1次関数 ㉕ 三角形そして台形と三角形 | 学力の創造と向上 高校・大学受験は通過点

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学力の創造と向上において
何が必要か・何が障害になるのか
などについて考えます
  さらに、必要なものをいろいろ提供してゆきます 

     『 1次関数 ㉕ 』 三角形そして台形と三角形

‘ 上底と下底は
平行であり、高さはそれらと垂直である ’

  ○ 3点 O ( 0 , 0 ), A ( a , b ), B ( c , d ) を頂点とする三角形OABの面積は。
     ただし、点
A , B は 第1象限の点であり、左側の点は A である。

      点A , B から x 軸にそれぞれ 
垂線 をひき、その足 をそれぞれ H ,  
I  とすると
      H ( a , 0 ) ,  I ( c , 0 )  である。 

     三角形OABの面積は、
      三角形BO I  の面積から、台形H I BA  と  三角形AOH  の面積をひくと求められる。

       三角形BO I  の面積は、
 1/2 c d 。

       台形H I BA 
の面積は、 ( b+d ) × ( c-a ) × (1/2) より
                        1/2 ( b c - a b + c d - a d ) 。


       三角形AOH の面積は、
 1/2 a b 。


    求める三角形OABの面積は、
     1/2 c d - 1/2 ( b c - a b + c d - a d ) - 1/2 a b より

     1/2 ( a d-b c ) である。


  ○ 3点 A ( 2 , 3 ), B ( 6 , 5 ), C ( 6 , 10 ) を頂点とする鈍角三角形ABC
面積は。

      点 B , C は x = 6 上の点 つまり 辺BC は y 軸に
平行

      点A から 直線BC に 垂線 をひき、その垂線の足 を H とすると、
      H ( 6 , 3 )  である。

    BC ⊥ AH だから
    求める鈍角三角形ABC
面積は、( 10-5 ) × ( 6-2 ) × ( 1/2 )  より 10 である。


 3点 A ( 1 , 3 ), B ( 6 , 6 ), C ( 2 , 6 ) を頂点とする鈍角三角形ABCの面積は 

 3点 O ( 0 , 0 ), A ( a , b ), B ( c , d ) を頂点とする三角形OABの面積は 

   ただし、点
A , B は 第1象限の点であり、a = c である。

 3点 O ( 0 , 0 ), A ( 6 , 9 ), B (-4 , 4 ) を頂点とする三角形OABの面積は 


次回
 『 1次関数 ㉖ 』 三角形の面積公式 につづきます。