セミの声を聞くと、思い出す事があります。
娘がまだ保育園に行っていたころ。
あれはまだ、4歳ぐらいだったでしょうか。
夕方、保育園へお迎えに行くと、
靴箱に空っぽの虫かごが置いてありました。
娘が興奮気味に説明してくれました。
「ここになー、えーとなー、この中になー・・・
セミがおってんけどなー。えーとなー。・・・」
なかなか伝わってこない(TωT)
まぁ、要するに、
セミが入っていたけど、逃がしたから今はもういない。
って言いたかったらしい。
日本語を文章化して話すのがまだ苦手な
4歳児の説明は分かりにくい！
と、そこへ同じクラスのお友達、小春ちゃんがやってきました。
お父さんがお迎えに来たようです。
小春ちゃんのお父さんはアメリカ人！
ほとんど日本語しゃべれません。
ハーフの小春ちゃんは周りの影響を受けまくりで、
めっちゃ大阪弁です(笑)
英語オンリーのお父さんと、大阪弁の小春ちゃん親子。
不思議な会話を聞くことになりました。
小春ちゃんが、娘が言ってきたように、
お父さんにセミの話をし出しました。
小春ちゃん「あんなー。ここになー。えーとなー。この中になぁー。」
お父さん「What？」
小春ちゃん「セミのー。セミがー。えーっと・・・。」
お父さん「Oｈ！セミ！」
小春ちゃん「セミのなー。セミのー。・・・」
（小春ちゃん、「セミの」じゃなくて、「セミが」って言わないと、
「セミがいた」って言えないよと私は心の中で思っていました。）
小春ちゃん「セミのー。セミのなー。セミのなー。」
お父さん「Oh！セミNo？セミNo nothing？」
Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！伝わってる!!!
すごい！これは奇跡か！
それとも、小春ちゃんは大阪弁ではなくて、
英語を話していたのか！？
不思議な親子の会話に一人
驚きと笑いをこらえるのに必死な夏の思い出でした(笑)
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小春ちゃん親子の会話、もっと聞いてみたい(笑)