愛をもって親を超える | 「自分」を生きるための心理学(ビリーフチェンジ)

「自分」を生きるための心理学(ビリーフチェンジ)

生きづらさを手放して、ゆるぎない自分で生きよう。
一度きりの人生だから、命が輝く生き方をしよう。

こんばんは、加藤えみです。

 

 

久しぶりの更新になりました!

 

早くも、朝晩はすっかり

秋の気配を感じるようになりましたね。

 

 

 

 

実は、ここ数か月の私はというと・・・

 

気持ちが大きく沈んだり

訳もなく涙が出てきたりと、

 

日々の仕事をこなしつつも、

心はすっかり氷ついて

無気力そのものでした。。

 

 

 

で、そんな抜け殻状態から

ようやく抜け出しつつある一方で、

 

結果的には、じっくりと

自分の生き方を見つめ直すことになり、

すごく貴重な時間になりました。

 

 

 

 

どう文章にしていいものか

全然筆が進まない!!のですが、

 

書いて表現することで

一区切りつけて前に進みたい。

 

そんな気持ちでブログを書いています。

 

 

 

 

 

弾丸で父のお見舞い、札幌へ!

 

 

 

 

私事ですが、離れて暮らす実家の父に

大腸がんが見つかりました。

 

さいわい他の臓器への転移はなく、

無事に手術を終えることができました。

 

 

今は、ようやく一段落ついて

ほっとしているところです。

 

そして、ほっとしすぎて

気づけば9月に!!!(汗)

 

 

 

 

 

がん発見から退院までの

期間はわずか一か月足らず。

 

なんだけど、

ものすごーーーく長く感じた。

 

 

 

不安、悲しみ、怒りと焦り。

そして安堵。

 

一度に色々味わいすぎて、

なんかもう半年は経ったんじゃ

ないかってくらいの濃厚さ。

 

 

 

 

 

最初に、「大腸がん」と聞いたときには

胸のあたりに大きな衝撃が走り、

 

そして次の瞬間、

真っ黒なインクをこぼしたみたいに、

じわじわと広がっていく不安や恐怖。

 

 

 

一方で、

「ガンのステージは?」

「手術するのか、手遅れなのか?」

「手術するならいつなのか?」

「父はふさぎ込んでいないだろうか?」

 

そして、何よりも

「あとどれくらい生きられるのか?」

 

と、頭では次々に疑問が湧いてくる。

 

 

 

 

 

もちろん、いつかは

こういう日がやってくることは、

頭では理解していたつもり。

 

 

なんだけど、

命のタイムリミットを突き付けられて

湧き上がってきたのは、

 

他でもない、父に対する

「後悔」と「やり残した感」。

 

 

 

 

 

私は、これまでの人生、

向き合いたくないことから

散々逃げ回ってきました。

 

 

でもね、なかには

逃げられないこともある。

 

誰もが必ず

直面しなければならないこと。

 

それが「親の死」

そして「自分自身の死」

 

 

 

 

 

私にとって「父との関係」は、

心に引っ掛かりつつも

先延ばしにしてきたことのひとつ。

 

 

だから、会いに行くとなると、

かなりエネルギーを使います。

 

これでもだいぶ進展したんだけどね。

 

 

 

 

改めて読んでみると、恥ずかしいような

何とも言えない気持ちに・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

私の心のなかにある

父に対しての「ひっかかり」。

 

 

ひとつは、父に対して感じる

「かわいそう」という気持ち。

 

 

もう一つは、

 

父の愛情が色んな意味で重すぎて、

背負うこともできなければ

突き返すこともできなくて苦しい。

 

このふたつ。

 

 

 

 

 

自分の気持ちを表現するのが苦手で、

人生を楽しむのが下手

 

頑固で強がりで

我慢ばかり損ばかりの父。

 

 

まじめにやっている割に

報われない世渡り下手で、

 

肝心の家族に対して

優しさを表現できない残念さ。

 

 

つまりは、生き方そのものが

なんとも不器用。

 

 

 

そんな父に対して

湧き上がってくる惨めさや怒り

 

それを感じたくなかった。

 

 

 

 

 

そして、皮肉なことに・・・

 

そんな父に

そーーーーっくりな私。

 

 

不器用で生きるのが下手なのは、

まるまんま父から引き継ぎました。

 

ちなみに、顔も激似です(爆)

 

 

 

 

 

「父よ、人生それでいいのか!!」

というもどかしさと怒り。

 

 

それと同時に、

「かわいそう」の気持ちの裏には、

娘から父への願いがちゃんとある。

 

 

人生の最期は、

「色々あったけど幸せだった」と

思い残すことなく人生を終えてほしい。

 

ただそれだけ。

 

 

 

私は、ただ父に幸せで

いてほしかったんだなって。

 

そこに気づいて、

すごく腑に落ちました。

 

 

 

 

 

そして、もうひとつ。

「父の愛情」は色んな意味で重い。

 

 

「親の愛」って、

子供がこの世で一番欲しいもの。

 

なんだけど、時として

そこに「欲しくない愛情」が

混じっていることもある。

 

 

背中にずっしりと

のしかかってくる愛が、

 

私には、もうずっと長いこと

重荷だったな、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、父の病気をきっかけに

色々と想い巡らせての、私なりの結論。

 

 

 

親の愛情って時として重い。

 

イヤでも伝わってくる

あらゆる期待や重圧

 

自己犠牲的な愛情や

価値観のおしつけ

 

 

 

そんな「条件付きの愛」や

「一見すると理解しがたい愛情」も

混じっているけど、

 

それでも、その本質は、

純粋であたたかい、親から子への

「無条件の愛」なんだと思う。

 

 

だから、そこだけ

ありがたく受け取ったらいい。

 

期待に応えるのは、

「できる範囲で」でいいよね。

 

 

 

 

新千歳空港のラーメンオブジェ(欲しい!!!)

 

 

 

 

どう頑張っても、

子供は親を救うことはできないし、

 

親の人生の課題を

肩代わりすることもできない。

 

 

 

子供から親に対して

できることは、ただひとつ。

 

親を超えて幸せになること

 

 

両親から引き継いだ

マイナスもプラスも

 

自分で身に着けた

リミッティングビリーフも

 

生まれながらに

与えられた環境や試練も

 

まるっと受け入れて、

そして乗り越えていく。

 

 

 

 

 

惜しみなく注がれた愛情をもって、

親を超えて幸せになること。

 

 

そうやって、

お父さん、お母さんから

もらった命を最大限に輝かせること。

 

 

これが、子供である私にできる、

最大で唯一の恩返し。

 

私はそう思ってます。

 

 

 

というわけで、

9月からはアクセル踏んで

どんどん前に進んでいきます!

 

 

 

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございます☆

 

加藤えみ

 

 

 

 

 

(社)日本プロセラピスト養成協会HP

ビリーフチェンジって何?という方はコチラニコニコ

http://pro-therapist.or.jp/limiting-beliefs/

 

 

 

 

<セミナー情報>

 

●10/22(火・祝)@東京

 自己重要感1dayセミナー(準備中)

 

 

** わたくし、加藤が担当する
(社)日本プロセラピスト養成協会の講座はこちら **

 

 

●ビリーフチェンジ短期集中講座

本講座のテーマは『自己重要感』です。

「自信がない」「すぐに落ち込む」「劣等感が強い」
などのお悩みを持った方におススメです。

 

<日程>

大阪 2019年 10/26, 10/27(日) NEW募集中

 

 

●プロセラピスト養成講座

ビリーフチェンジの理論と技術を学ぶ10日間講座。

「人生を変えたい方」「解決したい悩みがる方」

「心理のプロとして独立開業したい方」などにおススメです。

 

<日程>

東京24期 2019年9月スタート NEW募集中

大阪13期 2019年9月スタート NEW募集中

 

*その他の地域については、
リンク先のHPで日程をご確認下さい
照れ