「自分らしい仕事・働き方」について、「ビジネス成功者の仕事ゲーム」の名称でスゴロクを制作、それをユーチューブで公開しています。
作品の多くは、就活の時にある程度「自分らしい仕事・働き方」を明確にしていて、希望するような会社に就職した人たちのケースになります。
しかし、これからは「たまたま見つけ、たまたま働き出した仕事」で成功した人を対象にした事例を取り上げていこうと思っています。
就活が就職氷河期で、自分のやりたい仕事は見つからず、何度も転職しながら偶然見つけた仕事で成功したような人物のスゴロクを作りたいと思っています。
たとえば、非正規社員の立場で苦労しながら「自分らしい仕事を見つけ、働きだして成功した人」です。
非正規社員の星といった人物を紹介できれば、俺もがんばるという人が増える期待が持てます。
その代表的な人物が「100円ショップ・ダイソーの創業者となる矢野さん」かもしれません。
矢野さんは、夜逃げ1回、転職を9回繰り返した人です。
偶然のきっかけから、トラックに日用雑貨品を積み込み、街中の人のいる場所で商売する移動販売を始めます。
その矢野さんは、100円ショップ・ダイソーの創業者として大成功します。
社長を退任するときの会社の売上は4584億円です。
矢野さんに続く、苦労人はいないかと探していると、非常に面白い人が見つかりました。
「ジャパネットたかた」の創業者・高田明さんです。
高田さんは、製造メーカの社員でしたが、会社を辞めて友人と翻訳関係の仕事をはじめますが失敗します。
ちなみに、高田さんはヨーロッパ駐在員として通訳を務めるなど英語が得意でした。
お金もなく、就職先もなく25歳にして実家に戻り、家業のカメラ店を手伝い始めます。
そこから、ラジオショッピング、テレビショッピング事業を展開していきます。
その働き方の基本姿勢は、どのような仕事であっても「一生懸命」です。
「伝えることから始めよう」という自筆の本の中で、次のように述ています。
1)私の生き方は「一生懸命に『今を生きる』」ことです。
毎日毎日、その日しなければならない、その日できることを、一生懸命、自分の力の300%を注ぎ込んで走り続けています。
「全力で『今を生きる』」ことが成功に導いてくれます。
2)一生懸命に今を生きていれば、人生は絶対に拓けるようになっています。
3)目の前のことに一生懸命やっていれば、自然と次の課題が見えてきます。
4)毎日一生懸命に生きていれば、ジャンプアップする瞬間がやってきます。
5)一生懸命に生きていれば、そのときは役にも立たなくても、いつか役に立つ時が来ます。
「一生懸命」に働くことを大変重視しています。
矢野さんとどこか似た点があります。
矢野さんも、仕事に貴賤を設けず、体を動かす仕事に一生懸命だったみたいです。
「ビジネス成功者の仕事ゲーム」も作品数が60点を超えました。
ブログなどのアクセス数を増やすため、どうしても有名な人を中心にしてきました。
同じ傾向の人ばかりでは、スゴロクがマンネリ化します。
今後は、知名度が低くても、仕事に貴賤を設けず全力で頑張り、個性的に働き成功した人を取り上げていこうと思います。