ドラマの綺麗事を並べた臭いセリフに反吐が出そうになる。
そんな時っていうのは、
大抵自分の気持ちが濁っている時。
世の中そんなスウィーティーじゃねえぜ!
って思ってる。
ってことは、何かしら人間の嫌な面に遭遇している時。
ドラマに出ている役者さんは、
自分の気持ちが濁っている時にこんなセリフ言っていて、
気分が悪くはならないのだろうか。
「誰もこんなこと思っちゃいねえぜ」
とか思わないのだろうか。
たくさんお金を貰っているんだから、
何でも言えるか・・・。
『おしん』を観て、
伊東四朗が視聴者から
「おしんをいじめるな!」
とか散々言われ、
おしんの女優のところには
大量の米が送られてきたと言っていた。
テレビってそういうところが怖い。
あんなの作り話で嘘っぱちなのに、
想像以上に感情移入してしまう人も実際にいる。
貧乏な少女役を演じても、
「カット!」がかかった後は、
何万もする服を着て高級マンションに帰っているのに、
そう思えないまま彼女を見つめてしまう。
俳優が言った人情溢れ心に染みる言葉も、
彼が頭で考えて発した訳じゃない。
彼が困難を必死に乗り越え悟った訳じゃない。
それなのに、
そういう演技が平然と人前で良く出来るもんだなあと思う。
それが仕事だからと言われれば、
そりゃそうなんだけど。
自分の気持ちが濁ってない時は、
ドラマや映画を観てワンワン泣く。
今は多分、どんなのを観ても泣かないと思う。
相当濁ってる感じがする。
何があったわけじゃないけど、
たぶんホルモンのせい。
私のせいじゃないもん。