな後悔の意見を発するボケナス野郎に対して腹が立った場合、

その怒りを思いっきりぶつけたり、

シカトを続けることは簡単だけど、

正直めんどくさいしそのパワーすら勿体ない。

だから、

「ほんとだねぇ、間違っちゃったねぇ」

と答えながらも、

そのまま構わず進み続ける。


というような方法でいこうかと思う。


もう最初から相談せずに物事を決めて、

「勝手に決めちゃったの?」

と言われたら、

「うん、ごめんねぇ、次は相談するから」

と言っておいて、また相談しない。


というような方向にしていこうかと思う。


そう考えたら、

朝、彼に向かって笑う事が出来た。


よし、がんばろう。