活動場所: 大阪富国生命ビル4F会議室
講師:田中良和先生

この講座では、大学のセミナーのように最前線で活躍されている田中先生を囲んで、研究のお話を聞き、先生にインタビューして、研究ってどんなことなのかにふれる体験ができます。
さて、バラは4万種類もあるってご存知ですか?4万もあれば、どんな色の花もあるように思えますが「青いバラ」はこの世のどこにもなかったのです。スミレや朝顔、紫陽花など世の中に青い花はたくさんありますが、青いバラはどんなに品種改良しても生み出すことができませんでした。だから、青いバラは「不可能なこと」を意味する言葉として使われていた時代があったのです。これを「夢かなう」に変えたのが特別講師の田中先生の率いるサントリーの研究グループです。

田中先生が写真をたくさん使って、小学生にもわかりやすく、遺伝子組み換えについて解説してくれました。子どもたちは一人一人先生に質問します。ちょっと緊張する瞬間ですが、午前中から少し予習をして質問する準備をしています。田中先生はどんな質問にも真摯に答えてくださりました。
また、酸性やアルカリ性の蒸気にふれることでお花の色が変わる実験も見学しました。


【ムラサキキャベツの色液をつかった酸とアルカリの実験】
さあ、ここからは実験を自分でやってみました。ムラサキキャベツの色液を取り出して、身近にある様々なもの、例えばジュースや調味料、フルーツや洗剤などを加えて、色の変化を観察しました。

参加者にはサントリーから青いバラの姉妹品である青いカーネーションがプレゼントされました。
子どもたちの心の中に科学に対する好奇心の花が咲きますように。

データはレポートにしっかりとまとめます。小さな研究者の誕生の瞬間です。
参加者にはサントリーから青いバラの姉妹品である青いカーネーションがプレゼントされました。
子どもたちの心の中に科学に対する好奇心の花が咲きますように。