今日は、
赤ちゃんがいない生活も考えてみましょうというアドバイスの裏に隠れている本当の意味
についてお伝えします。
何かの雑誌がメディアか何かで読んだ、
赤ちゃんがいない生活も視野に入れて今後の人生を考えてみましょう
というアドバイスですが、
一瞬ドキっとしたものの、
真剣に考えたことはありませんでした。
なぜなら、
卵子と精子は正常に機能していたからです。
排卵障害という、たびたびダイヤを乱す原因はあったものの、
通常通り運行しております
という状態だったので、
このまま夫婦2人でどうやって過ごしていこうか
ということは一切考えたことがありませんでした。
今度こそ!と思ったのに生理が来てしまったときに、このアドバイスが頭をチラっとかすめることはありましたが、
意識的に目を背けて考えないようにしていました。
なぜかというと、
想像したイメージが現実になるのがコワかったからです
ぶっちゃけ、妊娠と出産なんてこの世で生きていてやったことないのですから、
赤ちゃんがいない生活のほうが圧倒的にイメージしやすいのは間違いありません。
だけど、そんなわたしに不思議なことが起きました。
思い切って会社の人に不妊治療していることをカミングアウトして、
応援してくれる人が増えて、
欠陥品だと思っていた自分でも大丈夫なんだと心から思えるようになったとき、
わたしが取り始めた行動はまるで、
赤ちゃんがいない生活も視野に入れて今後の人生を考えてみましょう
という今後の人生そのものだったのです。
赤ちゃんができたらビールもワインもしばらく封印するんだから思う存分飲んじゃおう
とか
赤ちゃんができたら夜に遊びに行くなんてできなくなるんだから思う存分遊んじゃおう
とか
そういう行動ばかりとるようになっていたのです。
この先ずっと夫婦で暮らしていくイメージや、
具体的なお金のことなんかは一切考えたことがありませんでしたが、
妊娠したい!という気持ちを手放して執着がなくなった途端に、
ごくごく自然に行動が変化し始めたのです。
このアドバイスの裏にある本当の目的は、実は、
自分の人生をもっと大切にしましょう!!
ということだったんだと気づきました
どうしてもどうしてもどうしてもどうしてもどうしても妊娠したい!という気持ちを手放すのはほんとうに難しいことです。
この執着をなくしたら妊娠できるかもという下心を常に抱えていたくらいです。
執着をなくそう!と思っている瞬間ですら、もはや執着しているという有り様でした。
この妊娠したい!という気持ちを手放して執着をなくす方法をお教えします。
それは、
不妊治療をしていることや赤ちゃんを待っていることを、一番言いたくない人に打ち明けることです。
赤ちゃんが欲しいのだとカミングアウトすることです。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)のわたしが妊娠したいという執着を手放すことができたのは、
カミングアウトし始めたからに他なりません。
勉強も仕事も合理的に無駄なくこなしてきたわたしにとって、
不妊治療をしていて赤ちゃんがなかなかできないというのは、
屈辱以外の何ものでもありませんでした。
クソ高いプライドのせいで、自分の母に打ち明けることすらできませんでした。
そんなくだらないプライドを捨てて、思い切って会社の先輩と2人でいるときに「実は・・・」と相談したら、
うちのお姉ちゃんなんて体外受精3回やってるよ(笑)
という、赤ちゃんができにくいなんてよくあることだよというリアクション。
(((( ;゚Д゚)))
マジかよ
給湯室で一緒になった50代のおじさまに「赤ちゃんは作らないの?」と聞かれたので「なかなかできないんですよね・・・」とこぼすと、
うちもぜんぜんできなかった!
という、逆カミングアウト!
(((( ;゚Д゚)))
マジかよ
実家の母に打ち明けると、
2人目がぜんぜんできなかった!
という初めて聞いたぞという情報まで!
なんだよ!悩んでると思ってたの世界でわたしだけかと思ってたよ!
なんだよ!悩んでる人ってネットの世界にしかいないんだと思ってたよ!
なんだよ!みんなもっと早く言ってよ!
っていう気分になりました。
カミングアウトし始めたのが2006年11月で妊娠が発覚したのが2007年2月だったので、
カミングアウトし始めてから3ヵ月で妊娠することができました。
とはいっても2月に生理が来ちゃったときのことも想定して、排卵誘発剤をしっかりGETすることも怠りませんでした。
きっちりやるべきことはやりつつ、気持ち的にはいつ妊娠してもおかしくない覚悟を決めていました。
ダイエットも禁煙も、自分以外の人に公言すると成功率が高まるという話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
それと同じことだと思うんですよね。
あんなクソ高いプライドを持っていたわたしにもできたので、
このブログを読んでくださっている素直な皆さまなら、きっとカミングアウトできるに違いありません。
最初っから一番言いたくない人にカミングアウトをするのは難しいと思うので、
まずはブログなどのSNSから。
それからリアルの人で経験を積んで、
最後に一番言いたくない人にカミングアウトをするという順番がオススメです。
わたしの場合は実家の母と所属部署の男性マネージャーの2人が天敵でした。
この2人にカミングアウトできたわたしはもう無敵でした
今までとは比べものにならないほどの安心感に包まれながら赤ちゃんを待つことができるようになったのです。
場合によってはとんでもなく勇気の必要なことかもしれませんが、
そんなのぜったいに無理
と言う場合はまだ赤ちゃんを待つことそのものにGOサインが出ていないかもしれません。
でも、
あーやだなー言いたくないないなーそれやんなくちゃいけないことだってわかってるんだけどなー
という感覚になる場合は、思い切ってカミングアウトしてみることをオススメします。
勇気を出してカミングアウトしてみたらぜったいに、
なーんだ
という深い安心感の中で赤ちゃんを待てるようになります。
赤ちゃんがいない生活も視野に入れて今後の人生を考えてみましょう
というアドバイスを左脳的なアプローチに変換すると、
クソどうでもいいプライドをこの先ずっと握り締めたまま赤ちゃんを待ち続けたいのかを考えてみましょう
になりますね。
あなたのちょっとした行動が、大きく変化し始めるきっかけになるかもしれないのです。
愛と光であなたを応援しています。
赤ちゃん待ち応援サポーターのゆりでした。
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いつも読んでくださってありがとうございます。
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