5/4に投稿していた記事ですが、「ツイッギー」と「ビリー・アイドル」をうっかり抜かしてしまったことに気づきましたので、追記の上、再投稿します。
https://www.searchlightpictures.jp/movies/isthisthingon
「アリー スター誕生」「マエストロ その音楽と愛と」で俳優のみならず監督としても高く評価されたブラッドリー・クーパーの長編監督第3作で、自身の友人の実話を題材に、リアルなニューヨークに生きる夫婦の愛と人生を繊細かつエモーショナルに描いた人間ドラマ。
アレックスとテスの夫婦は2人の子どもにも恵まれ、順調な人生を歩んできた。しかし中年にさしかかり、これまで置き去りにしてきたそれぞれの夢が、ふたりの結婚生活を終わりへと向かわせる。失意のなか、ニューヨークの街で何気なく訪れたコメディクラブで偶然舞台に立ったアレックスは、夫婦の赤裸々な関係を笑いに変え、新しい生きがいを見いだしていく。
「俺たちフィギュアスケーター」のウィル・アーネットが主人公アレックス、「ワイルド・アット・ハート」のローラ・ダーンが妻テスを演じ、「ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ」など俳優としても活躍する歌手アンドラ・デイ、「ベルファスト」のキアラン・ハインズ、「アマデウス」のクリスティーン・エバーソールが共演。
2025年製作/120分/G/アメリカ
原題または英題:Is This Thing On?
配給:ディズニー
劇場公開日:2026年4月17日(以上、映画ドットコムより)
☆日本人とアメリカ人との感性の違いか、アメリカのスタンダップ・コメディを観てもイマイチ笑いのツボが読めなかったりするのですが、これはほとんど自身の夫婦関係をネタにしていたことから明快だったこともあり、割とわかりやすかったかな? 映画ドットコムのレヴューではあまり評価は良くなかったようですが、個人的にはかなりウィットに富んだストーリーがツボでした。
劇中友人の奥さんの方の顔に見覚えがあって「誰だったっけ?」と気になっていましたが、エンドロールを見てアンドラ・デイだったことがわかりました。彼女もすっかり女優業に行ってしまったのでしょうか?
フィンランドの首都ヘルシンキにある小さな食堂を舞台に、3人の日本人女性が織りなす穏やかな日常をつづったドラマ。作家・群ようこの同名小説を原作に、長編劇場デビュー作「バーバー吉野」で注目を集めた荻上直子が脚色・監督を務めた。日本人女性サチエはヘルシンキの街角に「かもめ食堂」という名の小さな食堂をオープンさせるが、客は一向にやって来ない。そんなある日、サチエはひょんなことから日本人旅行客のミドリと知り合い、店を手伝ってもらうことに。やがてサチエの店には、個性豊かな人々が次から次へとやって来るようになり……。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこが3人の日本人女性を演じ、「過去のない男」のマルック・ペルトラが共演。
2005年製作/102分/G/日本
配給:メディア・スーツ
劇場公開日:2006年3月11日(以上、映画ドットコムより)
☆20年前の作品ということで、当時は全くと言っていいほど映画から離れていたこともあり当然この作品も観ておらず、ユニークな顔ぶれに惹かれて今回観てみることにしました。なるほど、3人の個性がぶつかるわけでなくうまく溶け合っているような感じで素敵な作品だったと思います。特に主役の小林聡美が魅力的で、起伏の少ない淡々としたストーリーながらも、適度なユーモアがあり、飽きずに観ることができました。ちなみに私は「ガッチャマン」の世代よりはもう少し上なので、そこに付いていけなかったのはちょっと淋しかったです(笑)。
ヒュー・ジャックマンとケイト・ハドソンが初共演し、アメリカの国民的歌手ニール・ダイアモンドのトリビュートバンドとして活動した夫婦ミュージシャンの実話をもとに描いた音楽ドラマ。
かつて音楽の夢を追っていたマイクは、今では誰かの“歌まね”でしかステージに立つことができず、人生のどん底にいた。そんなある日、マイクは同じ情熱を胸に秘めた女性クレアと出会い、敬愛するニール・ダイアモンドのトリビュートバンドを結成する。小さなガレージから始まったふたりの歌声は、やがて街の人々の心をつかんでいく。しかしそんな矢先、突然の悲劇が彼らを襲う。
「スイート・キャロライン」をはじめとするニール・ダイアモンドの名曲の数々をジャックマンとハドソンが圧倒的なパフォーマンスで歌い上げ、テレビドラマ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」のマイケル・インペリオリ、「ガラスの城の約束」のエラ・アンダーソン、シンガーソングライターのキング・プリンセスが共演。2008年の同名ドキュメンタリーをもとに、「ハッスル&フロウ」のクレイグ・ブリュワーが監督・脚本を手がけた。第98回アカデミー賞でハドソンが主演女優賞にノミネート。
2025年製作/133分/G/アメリカ
原題または英題:Song Sung Blue
配給:ギャガ
劇場公開日:2026年4月17日(以上、映画ドットコムより)
☆アルバムも''Hot August Night''というライヴ盤しか持っていないし、特にファンという訳ではなかったけれど、FEN漬けだった時代にはNeil Diamondのヒット曲はよく耳にしていたので、興味を持ち観に行きました。
そんな程度でも劇中で歌われた作品はほとんど知っている曲ばかりで、懐かしくもあり、また先のライヴ盤のオープニングに使われていた''Crunchy Granola Suite''のイントロは今聴いても興奮します。
主演俳優Hugh JackmanもNeilの歌唱をかなり研究したのかあのクセのある歌い方を見事に再現していて、バンドの演奏も素晴らしく、そのままこの映画通りにトリビュート・バンドとしてツアー出来るのではないかと思ってしまいました。
ところで、ここで描かれているパール・ジャムのオープニング・アクトに起用されたエピソードも実話なのですか?(^^;
1970年の大阪万博で台湾パビリオンのコンパニオンを務める少女が、恩人を捜して日本中を駆けめぐる姿を描いた台湾映画。
日本育ちの台湾人・雪子は大阪万博のコンパニオンに選ばれ、同級生の哲男と一緒に大阪へ向かう。母は雪子に、台湾から生活費を送ってくれている謎の人物・陳春木と、上海で父を謀殺した人物のふたりを捜すよう命じる。パビリオンで手当たり次第に聞き込みをする雪子は、ついに陳春木を知っているという人物を見つけ、陳春木の妹に会いに神戸へ向かう。
実際の大阪万博会場でも撮影を敢行し、会期中の「中華民国館」内部の様子をはじめ、世界各国のパビリオンや企業パビリオン、テーマ館中央にそびえる「太陽の塔」などを、当時の熱狂とともに映し出す。台湾出身で日本でも絶大な人気を集めた歌手・俳優のジュディ・オングが主人公・雪子を演じ、歌唱やアクションも披露した。台湾映画の保存・振興機関である国家電影及視聴文化中心(TFAI)の協力によりデジタル修復され、大阪・関西万博が開催された2025年、第21回大阪アジアン映画祭のオープニング作品として2Kレストア版にて日本初上映された。2026年4月に2Kレストア版を劇場公開。
1970年製作/97分/G/台湾
原題または英題:萬博追踪 Tracing to Expo '70
配給:ハーク
劇場公開日:2026年4月10日(以上、映画ドットコムより)
☆ジュディ・オング主演のアイドル映画といった感じで冒頭はストーリーとは全く関連の無い彼女の歌謡シーンが2曲(内1曲はバカラックの「恋よさよなら」)続きましたが、メインは1970年の大阪万博の現地映像で、台湾映画だけあって登場人物はほとんどが日本人の設定ながらもセリフは全て中国語、ストーリーは突っ込みどころ満載ながら、当時万博へ行けなかった私めにとってはなかなかそそられる作品でした。
当時はまだ太平洋戦争終結後やっと四半世紀というご時世で、この作品にもそれは大きく反映されていましたし、そうした傷跡を引きずっている家庭も多かったことと思います。
ちなみに蒋介石を讃える場面もありましたが、この頃国連ではまだ台湾が中国でしたね。
「ウィーアーリトルゾンビーズ」「そうして私たちはプールに金魚を、」の長久允監督が森七菜を主演に迎え、新宿・歌舞伎町を舞台に少女が起こした“炎上”事件を描いたドラマ。
カルト宗教の信者の家に生まれた小林樹里恵は、妹とともに厳しく教育されて育つ。姉妹は毎日やってくるつらい日々が消えるよう、そして教育熱心な父がいなくなるよう、神様にお願いをしてきた。数年後、姉妹の願いがかない父は亡くなるが、母から教育を受け続ける現実は変わらず、耐えきれなくなった樹里恵は妹を残して家を飛び出す。SNSに届いたメッセージを頼りに、若者たちがたむろする歌舞伎町の広場にたどり着いた樹里恵は、そこで「じゅじゅ」という名前と寝る場所、食べ物、スマホ、仕事をもらう。初めて知る世界でさまざまな人たちとの出会いを経て、ようやく自分の意思を持つことができるようになった彼女は、母のもとに置いてきた妹を連れ出して一緒に暮らすという夢を抱くが……。
長久監督がオリジナル脚本を手がけ、実際に歌舞伎町でロケも行いながら、街のありのままの姿とそこに生きる若者たちを描く。主人公・樹里恵を森七菜が演じ、「PERFECT DAYS」のアオイヤマダ、「交換ウソ日記」の曽田陵介、Netflixドラマ「サンクチュアリ 聖域」の一ノ瀬ワタルが共演。
2026年製作/103分/PG12/日本
配給:ナカチカピクチャーズ
劇場公開日:2026年4月10日(以上、映画ドットコムより)
☆いわゆるトー横界隈にたむろす若者、新興宗教にハマる親、子供への虐待、ホストに貢ぐ女の子、ドラッグと売春など、設定とストーリーは現代の闇のオンパレードといった感じですが、更に主人公は吃音というハンデもあり...と、ちょっと色々と詰め込み過ぎていたような気がします。実際にそこでロケされていたらしいこともあり、歌舞伎町の夜自体はリアルな描写だったようには思いますが。
1960年代に世界中を虜にしたイギリスの伝説的モデル、ツイッギーの人生と魅力に迫ったドキュメンタリー。
1965年に16歳でデビューしたツイッギーは瞬く間にスターの階段を駆け上り、その愛称通り小枝のように華奢なスタイルと唯一無二のファッションセンスで、それまでの美の常識を覆した。若者を中心に流行したスウィンギング・ロンドンを象徴する存在となった彼女は、世界中でミニスカートブームを巻き起こすなどファッション界に革命をもたらした。その後は自分らしい表現を追い求めて俳優や歌手としても活躍し、1971年にはケン・ラッセル監督のミュージカル映画「ボーイフレンド」で主演を務め大きな注目を集めた。
本作では、ツイッギー本人の言葉や貴重なアーカイブ映像、ブルック・シールズ、ダスティン・ホフマン、ポール・マッカートニー、シエナ・ミラーら彼女にゆかりのある人々へのインタビューなどを通して、ひとりの女性、そして母としての彼女の生き方、葛藤や選択を描き出す。監督は、ドキュメンタリー映画「マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説」なども手がけた俳優のサディ・フロスト。
2024年製作/97分/G/イギリス
原題または英題:Twiggy
配給:アンプラグド
劇場公開日:2026年4月24日(以上、映画ドットコムより)
☆昔子供の頃彼女がCMをやっていた森永のチョコフレークをおやつによく食べていた私めなので、やはりこの映画は観ておこうかというくらいの気分で観た映画でしたが、かなり面白かったです。
この手のドキュメンタリーにありがちな礼賛映画になってはいるものの、元々彼女についてはあまり関心を持っていなかったこともあり、初めて知ることも多く、改めて彼女の存在の大きさを知りました。チョコフレークのエピソードもしっかりありましたよ。
貴重な映像も沢山あり、晩年のビング・クロスビーとの共演や、ブライアン・フェリーとのサム・クック・ナンバーはとても良かったです。ダスティ・ホフマンやブルック・シールズは字幕がなければわからなかったかも?(^^;
そして、ウッディ・アレンが若い頃からクソだったこともわかりましたし(笑)、フィル・スペクターとのエピソードには仰天しました。
1980年代アメリカの音楽界を席巻したイギリス出身のアーティスト、ビリー・アイドルの波乱万丈な人生を描いた音楽ドキュメンタリー。
1976年にパンクバンド「ジェネレーションX」を結成し、当時のイギリスにおけるパンクブームの火付け役のひとりとなったビリー・アイドル。81年にジェネレーションXが活動を停止すると、単身アメリカへと渡りソロデビューを果たす。84年のアルバム「反逆のアイドル」は200万枚以上を売り上げグラミー賞にノミネート、87年にはシングル「モニー・モニー」が全米1位となり、MTV時代の寵児としてスーパースターの座に上り詰めた。しかしデビューから休むことなくシーンの最前線を走り続けていた彼は精神的にも肉体的にも疲弊しており、成功の陰でアルコール依存症と薬物依存症に苦しんでいた。
本作では、ビリー・アイドル本人による率直な証言をはじめ、テレビ出演時やライブの映像、家族や友人、関係者らのインタビューを織り交ぜながら、その激動の人生を振り返る。「ロード・オブ・カオス」のジョナス・アカーランドが監督を務めた。
2025年製作/118分/G/イギリス
原題または英題:Billy Idol Should Be Dead
配給:サンタバーバラ・ピクチャーズ
劇場公開日:2026年4月24日(以上、映画ドットコムより)
☆先に観たツイッギーの映画が意外に面白かったこともあり、やはり全く関心を持ったこともないこの人のドキュメンタリーも観ることにしましたが、これまた実に面白かったです。
彼の曲で唯一記憶に残っているのは''Hot In The City''(この映画ではかからなかった)くらいで、彼についてもジェネレーションXについても全く興味なかったこともあり、彼のパーソナリティーなども全く知りませんでしたが、正にSEX, DRUG AND ROCK 'N ROLLを持で行ったハチャメチャな人だったようで、50年間の活動に音楽シーンや交友関係を絡め、山あり谷ありの豪快な人生を自ら振り返り語りつつ、最後にはちょっとホロリとさせる姿に哀愁も感じました。
イギリスの巨匠ケン・ローチが、「わたしは、ダニエル・ブレイク」「家族を想うとき」に続く「イギリス北東部3部作」の最終章として撮りあげたドラマ。
イングランド北部にある炭鉱の町で、最後に残ったパブとして住民たちから親しまれる「オールド・オーク」。町が活気にあふれていた時代から約30年が過ぎ、現在は厳しい状況に陥っているが、店主のTJ・バランタインは試行錯誤しながら経営を維持していた。しかし町がシリア難民を受け入れはじめたことで、人々が安らぎを見いだす場所だったはずのパブが、居場所を争う場へと変貌してしまう。そんな店の先行きに頭を抱えていたTJは、カメラを携えたシリアの女性ヤラと出会い、思いがけず友情を育んでいく。
ローチ監督と数々の名作でタッグを組んできたポール・ラバーティが脚本を手がけ、温かくもリアリズムあふれるまなざしで描き出す。パブの店主TJ役に、「わたしは、ダニエル・ブレイク」「家族を想うとき」にも出演したデイブ・ターナー。2023年・第76回ロカルノ国際映画祭で観客賞を受賞。第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
2023年製作/113分/G/イギリス・フランス・ベルギー合作
原題または英題:The Old Oak
配給:ファインフィルムズ
劇場公開日:2026年4月24日(以上、映画ドットコムより)
☆「イギリス北東部三部作」の最終章とのことですが、前二作を観ていないのでその辺はよくわかりません。
日本のクルド人などをめぐる現状とちょっと被る感じで先日観た「みんなおしゃべり」を思い出しました。、やはりどの国もあるのであろうこうした難民の受け入れに関して一悶着起きてしまう共生の難しさを描きつつも、最後は希望を抱かせるような作りも先の作品と共通するものはありますが、難民を手助けする主人公が悪質な嫌がらせを受けた相手に向かって「人は自分の受けている苦しみに対しての怒りの矛先を自分より下の立場にある人々に向けて叩く。その方が簡単だから」というようなセリフに強く共感しましたし、この作品の肝だったように感じます。
南米ペルーの雄大なアンデス山脈に囲まれた小さな村を舞台に、映画に魅せられた少年の成長をつづったドラマ。
アンデスの小さな村に住む好奇心旺盛な少年シストゥは、新学期を迎えた日、風に運ばれてきた映画の広告を手にする。導かれるままに移動映画館にたどり着いた彼は、そこで初めて映画というものを知り、瞬く間にその物語に魅了される。この日を境に、シストゥは週に一度の語り部として、観た映画の内容を村人たちに伝えるようになる。ところがある日、移動映画館がこつ然と姿を消してしまい、事態は思わぬ方向へと転がっていく。
本作が長編映画第2作となるセサル・ガリンド監督がメガホンをとり、ペルーの教育制度の現実や、アンデス高地地域の軽視、多文化国家における差別意識、内戦の傷跡といったテーマを温かい物語のなかに描き出す。主人公シストゥ役に抜てきされたビクトル・アクリオをはじめ、キャストの多くに非職業俳優を起用。劇中ではペルーの公用語のひとつであるケチュア語が使用され、ケチュア語映画としてペルー映画史上最高の興行収入を記録した。
2022年製作/88分/G/ペルー・ボリビア合作
原題または英題:Willaq Pirqa, el cine de mi pueblo
配給:ブエナワイカ
劇場公開日:2026年4月17日(以上、映画ドットコムより)
☆タイトルだけ見たときは意味不明でしたが、映画を観て納得。アンデスの山村の美しい景色と映画を初めて観るという何とも牧歌的な住人たちのやり取りが何とも微笑ましかったです。
多分普段シネコンなどでアニメやハリウッドの娯楽映画ばかりを観ている人には全く響かない作品かもしれませんね。
移動映画館の光景には子どもの頃夏休みに近くのグラウンドでアニメ映画を観た記憶が蘇ってきました。年代がよくわからなかったけれど、ブルース・リーの映画も出てきたりするし、最後は成長した主人公も登場するので、せいぜい3~40年くらい前の話だったのかな?














