OZZIKI OSBOURNEの岡山〜広島ツアーが終わりました。
関西から現地まで応援に来てくださったお客様もいらして、あぁ、なんてこのバンドは幸せなバンドなんだろう、と改めて思い知りました。まずはそのことに心からの感謝を。
そして、初日の岡山のステージをご覧頂けた方が、「良かったからもう一度見たい!」と広島まで足を伸ばしてくださったのでした。これも本当に、OZZIK的に「胸熱」なお話。他にも初めてOZZIKI OSBOURNEをご覧頂けた皆様から、とても嬉しいコメントを沢山頂けました。
。。。僕ら、日本中どこへ行っても、僕らのこと全く知らない人の前でも、楽しんでもらえるかな。
そんな気持ちになれた2日間でした。
ブログ冒頭から書く話でもないですが、OZZIKI OSBOURNEはどこへでも行きたいです。
誰も我々のことを知らない土地で、全力でパフォーマンスして、 OZZY OSBOURNEの楽曲とステージの良いところを皆さんにご覧いただきたい。
今回のライブでLovehunterの千田さんがMCで「もう本家を見ることは叶わないだろうから、俺らがやる」という言葉が、現代のCover / Tribute Bandの存在意義を顕している、と改めて思った次第です。
モーツアルトやベートーベン、ショパン、ワグナーを伝えるのがClassic のMusicianの仕事と責任であるなら、我々のやっていることもまた、同じなのです。世代と空間を超えて、Rock Classicを伝えていきたいなぁと思います。
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Day 1 京都〜岡山
早朝に自宅を出て、SINちゃんの家の近くで拾ってから角ちゃんの家まで。
今回は角ちゃんのご好意で、バンド全員で角ちゃん所有のキャンピングカーに乗り合わせてのツアー。
昔のバンドはみんなこうだった(らしい)ですよね(僕は経験ないので知らんのです💦)
角ちゃん宅でKISHIKENくんと合流、なおぢちゃんを拾ってから一路岡山へGO!
。。。と思ったのも束の間、朝から宝塚で工事渋滞。。。。
時間が気になメンバーみんな。でもまぁ気にしても仕方ないので(空は飛べない)、なんとかなるさ、の精神で渋滞を抜け、岡山へ爆走!
勘違いがあって、結局On Timeで会場入り。
聞いていた通りの、とても素敵なライブハウスでした、CRAZYMAMA KINGDOM。
照明、広さ、申し分なし!サウンドチェック時点で音も確認、こりゃ良いライブが出来るぜ!
ハコのケータリングのカレーもとっても美味しくておかわりしてしまった。
ピザ食べる余裕がなかったwww、平井さん、ありがとうございました。
Lovehunterの高橋啓介さんのギター、楽屋で激写!
1973年製、だそうです、確か。
うちの黒のカスタムも76年製、この時期のアメリカ製のギターはクリアが飴色になりやすいのかな。
赤目のホセさんのメインのストラトも大概、色変わってます。
KISHIKENくんのカスタムとも並べてパシャリ。
そんなこんなで楽屋も楽しい今回の岡山。
ところが準備している最中、ワタクシの右足に違和感が。。。。あれれ?靴が。。。。
サンダルの踵が壊れてしまって、まともに歩けない状態に💦
ちょうど紙吹雪バケツ(笑)も忘れた(あかんやん)ので、100均でも行って買おう、と外出したものの。。。。
近くに100均がない。。。で、案内していただいた100均。。。バケツも履き物もない。。。。
仕方ないので天満屋さん、という百貨店まで延々と続くアーケードを歩いて、なんとかサンダル購入。
(あ、天満屋さんの靴屋さん、とっても親切でした。靴を買うなら天満屋、とさえ思った次第)
後で聞いたら、反対側のイオンに行った方が近かったとかなんとか。orz
まぁ、いいさぁ。岡山の商店街、ガッツリ歩いて(楽器屋も覗いて)楽しめました。www
帰ってきたらもう本番が始まってて(💦)、VOW VOWさんのステージ。
やばい、バリバリやんこれ。Gt.の方の音は勿論、リズム隊も鍵盤も素晴らしい出来で、今日のOpeningでこれなん?すげー!
実はサウンドチェック前から機材に注ん目していた私、VintageのRoland Space Echoの存在は見逃してなかったのですが、Playerさんが「あの!」山崎さんだと後々(打ち上げ時)知って、ひっくり返りましたとさ。
そしてCHOUSANDESSさん。先のVOW VOWさんもそうだけれど、Vocalの質が素晴らしい。今日は歌合戦なのか?と気合が入る。メンバーさんそれぞれの寄せ方もめっちゃ気合入ってました。Vocalの長さんのTシャツ、背中の「家庭平和」の文字が泣かせるのです(笑)
このスパッツ、気合い入ってましたよ!
そこに追い打ちを掛ける、Paul TerryさんのUudas Priest!やっとの共演かなって嬉しかったのです(あんまり客席では見れてなかったけどね💦) 会場の空気の持っていき方は毎度勉強になるのです。
「すいません、早く帰らないといけなくて💦」ということで、記念写真も楽屋でパチリ。今度はじっくりお話ししたり出来ますように。(Uudasさんとはなかなかゆっくり喋れへん。。。嫌われてんのかな、俺ら💦)
そしてこの日の私的目玉、欧州。
Joey Tempestにこれだけ似ている/寄せていける人を僕は初めて見ました。
そしてそれを支えるバックの演奏がまた、素晴らしかった!なんで俺、メイクしながらモニターでこれを見てなきゃいかんの、って演奏でした。
みんなのいずやんとのサービスショットw
我々の直前は、中国地方の御大、Lovehunter。Whitesnake Quierの私としては注目せざるを得ないバンドさん。そして千田さんの歌は素晴らしかったのでした。みなさん演奏レベルも高く、盤石とはこのバンドのことを言うのでしょう。
そんなまさに「メタルンピック」なイベントにトリで出演させていただけましたOZZIKI OSBOURNE、以下のセットリストで臨みました。
OZZIKI OSBOURNE 2024.8.24 岡山CRAZYMAMA KINGDOM
1. I Don't Know
2. Shot in the Dark
3. Mr. Crowley
4. Tattoed Dancer
5. Mama, I'm Comin' Home
6. Crazy Train
enc. Bark at the Moon
この日のCRAZYMAMA KINGDOMさんの会場設定は、最前列にスタンディング枠があり、それを鉄のバーで隔ててその後ろに座席を置かれていました。ふっと立ち上がって前に出てくる、ということがお客様にとっては、とてもやりづらいであろう感じ。
実際、これだけのバンドさんが出演される中で、座席のお客様はゆったりと着座されて鑑賞いただいていました。
まぁ、ここはこんな感じよねぇ。。。とか思ってたら、自分たちのステージ直前にKISHIKEN君が
『Keiさん、これ、全部立たせましょう!』とかハードル上げてきて💦。
『いやこれ、レイアウト的にかなり厳しいんですけどーっ💦』
。。。頑張りましたがな、ワタクシ。。。でもお陰でみなさん(ワタクシの焦りとお願いが伝わったのでしょう)立ち上がって盛り上がってくださいました。ありがたいことです。あったかいなぁ、岡山のお客様。
イベント的には大盛り上がりで終演を迎えた、とても良い初日となりました。終演後も客席、楽屋でありがたいコメントをいっぱい頂けました、ありがとうございました。
打ち上げ、OZZIKIは撤収にやはり時間がかかって(おまけにホテルまでが思ったより時間かかってしまって)お客様をお待たせしてしまう体たらく。本当にこの辺の段取りとか手筈はもっとちゃんとしないと、といつも思います。。。すいません。やっぱり、ちゃんとスタッフさんを確保しないとダメですね。。。。
遅れて行ってしまったけれど、メンバーや共演者、お客様と頂いた焼肉はとても美味しく、少しづつでも他のバンドさんともお話しも出来て、大変に楽しい、有意義な打ち上げとなりました。みなさま遅くまでありがとうございました。
ホテル帰って、ばたんきゅう、で寝ました。
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Day 2 岡山〜倉敷〜広島〜関西
翌朝、早めに起きて猛烈な混雑の食堂でモーニング。
どうやら市内で、少林寺拳法の中学生全国大会があったみたい。
食事を摂り、ちょっとゆっくりしてロビーに降りる。(KISHIKENくんは「また」寝坊して朝飯食い損ねたらしいw)
メンバーみんなそれぞれに起き出してきてて、ロビーに集合、一路広島へ!
。。。となるはずが、「神社に行きたい!」という意見が出て、どこがええやろ?と思ってたら角ちゃんが
「それなら吉備津彦神社に行きたい!」と言い出したので、そちらへ。
(実は OZZIKIのメンバーはライブの時には必ずと言っていいほど、近くの神社にお参りするのです)
伺った吉備津彦神社は岡山の一宮。吉備津彦は桃太郎のモデル、とも言われています。
ここはこの時期でも茅の輪潜りが出来たので、メンバーみんなでぐるぐると回ります(笑)。
そして参拝。Team Bの方がこういう時は真剣みたいです(謎)。<色々作法にこだわってました
僕はといえば、気にしてたのがこの御神木。
なんでも昭和の時代に本殿の火災の影響で仲がウロになってしまってたのを、コンクリートで中身を作って再生したのだそう、かなり珍しい、樹木の助け方です。大事にされている木のオーラを感じました。
山門、御神木、そしてお山の頂点を重ねました。なんとなく、これが正しい方角に思えたので。
そして「メンバーPhotoも欲しいから、倉敷の美観地区に行けたらそこでちょっと写真が欲しいな」と僕が言ったので、向かってくれはしたのですが、さすが観光地。結構駐車場が詰まっていて、車を止めることを断念。。。。そのまま次の目的地。。。
「凛空(りんくう)」さんへ。
こちらはその筋では有名(笑)。SHRIEKERのVocalist、SAHARA君がオーナーの「倉敷焼き」のお店です。
KISHIKENくんはどうしてもここにOZZIKIのメンバーを連れてきたかったみたい。
店内はさながらRock喫茶/ Barみたいな空気もあり。
そして、お料理ですよ皆さん!
(なおぢの嬉しそうな顔よwww)
どれもお勧めだったので、もうここはSAHARAくんに任せて「勝手にコース」で頂きました。
ホルモンうどん(写真撮り損ねてた💦、すいません)
→牡蠣の鉄板焼き
→倉敷焼き
→お好み焼き
→セセリと砂肝の焼き物
もう5人ともお腹いっぱい(こんなに食べるつもりなかったのにっ💦)。
おまけに食後にはSAHARA + KISHIKENの思い出話漫才が炸裂。
最初は座って話してた二人が、勢いついて、もう立ち上がってしまって、ずっとStand Up Comedian状態で喋る喋るwww
「。。。そろそろ広島向かわんとあかんでっ💦」と諭されて(笑)移動開始。
SAHARAくん、ほんと美味しかったです。ありがとうございました。
途中でお土産を買いにSA入った以外、ぶっ飛ばしっ!
満腹でねむねむ状態で広島市内へ。
会場のSIX ONE live starさんは通りに面した1Fの会場なので、荷物搬入は比較的楽。
ただ、最初はその構造の複雑さに「ラビリンスか!」と戸惑う。
一つの建物にLIVEできる空間が3つもある(そしてそれぞれに個性がある)、素晴らしい音楽ビルです。
Cue♪でも行けたらいいけど、集客でけんな💦
ツアー二日目、みんなそれぞれに役割分担が身についてきてて、開場までの段取りが前日よりスムーズになった感じもありました。
こちらではありがたい事に楽屋を一部屋用意して頂きまして、じっくり準備ができました。でもその分、他のバンドさんとあまりお話しできなかったのが残念。(僕となおぢちゃんはメイクやら衣装やらであまり楽屋から出れないのです)
開場、久しぶりのお友達にお話ししに行ったりして、でもちょっとこの日は忙しくてあまり他のバンドさんの演奏を見に行けず、残念。
いつもライブで思うのは、出演者って結局人のライブ見れないことが多いのですよ、特にOZZIKIは仕込みが多くて。。。。ツアーに行ってもそれが残念。
1番目のAsylumさんはKISSのカバーバンド。でもいわゆる「ノーメイク」時代を彷彿とさせるバンドさんで、おまけに3ピース!KISSのカバーバンドとしてはかなり異色ですが、音は良い感じでまとめられてました。
2番目のMockrey Crewさん、こちらは聴くのは楽屋でのみだったのですが、Bassの音がもの凄く響く、良い音してました。楽屋の席の関係上、僕の頭の上にモニターがあったので映像をほぼ見れてなかったのですが、会場の盛り上がりもよく、コーラスもハマってましたね♪(ウチのメンバーたちはコーラスの女性に釘付けだったようですw)
そんな地元2バンドさんの後を受けて出演したOZZIKI OSBOURNE、広島でのSet Listはこちら。
OZZIKI OSBOURNE 2024.8.25 広島SIX ONE live star
1. Bark at the Moon
2. Flying High Again
3. Mr. Crowley
4. I Don't Know
5. No More Tears
6. Tattoed Dancer
7. War Pigs
8. Goodbye to Romance
9. Crazy Train
正直、ちょっと詰め込みすぎました、 Lovehunterの皆さん、本当にすいませんでした。。
一曲目にBarkを持ってくると、客席のテンションが最初からMaxになるのを感じます。そこで流れを作って、皆さんと一緒にOZZYの楽曲を全身で味わう、そんなライブセットを目指したこのセットリストでした。War Pigsもポイントでしたね。
ステージからお客様のお顔がよく見える箱でした。それぞれの笑顔と、Waveする両の手が我々に力をくれたと感じています。ありがとうございました。
OZZIKI終了後、ちょっとだけホールにご挨拶に伺うと、皆様からの嬉しい子お面との嵐が岡山に続いて、再び。ありがたいことです。
ゆっくりとお話もしたかったのですが、OZZIKIはこの日のうちに帰らねばならないので、ご挨拶もそこそこに僕はさっさと着替えに入りました。
Lovehunterさんの演奏もそんなことで生ではほとんど見れなくて、ラス曲のStillと、アンコールのHere I Go〜だけなんとか見れました。(あ、KISHIKEN君が入ったMistreatedもちらっと見た)
そして終演、ワタクシは「お掃除おじさん」となって紙吹雪の回収(苦笑)、なおぢちゃんとKISHIKEN君は物販席でお客様対応、角ちゃんとSINちゃんは機材車へ撤収、という分担でできる限り早く撤収しようと頑張りました(結局それなりに時間はかかったけれど💦)。
夜遅くなってしまったので、帰路でご飯食べるのは難しいと判断、広島の夜の街で軽く晩御飯だけ食べて帰ろう、と、バンドプラスαで色々うろつき(だからこういう時間を減らさんとあかんのやな💦)、結局ラーメンに落ち着いたのでした。
ここが結果的に当たりのお店で良かったです(色んな意味で)。
僕は、誰の影響か知らんけど(笑)限定品、ってのに目が眩んで「とんこつ油そば」を注文。これがなかなか美味しかったです。
帰路は真夜中ということもあって比較的静かに、それでもテンション高まってるメンバーは結構喋り倒してて(笑)。途中何度かの休憩を挟んで、なおぢちゃん宅→角ちゃん宅、そこで解散。
僕はSINちゃんをお家の近くまで送り届けて、家に着いたのが7:30。流石に死んでましたとさ。
20年連れ添った十字架が、広島本番終わったところ、バックステージで「折れてるで?」と知らされて、帰宅途中で完全に割れてしまいました。
形あるもの、いつかは壊れますが、OZZIKI OSBOURNEといえばこの十字架(だと個人的には思っています)。新しいのを作るか、それともこれを治すかはまだ決め切ってませんが、多分直して使うと思います。
また一緒に、ここからの時間を重ねられますように。この子もまた、 OZZIKI OSBOURNEのメンバーですからね。
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たくさんの写真を頂きました。
こちらの記事は中村喜美さん、吉田智慧さん、櫻井仁希さん、岡田みゆきさん、田村憲行さんからいただいた写真を使わせて頂きましたが、他にもまだ回収しきれていない写真がいっぱいあるようです。皆さんが楽しんでくださった一つの証として、大事に拝見しております。いつも本当にありがとうございます。
そしてそろそろ、この後のOZZIKI OSBOURNEのことを書いていかねばなりませんね。
正式発表は今しばらくお待ちください、お楽しみに!