毎日のように、コロナパンデミックは大ニュースです。
その中で、コロナに感染しているか否かを判定する手法にPCR法が活用されていることはご承知だと思います。。
では、PCRて何! 喉の粘膜や唾液で感染有無がわかる? すごくない!
原理的には、一匹のウイルスがいれば、その存在を確かめることができます。
PCR技術は、すでに、30年以上前に確率された方法なんです。(開発者:ノーベル賞受賞)
ウイルスには、DNAウイルス、RNAウイルスが存在するんですが、その増殖の方法から
PCR法の原理が伺えます。
採取されたサンプルの中に、コロナウイルスが、一個存在していても、その存在を確認することができるんです。
DNAウイルスの場合ウイルスの殻を除くと、DNAが出てきます。コロナウイルスは、環状を成さないRNA鎖をもつウイルスです。
RNA (37個の遺伝子)をDNA鎖に変換:RT-PCR(Reverse Transcription作業が必要)。この変換されたDNA鎖は、写し取った37個の遺伝子
(遺伝子が連結しウイルス増殖に必要な遺伝情報をつかさどる)を持っています。
この遺伝子(DNA短鎖)をターゲットにし、DNAポリメラーゼと言われる酵素を作用させ複製します。
採取されたサンプルにはウイルス量が少なく、また、邪魔となる因子が含まれていますので、それを除外し検査するのが
難しく、唾液をサンプルとしての測定が実施までに時間を要しました。
7月15日(水曜日)の弊社団、まちラボで実施しています「やってみなはれ勉強会、社長塾」で、コロナ対策に関して、
小生が講義をさせて頂くことになっています。PCR法に関して、また、ウイルスに関して、分かりやすく説明
します。ZOOMで参加可能ですので。事務局からZOOM参加許諾をもらえれば参加できます。
テラプロジェクト理事長の今日のひとことメモです。