赤城乳業はアイス「ガリガリ君」を年間4億本販売。 「遊び心」によるユニークな経営を実施! | think to careerのブログ

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『スゴロクで学ぶユーチューブ』の74回目、「仕事や働き方クイズ15」を公開しています。

 

今回のゲームは、片手で食べるアイス「ガリガリ君」を、年間4億本を販売する赤城乳業についてです。

 

 

会社の経営理念は「遊びましょ。」です。

 

「遊び心」を発揮して、小さくても強い会社「強小カンパニー」を目指し

 

①  毎シーズン、異色で個性的な味のアイスを発売

 

②  拡販のための企業コラボやキャンペーンも実施

 

③  「見せる・観せる・魅せる工場」の見学会

 

④   組織の活性化を図るためのマネジメント

 

・・・など、いろいろなユニークな経営を行っています。

 

 

今回のクイズは、実際に行っている取組についてです。

 

次の①②③の取り組みのうち、「間違い(実際に行われていないこと)」はどれでしょうか?

 

 

①  遊び心の会社 真冬の北海道でガリガリ君を配布

 

いつも、ネットで話題になりそうな“遊び心につながるネタ”を発信しています。

 

その事例の一つが、12月真冬の札幌にガリガリ君の着ぐるみを登場させ、街行く人に夏商品のアイスを配ったりしています。

 

 

②「何でも言える会社」は「話をよく聞く会社」

 

社員が、年齢や肩書に関係なく「自由に意見の言える会社」にしようとしています。

 

その「言える化」のために、相手の発言に耳を傾ける「聞ける化」を実行しています。

 

社長自身が、話の途中で相手の言葉を遮らず最後まで聞きます。

 

 

③ 仕事上の失敗のペナルティは「気分転換の休暇」

 

個人の過失による失敗があっても、直接的な降格や減給の処分をせず「遊び心」を取り戻せるよう「気分転換の休暇」を与えます。

 

頭を整理するため旅行にいくことを進めていて、その費用は出張費として清算できます。

 

 

それでは解答です。

 

①②③のうち、「間違い(実際に行われていない取り組み)」は何番でしょうか?

 

回答 間違いは『③ 仕事上の失敗のペナルティは「気分転換の休暇」』です。

 

赤城乳業では、仕事上の失敗のペナルティは「気分転換の休暇」でなく「罰金」になります。

 

個人が失敗すると「管理会議」を開いて罰金を課します。

 

罰金の金額は、1億円の赤字で3万円だったりです。

 

「失敗してもいい。また挑戦しろ」という会社方針なので、「挑戦の失敗」は人事評価の対象外になります。

 

 

「①②」は正解です。

 

①   遊び心の会社 真冬の北海道でガリガリ君を配布

「ガリガリ君」は、毎シーズン話題となる「新ネタ=新商品=新しい味」を出すことで、市場活性化させ、成長してきました。

 

販促活動では、新商品に連動したネタやコラボ情報を積極的に発信しています。

 

 

②「何でも言える会社」は「話を全て聞く会社」

 

井上社長は、社員が自由に何でもいえることが組織の活性化につながり、個人の能力を最大限に引き出す道であるとしています。

 

社内で「何でも言える化」を実現しようとすると、「どのような相手の話でも、途中で言葉を挟まずに最後まで聞く」という姿勢が必要になります。

 

組織的にみれば、中堅や若手社員の「発信する意欲」に対して、役員や管理職層の「受け止める度量」が不可欠になります。

 

 

「赤城乳業・井上さん」の働き方については

「スゴロクで学ぶユーチューブ」のNo.71回目

『片手で食べるかき氷「ガリガリ君」、年間4億本を販売 赤城乳業・井上秀樹さん編』でご覧いただけます。

 

このゲームでは、「強小企業を目指して、独自の経営スタイルを実践した井上さんの働き方」を学ぶことができます。