「バットマン フォーエバー」(1995年) | ネコ人間のつぶやき

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 ジョエル・シュマッカー監督「バットマン フォーエバー」(1995年)は、ティム・バートン版からスタッフ・キャストを一新して再スタートしたシリーズ第3作です。

 

"Batman__batman_f" Photo by Michael Newhouse

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 ティム・バートン版のお伽話的おどろおどろしさを払拭、ゴッサムシティーがネオンでサイバー・シティーになっています。

 

 バットマン=ブルース・ウェインにヴァル・キルマー。


 相棒ロビンにはクリス・オドネル、バットマンに接近する精神科医チェイスにニコール・キッドマン。

 

 コスチュームの色彩感覚は良いと思いますけどね。

 

 メカニックデザインもより派手なアメコミガジェットに。これはこれでカッコいいかなぁ?。

 

"Val Kilmer, Chris O'Donnell - BatmanForever - 1995" Photo by 

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 家族で観られるバットマンを制作したそうで、作風を明るくしたことが効果的だったのか、「フォーエバー」は興行的に成功。

 

 しかし原作の世界観がダークですから、逆に登場人物達の心のすさみや狂気がより浮かび上がった感があります。

 

  特にジム・キャリーの顔芸が全開でクセが強すぎ。個人的には拒絶反応でした。

 

 トミー・リー・ジョーンズがジム・キャリーの強烈な個性に食われて影が薄い。


 コミック的バカバカしさ&仰々しい演出がドイヒー。


 もう開いた口が塞がりません…。


 ラストはあまりのダサさに失笑です。


 とにかく怪作です。僕はかなり戸惑いました…。