こちらの記事の続きです。
前回の記事では、
・しっかり者の幼少期
・卵巣や子宮が正常に機能していない気がする
・不妊専門クリニックへの紹介状をGET
の3本をお届けしました。
なぜ幼少期にしっかり者だったかという話をしたかというと、
知らず知らずのうちに頑張りすぎて、
無意識に我慢することを覚えてしまって、
女性ならではの臓器を抑圧していたことが生理不順につながっていると感じたからです。
今日は
・初めての不妊専門クリニック外来
・ついに診断が下る!
・不妊治療突入
の3本をお届けします。
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不妊専門クリニックへの紹介状をGETしたわたしは
、さっそく初診予約の連絡をしました。
すると、2~3ヶ月分の基礎体温表が必要だと言うではありませんか。
「もう2年頑張ってるんです~~~」とウソをついて紹介状を手にしたツケは、
ここで払うことになりました。
そして、その頃のわたしはすでに自作エクセルでの基礎体温表を卒業して
(ドラッグストアにあるちゃんとしたやつを買いなさいと苦笑いされた笑)、
プロユースの基礎体温表をマツキヨでGETしておりました。
↑まだ売ってるんだね!
プロユースの基礎体温表に毎朝の体温を書き込んでグラフが出来上がっていく。
点つなぎのワークブックを思い出しましたよね。
最初はこんな感じで楽しかったのに、、、
そして基礎体温表2か月分が完成し、
初めての妊娠という体験を目指して「どうよ?」と言わんばかりに
高鳴る胸を抑えながらクリニックの扉を開けてみると…
そこには、30代~40代女性が揃いも揃って暗い表情でずらーっと座っているではありませんか!
「こんなに悩んでいる人がいるんだ!」
というのが、まず最初に驚いたことでした。
そして待合室に流れる天使のようなクリスタルの音色とは裏腹に漂う緊張感、、、
なんでみんなそんなに緊張してるんだろ~と、のんきに待合室で待っていると、
診察室から呼ばれた名前を聞いて隣りの女性が
ビクッ!!!!
と反応しました。
その隣りに座っていた女性は、
待っているときからちょっと様子がおかしいとは感じていました。
妙に落ち着きがないというか…
そして、名前を呼ばれただけで平常心を失うほど動揺している…
こ、ここはそんなにも緊張を強いられるところなのか・・・
不妊治療の闇の深さを知った瞬間でした。
そして、2人目3人目妊活中の方への配慮として
上の子どもを預けるサービスもあるようなのですが、
どういう事情があるのかはわかりませんが上の子が待合室にいることがあり、
2~3歳前後の可愛い盛りの子どもが待合室にいても、
誰一人として「かわいいね~」という表情をすることなく、
むしろ
「なんで子どもがここにいるわけ?!」という雰囲気で、みんな自分のことで精一杯
のようでした。
ほとんどの人が第一子を望んでいるわけで、まだお母さん未経験の独身女性なわけですから、
まぁ当然といえば当然の反応なのかもしれません。
当時は「預けるところがあるのに冷たい視線を浴びてまでなんで連れてきちゃうんだろう?」と思っていましたが、
今ならその答えがわかります。
まだお母さんと離れて過ごしたことがないから預けたくても預けられないのです。
泣いても叫んでも預けちゃえばいいじゃんと思うかもしれませんが、離れるときの子どもの泣き方って本当に尋常じゃありません。
お母さんが入院しなければならないという緊急事態にならない限りは、
一緒にいてあげたいって思うものなんですよね。
そんなこんなで、
・低温期血液検査
・高温期血液検査
・超音波診断
などを経て、診断が下ることとなりました。
わたしの診断結果は…
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
でした。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は排卵障害の一種で、とにかく排卵しにくいっていう特徴があります(語彙力のなさ)。
治療方針としては、
・卵管造影検査
・排卵誘発剤の服用
・超音波によるタイミング療法
を続けていきましょうということになりました。
自分が多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だと知ったとき、
これまでの生理不順の原因
と
妊娠に向けた治療と対策
がわかったので、とにかくめちゃくちゃスッキリしたのを覚えています。
なーんだ、これが原因だったのか!
あとはこれをひたすら攻略していけばいいんでしょ?
楽勝~♪
ってな気分でした。
ところがですよ、排卵誘発剤(クロミッド・クロミフェン)を飲んでも、
40~50日周期がデフォルトの卵巣ちゃんだったので、1年に10回くらいしかチャンスがありません。
(出産してからも40日周期で定期的に生理がくるので、これがわたしのデフォルトなんだ。と確信しました。)
排卵誘発剤が効いてないんじゃないの?と八つ当たりすることもありましたが、
まだ20代ということも考慮して、しばらく様子をみましょうの一点張りなわけです。
千葉県最大級の不妊専門クリニックに通っているわけですから、その治療方針に従うしかありません。
気持ちとしては今すぐにでも妊娠したいという抑えきれない欲求があるので、
他にも何かできることはないかとネットで検索した結果、
・骨盤がゆがんでいると女性臓器が正常に働きにくい
・骨盤のゆがみは親知らずが悪さをしている可能性もある
という情報を整骨院のサイトから入手しました。
それを読んですぐさま銀河系最速を誇る抜群の行動力で即、東京歯科大学に予約を入れました。
もちろん親知らずを抜歯するためです♪
初診で「なんで親知らずを抜こうと思ったんですか?」と聞かれ、
予想外の質問に「に、妊娠したいからです」と言えず、
「な、なんとなく時間があるときに抜いておこうかと思って…」という適当な答えでその場を切り抜けました。
結局、上2本と下1本の合計3本の親知らずを抜きました。
とくに下の親知らずが埋没の横向きに生えて隣りの歯を圧迫していたので、これが骨盤を圧迫していたのだなと勝手に結論づけました。
(※親知らずを抜歯したら必ず妊娠できるというわけではありません)
さらに、わたしの矛先は東北に位置する浴室に向けられました。
なぜなら、風水的に東北の浴室は妊娠しにくい間取りだったからです!
当時は賃貸アパートに住んでいたので「そろそろマンションを買ってもいいかもね~」という方向に話をもっていき、
北・東北・南西に水周りのない、風水的に完ぺきな間取りのマンションも購入しました☆
(※マンションを買ったり引っ越したりすれば必ず妊娠できるというわけではありません)
とにかく、東北に浴室のある賃貸アパートに住んでいたときは、
その部屋で子育てをするイメージがぜんぜん湧きませんでした。
なぜなら、
その物件を選んだ結婚当初は子育てをすることなど一瞬も考えていなかったから
です。
むしろ結婚してもバリバリ働くくらいの勢いだったので、
まるで妊娠を意識的に遠ざけているかのような間取りでした。
結果として新築マンションに引っ越して6か月以内(記憶が曖昧)に妊娠することができましたが、
風水と妊娠には何の因果関係もないことが今ならよくわかります。
次回は、なぜ引っ越したことで妊娠につながったのかをお伝えしていきます。
今日は何位かな???
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