土曜日を休みとしたため、珍しく2日間、命の洗濯日となり、今はやりのDIY(Do It Yourself!)を真剣に考える機会になりました。
このご時世、コロナ禍で自宅待機となる中、できることは何か?
満足感の得られるDIYが見つかれば幸い。DIYに叶う企画を考えださねばならないと焦りを感じました。
小生はしばしば「植物は明日を連れてくる!」と言ってきました。条件が揃えば、芽を出し、花をさかせ、明日は全く違った姿をみせてくれます。

開高健は、マルチンルターの言葉をかみ砕き、「明日、世界が滅びるとも、あなたはリンゴの木を植える!」を座右の銘としたと聞いています。
「あなたは!」なる下りは、素晴らしく、あなたの明日に通じる含蓄のある表現ですし,
リンゴは、結実が容易に想像できる素晴らしい樹木です。
3年前に、弊社団は、Joyful Agri.でQOL向上を!なるシンポジウムが大阪大学中之島センターで実施され、産官学から大勢の方々が集まり活気のあるシンポジウムとなりました。
植物のもつポテンシャルは人間の進化をもたらす原動力であったと思います。DIYとして、農業で発展した技術と知識は、DIYを進める中で手を伸ばしやすいと感じている。
食物の好き嫌いを是正し、正しく食べ健やかに生きる意味で「食育」なる言葉が生まれましたが、それと同様に、植物を育てる過程で学ぶことは多く、植物を育てる過程から学ぶ事柄は幼少時の教育として大いに役立つことから、弊社団は、「植育」なる言葉を商標登録(登録日:2019年3月29日)し、DIYと併せて、みどり事業の展開に活用しています。
私の提案した植育の定義は、
・種を撒き・苗を植え、育てる楽しみを感じること!
・収穫する喜びを会得すること!
・収穫物をお裾分けし、分かち合う喜びを体験すること。
・収穫物を愛でて食する喜びを感じること、
としている。
植育とDIY、豊かな感性をもった幼児を育てる意味で、この時期、親子ともども、DIYを企画することは重要と考えています。
こんな思いで今週は、まちラボをみどりのコリドーにしたいと意気込んでいます。

テラプロジェクト理事長の今日のひとことメモでした。