レクサス IS-FにOS技研USA製 LSD装着☆ 同時に販売開始!!【LEXUS】 | レクサスのアフターパーツを考えるシンクデザイン【LEXUS】

レクサスのアフターパーツを考えるシンクデザイン【LEXUS】

レクサス(LEXUS)のアフターパーツの新商品紹介&開発途中の製品紹介

さて、先日から紹介しているOS技研USA製のLSD(リミテッド・スリップ・デフ)ですが、IS-Fに関してはデフケースの加工が必要ですので、OS技研さま立会いのもと交換作業をさせていただきました。


ユーザーさまのお車を借りての作業になりました。

ご協力いただきありがとうございました。




よく問い合わせやご来店時に聞かれる「加工とは??」の質問が多すぎるのでブログで説明とします。



まずは車両からデフをおろした状態から。




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プロペラシャフト、ドライブシャフトと外すとデフ単体となります。


まずはこの状態からですが、手前のシルバーになっている部分を開けることにより始めます。






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開けるとこのように純正デフが入っています。


このオープンデフは簡単に取り出すことが可能です。


OS技研USA製と比べると右側がスカスカになっていますね。


特にこの状態を覚えておいてください。






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オイルシールを外して取り出した状態です。


画像でいう下側の部分が細くなっているので簡単に取り出せます。






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カラになったデフケース。


左右の穴はドライブシャフト側ですね。


シールパッキンなどを綺麗に除去する必要もありますので、先にスクレイパーなどですべてのシールを除去します。





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そして、純正デフからリングギアを移植するので熱して膨張させて分解します。


OS製LSDに組み込むときも熱して組み付けます。


組み付けるときのボルトは再使用不可なのと、強力なネジロックを使用してトルクレンチで確実に均等に締め付けます。






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外した部品はすべて綺麗に洗浄します。


念入りに洗浄してピカピカにしておけば、万が一のトラブルを避けられますし、LSDの交換には必衰ですね。








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すべてのシールを除去し、綺麗にした状態です。


ここで手を抜くとオイル漏れの原因になったりしますから、確実にピカピカに仕上げます。







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シムとリングも綺麗に洗浄。


左右がごっちゃになってはいけませんので、どちらが右でどちらが左か間違わないように、組み付けるまで慎重に保管。


デフケースの中に入るものはすべて洗浄して綺麗にしないといけないということですね。


中にゴミが入ってはいけない!ということです。






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デフケース本体もこのように綺麗に。


ここまで綺麗にしてから、OS製LSDにリングギアを組み付けた状態でデフケースに入れるのですが、純正よりも大きくなるOS技研LSDですから削る作業の開始となります。







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こちらがOS技研USA製LSD。


真っ黒で格好良い!! って思うのは自分だけでしょうか!?



ここでよく言われる質問にお答えします。


「新規で設計しているのに、どうして純正デフケースを削らないといけないの?」


この質問が一番多いですよね。



これにはちゃんと意味があるんです。


それは、機械式LSDのディスクプレートの枚数にあります。



OS技研では、できるだけ多くのディスクプレートを入れるために最善を尽くした結果、デフケースに支障のない程度であれば削ってでも枚数をかせぎたい、直径を大きくしいと考えています。


もちろん、内蔵されるギアは高強度を維持しながら小型化することによりディスクプレートの枚数を多く入れることにも成功しています。


サイドギアのスプラインスルー形状もその一つですね。



このような努力の結晶をより完璧にするために、問題ないレベルでデフケースを加工しますので、ご理解ください。



今回、加工するコツ、意味を完璧にOS技研さんから伝授しましたので、安心してシンクデザインへお任せください。







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そして、実際に加工していくのですが、LSD本体をデフケースに合わせながら少しづつケース側を削っていきます。


リングギアの右側が純正よりも大きくなっているので物理的にはいらないということですね。


純正は前の写真の通りにスカスカなので、このケースですんなり入るということです。


真っ直ぐ入るのではなく、斜めにしながら仮当てして当たる部分を少しづつ削っていきいます。







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そして、無事に収まりました。


右側のケース内側を削っているのがわかるでしょうか?


この程度です。


負荷のかかりにくい右側だけを最小限で削っています。


ケースバイケースで左側を削る場合もありますが、基本的には右側のみの加工でいけるそうです。


今回も削ったのは右側のみです。



入ってしまえば、前回のデモカーIS250Cと同様にシム調整をして問題なければ他の部品を組み付けていきます。








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そして、車両に取り付けてデフオイルを入れれば完成☆


要領をOS技研さんにじっくり聞きながら作業しましたが、前回のIS250Cと比べて1時間プラス程度でしょうか。


ですので、午前中からお車をお預かりして、夕方~夜までには作業を終わらせることが可能です。



一番難しいIS-Fをクリアーしたので目安はつきました。


来週にはGS350を1台作業します。


GS350は無加工で交換可能ですので間違いなく1日で終わりますね。




遠方から来られる方でも、ちょっと早起きしていただき近くの海老名にでも映画を見に行ってもらえれば帰ってきたころには作業終了しているという感じですね。



特に8の字慣らしなどは必要としませんので、そのまま高速走行で帰っていただいても問題ありません。


関西方面からのユーザーさんも近くに交換できるショップがなければ、ドライブがてらシンクデザインにいらしてください。


1日で作業が済めば交換したいって方が多いと思います。




一応、価格のみショッピングサイトにアップしましたので、予約希望の方はご連絡ください。


要予約となります。




     OS技研USA製LSD■ショッピングサイト





また、デモカーのIS250Cにも装着していますので、実際に運転することも助手席で体感することも可能ですので、お問い合わせください。



先日LSDのイメージをブログにしましたので、興味のある方は下記よりご覧ください。




     LSDイメージ過去記事はこちら







また、基本的な効果は下記の過去記事よりご覧ください。




     LSD基本的な効果■過去記事はこちら






また、実際にOS技研製LSDを装着しているユーザーさまの雪上走行動画がアップされているブログもあります。


下記より雪上での直進安定性の良さを動画で確認してください。




     OS技研製LSD装着ユーザーさま■ブログはこちら







静粛性に優れたレクサスにLSDを装着しても不快感なく快適に走行性能をアップさせるLSDです。



運転がうまくなった錯覚にようこそ♪















     
シンクデザイン■ホームページ