私は全く面識のないお方でしたが、日頃懇意にしている音楽仲間には顔なじみの人も居ましたし、個人的には1974年に観たエルトン・ジョン以来50年に渡って数多くの外タレのコンサートを楽しませて頂いたことへの感謝の意味もあり、昨年10月に亡くなられたUDOの創業者:有働誠次郎さんのお別れの会へ行って来ました。開場は六本木のグランド・ハイアットです。
まず受付を済ませた後、祭壇へ一人一人献花し黙祷し、
別室に行くと、そこには有働氏とエリック・クラプトンを始めとする大物海外ミュージシャンたちとのツーショット写真がこれでもかと展示され、壁際にはやはり大物ミュージシャンたちからの供花や氏に贈られた記念品が飾られてあり、中央のスクリーンにはエリック・クラプトン、ジョン・ボン・ジョヴィ、ディープ・パープル、ブライアン・アダムス、ジョン・メイヤー、ジャクソン・ブラウン他のビデオによる弔辞、そして他にもウドーゆかりの多くのミュージシャンたちのSNSなどでの追悼メッセージが紹介されています。
残念ながら場内は撮影禁止となっていたので、その中の写真を撮ることは出来ませんでしたが、参加者がそれらを見ながら在りし日の氏を偲んでいました。
ミュージシャンたちのコメントで特に強調されていたのは、氏の各ミュージシャンたちへの面倒見の良さと心のこもったもてなしについてで、また特に新進ミュージシャンだった時代に大物と分け隔てなく扱ってもらったことへの感謝でした。そうしたことがあったからこそ、後に大成してから他のプロモーターが時に巨額のギャラを提示してきてもウドーとの関係を大切にしてきたようです。
勿論興行の世界はそんな綺麗ごとだけではないのでしょうけれども、これだけ多くの大物ミュージシャンたちから慕われてきたプロモーターはなかなか居ないでしょうね。改めて大きな存在だったことを実感しました。
帰り際にこんな粗品を頂きました。
バックステージパスを模しているのかな?
表↓
裏↓