こんばんは。
心理セラピストの加藤えみです。
今日は、前回からの続きです。
＜前回の内容はコチラ＞
問題解決に取り組んでいく中でぶつかる、
「変わりたいのに変われない（涙）」という壁。
焦って前のめりになるほど
空回りして、前に進めない
↓
変われない自分へダメ出し
↓
そして余計に焦る
という、負の連鎖にハマっていた私が
どうやって「踊り場という名の停滞期」を
抜け出したかというと・・・
それは、
もう、こりゃ腰を据えて
じっくり取り組んでくしかないよね。
と「いい意味での諦め」ができたとき。
え？？
なーんだ、そんなことか。
と思いましたか？
でもね、この「いい意味での諦め」って
意外と侮れないんです
あるとき、
ふと、こう思ったんです。
私はこうやってセラピーも受け続けてるし、
自分なりに頑張っている。
だけど、心のことだから
自分ではコントロールできない。
毎日牛乳1リットル飲んだら
変化が加速するわけじゃないし
毎日10㎞マラソンしたら
変われるってもんでもない。
もうこれ以上、
どうしようもないよね。。
っていう、開き直りというか
いい意味での諦めができたとき、
「等身大の自分」をまるっと
受け入れることができたんです。
それからは、
「踊り場」にどっかりと腰を下ろし、
「変われない自分」
「ホントは変わりたくない自分」
「受け入れがたい過去の闇」
目を背けてきたものとじっくり向き合い、
とことん味わい尽くしました。
そして、ぐるぐる迷走したり
脇道にそれながらも、
気づけば「踊り場」から抜け出していた私。
そればかりか、
一段二段と階段を登って
今までとは全く違う景色が
見えていることに気づきました。
不思議なもんです。
前のめりに意気込んでいたときは
全然変われなかったのにね
私が身をもって体験したこと。
それは、
自己否定からは何も生まれない。
ということ。
今の自分はダメ。
だから早く変わらなきゃ。
だと、かえって停滞期が長引きます。
「自分の嫌いな部分」を敵対視して
排除しようとすればするほど、
相手だって、より強敵になるからね
これを、ビリーフチェンジの仲間内では
『努力逆転の法則』とよんでます（笑）
そして、もうひとつ大切なこと。
一見、ものごとが進んでいないように
感じる「踊り場期間（停滞期）」には、
実は、すごく大切な役割があるんです。
／
「停滞期」は、自分の
課題にじっくり向き合うための時間。
そして、それを乗り越えるために
試行錯誤しなきゃいけない試練のとき。
＼
晴れて試練を乗り越えた時、
一皮も二皮も剥けて、大きく成長します。
だから「停滞期」はgood news。
「大きな変化」がすぐそこまで
来てるってことだからね。
うまく進めないときや
行き詰まったとき。
頭ではわかってるけど
気持ちがついてこないとき。
そんな時には、
「今の自分」を味い尽くすこと。
そうやって、
「今の自分」を完了させたら
自然と次のステージへ進んでいきます。
思うに、人生って
一生これの繰り返しだよね。
キラキラ魔法の
ステッキで大変身～～
っていうのは、残念ながら
マンガの世界だけだからね（笑）
いいことも苦しいことも
じっくり丁寧に味わってみる。
自分の命を大切に、
味わいながら生きるってそういうこと。
そして、私たちは
困難や壁を乗り越えた分だけ
深みが増して魅力的になっていきます。
私もそろそろ人生折り返し地点。
人生を味わいながら、じっくり生きてみる。
っていうことを意識したいな、
と思っています
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
加藤えみ
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