『 1次関数 ㉖ 』 三角形の面積公式
‘ 一般に、多角形(三角形、四角形、・・・)を頂点で順に表記する場合、反時計回り ’
○ 3点 A ( 1 , 3 ), B ( 6 , 6 ), C ( 2 , 6 ) を頂点とする鈍角三角形ABCの面積は。
点 B , C は y = 6 上の点 つまり 辺BCは x 軸 に平行
点A から 直線BCに 垂線 をひき、その 垂線の足 を H とすると、H ( 1 , 6 ) である。
BC ⊥ AH だから
鈍角三角形ABCの面積は
( 6-2 ) × ( 6-3 ) × (1/2) より 6 である。
○ 3点 O ( 0 , 0 ), A ( a , b ), B ( c , d ) を頂点とする三角形OABの面積は。
ただし、点A , B は 第1象限の点であり、a = c である。
点 A , B は x = a ( =c ) 上の点 つまり 辺ABは y 軸 に平行
点O から 直線ABに 垂線 をひき、その 足 を H とすると、H ( a , 0 ) である。
AB ⊥ OH だから
三角形OABの面積は
( d-b ) × ( a-0 ) × (1/2) より 1/2 a ( d-b ) である。
☆ 三角形の面積公式
「 3点 ( 0 , 0 ), ( a , b ), ( c , d ) を頂点とする三角形の面積は、
1/2 | a d - b c | ( 2分の1 絶対値 a d マイナス b c ) である。」
3点 O ( 0 , 0 ), A ( a , b ), B ( c , d ) を頂点とする三角形OABの面積は、
(ただし、点A , B は 第1象限の点であり、左側の点は B である。)
1/2 ( a d-b c ) である。
3点 O ( 0 , 0 ), A ( a , b ), B ( c , d ) を頂点とする三角形OABの面積は、
(ただし、点A , B は 第1象限の点であり、左側の点は A である。)
1/2 ( a d-b c ) である。
3点 O ( 0 , 0 ), A ( a , b ), B ( c , d ) を頂点とする三角形OABの面積は、
(ただし、点A , B は 第1象限の点であり、a = c である。)
1/2 a ( d-b ) である。
3点 O ( 0 , 0 ), A ( c , d ), B ( a , b ) を頂点とする三角形OABの面積は、
(ただし、点A , B は 第1象限の点であり、左側の点は B である。)
1/2 ( b c-a d ) である。
3点 O ( 0 , 0 ), A ( c , d ), B ( a , b ) を頂点とする三角形OABの面積は、
(ただし、点A , B は 第1象限の点であり、左側の点は A である。)
1/2 ( b c-a d ) である。
3点 O ( 0 , 0 ), A ( c , d ), B ( a , b ) を頂点とする三角形OABの面積は、
(ただし、点A , B は 第1象限の点であり、c = a である。)
1/2 c ( b-d ) である。
これら6つをまとめると、
「 3点 ( 0 , 0 ), ( a , b ), ( c , d ) を頂点とする三角形の面積は、
1/2 | a d - b c | ( 2分の1 絶対値 a d マイナス b c ) である。」
(ただし、2点( a , b ), ( c , d ) は 第1象限の点 である。)
実際
この公式は、2点( a , b ), ( c , d ) が それぞれどの象限 にあっても成り立つ。
しかし、
中学数学で そのことを示すにはその場合場合で1つの台形と2つの三角形を使って示すことになる。
すべての場合を1つの方法で示すには、高校数学を習うまで待たなければならない。
つまり、
「 2点( a , b ), ( c , d ) が それぞれどの象限 にあっても 1/2 | a d - b c | は成り立つ。」 という一般化は、
高校数学まで待たねばならない。
よって、この公式は
1つの台形 と 2つの三角形を使って求めた答えの確認 に 使いましょう。
あるいは、前もって答えを確認 したいとき や 答えだけ を求めるときに。
状況に応じた使い方を。
もし
問題文に 「 公式を使わず、答えだけでなく求め方もかきなさい。」 と記述されていたら、
公式の導出過程(求め方)を理解せず、公式のみを覚えて答えをだしてきた者は、
へたをすると まったく解けず 全滅 しますから。
○ 3点 O ( 0 , 0 ), A ( 6 , 9 ), B (-4 , 4 ) を頂点とする三角形OABの面積は。
点A から x 軸に 垂線 をひき、その足 を H とし、
点B から x 軸に 垂線 をひき、その足 を I とすると、
H ( 6 , 0 ) , I (-4 , 0 ) である。
三角形OABの面積は、
台形 I HAB の面積 から 三角形B I O と 三角形AOH の面積を ひく と求められる。
台形 I HAB の面積は、{ ( 4-0 )+( 9-0 ) } × { 6- (-4) } × (1/2) より 65 。
三角形B I O の面積は、{ 0- (-4) } × ( 4-0 ) × (1/2) より 8 。
三角形AOH の面積は、( 6-0 ) × ( 9-0 ) × (1/2) より 27 。
求める三角形OABの面積は、
65 - 8 - 27 より 30 である。
確認 1/2 | 6×4 - 9×(-4) |
= 1/2 | 24 + 36 |
= 1/2 | 60 |
= 1/2 × 60 [ ∵ 60 ≧ 0 ]
= 30
○ 3点O ( 0 , 0 ), A ( 2 , 4 ), Q ( x , y ) がある。
これらの3点を頂点とする三角形の面積は、16 である。点Q はどこにどのように存在するか。
次の [ 1 ] ~ [ 14 ] に 適切な語句・式など を入れてください。
点Q が、x 軸の 正の領域 にあるとき、その点をQ₁ ( t , 0 ) [ 1 ] とする。
O ( 0 , 0 ), A ( 2 , 4 ), Q₁ ( t , 0 ) の3点を頂点とする三角形の面積は、
[ 2 ]
これが 16 だから、
[ 2 ] = 16 これを解くと [ 3 ] となり、
[ 3 ] は [ 1 ] を満たす
よって、Q₁ [ 4 ] になる。
小5で習った三角形の面積公式は、(底辺) × (高さ) × (1/2) だから、
三角形の面積を一定にするためには、
底辺 と [ 5 ] の長さを ともに 一定 にしなければならない。
( あるいは、底辺と高さの長さの 積 が 一定。)
また、辺OAの長さは [ 6 ] だから この三角形の面積を一定に保つためには、
辺OA を含む直線 と 等距離にある [ 7 ] な直線上に 頂点Q がなければならない。
以上より
点Q は、Q₁ [ 4 ] を通り 直線OA と [ 7 ] な直線上に存在する。
この直線を求める
直線OA の 傾き (変化の割合) は [ 8 ] より 2 だから
1点と傾きの公式 ( y イコール 傾き 括弧 x マイナス x 座標 括弧閉じ プラス y 座標 )
を使って
[ 9 ] これを計算すると
[ 10 ] になる。
点Q が、x 軸の [ 11 ] の領域にあるとき、その点をQ₂ ( t , 0 ) t < 0 として解くと、[ 12 ]
ゆえに 点Q は、Q₂ [ 13 ] を通り 直線OA と 平行 な直線上に存在する。
この直線は
[ 14 ] になる。
(答え) 点Q は、直線 y = 2 x - 16 または y = 2 x + 16 上の任意の点として存在する。
○ 3点O ( 0 , 0 ), A ( a , 0 ), B ( a , b ) がある。( ただし、a ≠ 0 , b ≠ 0 )
△ O A B の面積を求めよ。
次回 『 1次関数 ㉗ 』 文字を扱えるように につづきます。