アーカイヴス その21 2006年11月後半戦 | やせっぽちのヒロシのブログ

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音楽とお酒が大好きです。
趣味は国際交流?(笑)。

ダラダラと続いてきた2006年の記録もそろそろ大詰めになってきました。

 

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11/12 Palmy @ DUO Music Exchange


半年前にタイ・ポップスのイヴェントを楽しんだが、やはりこの人はそのときの出演者たちとは格の違いを感じる。そのスケールの大きさは世界進出も視野に入っているのかもしれない。
例によってタイからの留学生とおぼしき若い子たちが会場のいたるところで群れをなし、タイ語(だと思うけど)が飛び交っていた。
パーミーも大スターの貫禄十分にも関わらず、とても親しみやすさもあって、MCを英語でやると「タイ語でやってー」という要求があり、英語とタイ語を駆使。温かさと熱気に満ちていた。

さて、ライヴの後は、知人の還暦祝いパーティーへ行くつもりだったが、ちょっと用事が出来てしまったために行けなくなってしまった。後から聞いた話では大変に盛り上がったらしい。残念。

11/18 Randy Weeks @ Caffe Goatee
セカンド・アルバムのジャケが矢吹申彦のイラストをそのまま写真にしたようなイメージで気になっていたシンガー&ソング・ライター。ギターでの弾き語りで、まさにカフェでのライヴそのままという雰囲気。
しかし、いざ本番というときに、ハーモニカ・ホルダーを置き忘れただの、カポも忘れただの、オイオイという感じ。やはり自分の最良の姿を客に見せるのがプロというものだろうに。
勿論演奏自体は手を抜いたとかいうことはなく、それなりに楽しめたし、ある意味そうした大らかさが魅力の人なのかもしれない。
J.J. Caleの"If You're Ever In Oklahoma"のカヴァーはなかなか味わいがあったんだけどね。

11/19 Kenny Rankin @ Cotton Club
喉の調子があまりよくなかったようで、何度も咳き込んでいたのが気になったが、ウッド・ベースだけをバックに、自作やBeatlesのカヴァーなど、彼の代表的なレコーディング曲をバランスよく、そして味わい深く歌っていくステージ進行に、ただただ聴き入ってしまった。
何といっても嬉しかったのはLaura Nyroの"Time And Love"。
サインをもらうときに「この曲が聴けて嬉しかった。ローラは僕のモスト・フェイヴァリット・シンガーです」というようなことを言ってしまいましたよ。

 

11/23 Eric Clapton @ 日本武道館
このところマンネリ気味だったことを多分本人が強く自覚していたのか、バンドのメンバーを大幅にチェンジ、若手ギタリストのDerek Trucksを伴い、それもオープニングはDerek & The Dominos時代の"Tell The Truth"ときた。
曲によってはかなりラフな展開で、完成度はいつもよりも低くても、ちょっと面白い瞬間が何度かあったかな。
結局最後の30分は例によって例のごとくの選曲ではあっても、間を空けずに強引につないでいったあたりは新鮮だった。
個人的にはもっとWillie Weeksに活躍してもらいたかったけれど。

この日は、S氏、Y氏、N氏ら毎度おなじみの方々と一緒で、更に例のライヴの達人M氏ともまたまた遭遇。何とクラプトンの関東公演は全て行くつもりらしい。また今夜もこれからブルーノートへソニア・ローザのセカンドショーを見に行くという。
Y氏が「今年何本行った?」と訊いたら(実は皆聞きたがっていた)、「う~ん、まだ200本は行ってないよ」とサラッと言う。
一同ア然(爆)。
ちなみにM氏とはランディ・ウィークスでもお会いしました。

11/25午後 守安功&雅子 with Jackie Daly @ 武蔵野スイングホール
ボタン式アコーディオンの名手Jackieをゲストに迎えた守安夫妻のアット・ホームなコンサートといった感じ。
「タイタニック」や「リヴァーダンス」でブームとなったケルティック音楽がその後も日本に根付いているのも、こうした人たちの地道な活動があるからこそなのだろう。
Jackieの演奏は確かに円熟した技術で、なおかつ楽しかったが、この人はやはりホールでなくパブで見たい。

11/25夜 S.O.S. Band @ Cotton Club
このところ80年代のブラコンが妙に懐かしくなってしまい、これもつい見に行ってしまったが、予想以上に骨太なファンクと美しいコーラス・ワークで、1時間40分あまり、楽しんでしまった。
メンバーの盛り上げ方もうまく、相当な数のライヴをこなしているのであろうことがわかる。
Mary Davisって、確か一度バンドを抜けてソロ・アルバムを出したはずだけど、やはりオリジナル・シンガーがバンドにいることはメンバーにとっても心強いことなのだろうな。

 

さて、二つのライヴをハシゴしたこの日は、更に新宿まで足を伸ばし、例によって新宿歌舞伎町の友人の店に行ってしまったら、何とシーサーズのマタハリ・ダンサーズのメンバー(只今休業中だが)ハリヤンのバースデイ・パーティーをやっていた。
まったく、いつ行ってもイヴェントになっているのだからスゴイ(笑)。
この日はハリヤンの要望でイケメンの男の子をそろえるとのことで、明治大学のY教授が自分のゼミの学生を連れてきていた。そんな中、自称元イケメンということで何とか仲間に加わらせていただく。ちなみにハリヤンの母上・姉上とも初めてご対面。
途中、M本さんがバースデイ・ケーキを買ってきて、誕生日会ムードは更に盛り上がる。


久々にハリヤンの舞いも見ることができたし、店の中は例によって大賑わい。
たまたまとなりにいた明大学生のKさんは今夜が初めての来店だったそうだが、すっかりこの店が気に入ってしまったそうで、社会人になっても絶対来ますと言っていた。
この店は、妙に波長が合って常連になってしまう人もいれば、絶対的にダメな人もいて、そうした違いがどこにあるのかはよく分からないけれど、面白いものだと思う。

11/29 桃梨 @Kurawood


半年余り前にソウルフラワー・ユニオンで初めて聞いて、10月に渋さやサルサガムテープらとのジョイントでハマってしまったユニットのワンマン・ライヴ。僕はお座敷ファンクと呼んでいます。
今回は大熊ワタル、こぐれみわぞう、伊藤孝喜、内藤哲郎、河村博司らのバックアップを得て、その上豪華ゲスト・シンガーが次々にステージを彩る(笑....見た人じゃないと判らないね)。
濃厚な歌謡ショーをひたすら楽しみました。上村美保子の声ってクセになって、終わったあとも頭の中で鳴り響いてしまう。

 

さて12月1月は例によって会社の繁忙期のため、見に行くライヴも減らさざるを得ない。
今月の予定としては
12/2 British Folk Festival
12/9 Celtic Christmas
12/11 Livingston Taylor
12/12 Paul Brady
その他、Johnny GillとWhispersも見たいし、年末の加藤千晶ワンマンも(絶対ムリだけど)あるし、知人のライヴもいくつかあり、うまくスケジュールを調整したいところです。
やはり、かつてはケルティック・クリスマスとともに個人的には12月の2大イヴェントだった、パークタワー・ブルース・フェスティヴァルが近年なくなってしまったのが残念。

 

2006年12月2日 記

 

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こうして読み返すと、当時の自分のエネルギッシュな活動ぶりに驚きます。まだ(かろうじて)40代の頃だったというのもありましたが、そこそこ収入もありましたし、遊びまくっていましたね。

ただ、その時の散財が今自分の首を絞める結果になっているのですが...(^_^;)