澤村猪兵衛(いへえ)さんの記事/毎日新聞2009年5月13日
憂楽帳:鞆の猪兵衛さん
穏やかな海と、古い建物が並ぶ町並み。箏曲「春の海」のモチーフにもなった広島県福山市鞆(とも)の浦の全景を私は時折眺める。ウェブサイト(http://www.sawasen.jp/tomonoura/)の映像を通して。鞆港を見下ろす高台にライブカメラを設置したのは、市でも観光協会でもない。鞆の浦で江戸時代から続く「澤村船具店」の主人、澤村猪兵衛(いへえ)さんだ。
きっかけは鞆の浦の架橋埋め立て計画。歴史的に重要な景観の保存を訴え続けてきた澤村さんは計画に反対だったが、賛否で住民が対立し地域が衰退することも恐れていた。「自分にできることは何だろう」と考えついたのが、ありのままを見てもらうこと。「鞆に関心を持ってほしい。この景観を見たうえで、多くの人に架橋埋め立てを認めるべきか判断してもらいたい」というのが口癖だった。
澤村さんは計画の結論を待たないまま07年、72歳で急逝されたが、カメラは今も動いている。「ずっと鞆を見守っていますよ」。映像を見るたび、澤村さんの声が聞こえてくるようでならない。鞆の浦を愛する人たちが納得いく形で、問題が解決することを祈りたい。
<毎日新聞>
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澤村猪兵衛さんについて、今回の鞆の浦検定の問題用紙にも含ませていただきました。もう何年も鞆の浦を離れているので、澤村さんとお話したのは子供の頃の記憶しかなく、直接ライブカメラについて伺ったわけではありませんが、この記事を読んで、鞆の浦検定に携わった経緯と似ていることを大変嬉しく思います。
毎日新聞の(今回は駒崎記者)締めくくりの一文も、賛成とか反対よりではなく、「納得いく形で、問題が解決すること」という表現が出てきただけで、嬉しく思います。
Think鞆の浦の「Think」は「考える」ではなく「想う」
「鞆の浦を想う」が正しい解釈です
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第二回 全国一斉 鞆の浦検定
開催中!(5月31日17時まで/検定料¥0)
問題用紙のダウンロードはコチラ
現地・鞆の浦での問題用紙配布場所は、いろは丸展示館、株本書店<5/7現在>
受検期間:平成21年5月2日(土)10時~31日(日)17時
開催場所:鞆の浦及びインターネット(PDF)で問題用紙配布
『鞆の浦いいもの再発見!/Discovery! 鞆の浦』
◎みんなで考えよう「まちづくり」
一人百歩の前進よりも、百人一歩の前進を!*
【鞆のための「まちづくり書籍」一覧】
※画家/(故)藤井軍三郎さんが、遺してくれた言葉です
>>>以下、Think鞆の浦が提唱するアイデア<<<
◎鞆札【龍馬語録】販売!
◎“五感”で鞆の浦散策『ぐうるくる鞆の浦』
◎全国アンケート/あなたが想う20年後の鞆の浦を教えてください
◎鞆の浦サステナビリティ
◎公募!鞆の浦の写真【鞆展/写真の部】
◎ゼロ・エミッション
◎環境にやさしい「無洗米」の提議
◎地産地消産業
◎EM団子を鞆港に!
◎鞆の浦を訪れる日曜画家の方々へ
◎えひめAI-2で台所から瀬戸内海を考える
◎トモマップ無料ダウンロード(2009年2月中旬から)
◎潮位に注意!“鞆の浦の移り変わる表情”
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◎鞆 古寺めぐり
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穏やかな海と、古い建物が並ぶ町並み。箏曲「春の海」のモチーフにもなった広島県福山市鞆(とも)の浦の全景を私は時折眺める。ウェブサイト(http://www.sawasen.jp/tomonoura/)の映像を通して。鞆港を見下ろす高台にライブカメラを設置したのは、市でも観光協会でもない。鞆の浦で江戸時代から続く「澤村船具店」の主人、澤村猪兵衛(いへえ)さんだ。
きっかけは鞆の浦の架橋埋め立て計画。歴史的に重要な景観の保存を訴え続けてきた澤村さんは計画に反対だったが、賛否で住民が対立し地域が衰退することも恐れていた。「自分にできることは何だろう」と考えついたのが、ありのままを見てもらうこと。「鞆に関心を持ってほしい。この景観を見たうえで、多くの人に架橋埋め立てを認めるべきか判断してもらいたい」というのが口癖だった。
澤村さんは計画の結論を待たないまま07年、72歳で急逝されたが、カメラは今も動いている。「ずっと鞆を見守っていますよ」。映像を見るたび、澤村さんの声が聞こえてくるようでならない。鞆の浦を愛する人たちが納得いく形で、問題が解決することを祈りたい。
<毎日新聞>
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澤村猪兵衛さんについて、今回の鞆の浦検定の問題用紙にも含ませていただきました。もう何年も鞆の浦を離れているので、澤村さんとお話したのは子供の頃の記憶しかなく、直接ライブカメラについて伺ったわけではありませんが、この記事を読んで、鞆の浦検定に携わった経緯と似ていることを大変嬉しく思います。
毎日新聞の(今回は駒崎記者)締めくくりの一文も、賛成とか反対よりではなく、「納得いく形で、問題が解決すること」という表現が出てきただけで、嬉しく思います。
Think鞆の浦の「Think」は「考える」ではなく「想う」
「鞆の浦を想う」が正しい解釈です
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現地・鞆の浦での問題用紙配布場所は、いろは丸展示館、株本書店<5/7現在>
受検期間:平成21年5月2日(土)10時~31日(日)17時
開催場所:鞆の浦及びインターネット(PDF)で問題用紙配布
『鞆の浦いいもの再発見!/Discovery! 鞆の浦』
◎みんなで考えよう「まちづくり」
一人百歩の前進よりも、百人一歩の前進を!*
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※画家/(故)藤井軍三郎さんが、遺してくれた言葉です
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◎全国アンケート/あなたが想う20年後の鞆の浦を教えてください
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◎ゼロ・エミッション
◎環境にやさしい「無洗米」の提議
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◎潮位に注意!“鞆の浦の移り変わる表情”
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