春舞緩風
『 春舞緩風 』
明鏡ゆらぎ
バスを待つ園児達が空に
前へ前へと 雲を追いかけている
公園で時を過ごす鳩の群れが
園児達の動きにつられてる
早足で行き交う人達の脇で
右へ左へ 桜達が揺れては
吹く風に舞い上げられた数枚が
抜ける空から 僕をふわり眺めてる
流れている 緩やかな時間に染み込んで
連れて行くよ 存在する 今を 全部繋いで・・・
神々の吐息が聞こえる場所に
偶然じゃない奇跡が舞い降りてる
誕生の歓喜に舞う人の裏側で
追悼の歌を誰かが奏でている
舞い降りた天使は新たな希望を
舞い上がる天使は達成感を携えて飛ぶ
交差点を 歩く犬が立ち止まり
遠く見上げて 遠吠えをしているよ
戦場の兵士達を 癒すように
気持ち込め 吠えてるのかな
知る人は 誰一人居ないとしても
その犬は 遠吠えをやめない
流れている 緩やかな時間に染み込んで
連れて行くよ 存在する 今を 全部繋いで・・・
神様と交わした約束1つ
どんな旅でも 自分で歩き続けること
いつの日か ただいまの言葉と僕だけに
語ることが 出来る物語を手にして
園児達がバスに乗り込んでいくよ
全員が 物語の主人公だね
走り出すバスを追う風にふわり
桜舞っても 鳩は見知らぬ振りしてる
いつものように 日向に集まってる
何一つ 珍しくないよ 公園緩景
奏
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『奏』
明鏡ゆらぎ
初めから 終わりに向けて 歩いてる時の中
ふと 見上げた空に 終わりはあるのかな
誰しも 一つずつの 鼓動を与えられていて
あたり前だけど 交換は出来ない
あなたの音は 時に響いているよ
聴くための それじゃないけど
たったひとつ 譲れない音を 誰もが持っていて
あなたが今ここに在る あなただからの音なんだ
響いている その音色は聴く類じゃなくて
この世界にあることを 確かに奏でてる
在ることを自らで 否定することもあるだろう
身を置く現状が 描いた世界の外に思えて
だけど 時の中 ひとつひとつの音達すべて
揃っていないと そのオーケストラに完成はないんだ
あなたの音が 必要なんだよこの世界には
その音は その音色は あなたしか 奏でられない
時の中 誰も代わりの音は出せない
そのあなただけの音色が この世界には必要なんだ
幾度か 自分自身 卑屈になりそうな時は
風に乗って この歌が届けば いいのになぁ
あなたが在ってくれていることが
今までのあなたが そう在ってくれたから
あなたの成功や失敗が
あなたの後悔や号泣が
あなたの呼吸や仕草が
この世界には必要なんだよ
遠い未来や遠い過去じゃなくて
今であることは 偶然じゃないんだよ
もっとも単純なことは
あなたの音がこの世界に響いてるから
僕の今が支えられてるんだよ
ありがとう なんだよ
ひとりごと
結局 何かが起きる度に
焦ったり 不安になるのは
多少の大小はあるとしても
無意識の中で
己の中を 散らかしまくって
探して探して 探し当てた
元来一番足元にあったソレは
近い将来に
どの結果を目の当たりにしようが
すべてを受け入れてやる
と言った
『覚悟』
なんだろう
やはり そう
最初の一歩の術は 己の中に―。
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空の地図
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『 空の地図 』
明鏡ゆらぎ
ほら 手を離すよ
一人で立ち上がるんだよ
ほら 大丈夫
余りある程の想い注いだから
ほら 手を離すよ
一人で飛んでみよう
ほら 恐れるものなんて
何もないから
一度は 諦めかけた 君自身 も一度 空を飛ぶこと・・・
この日のために 耐えたんだ!
奥歯が鳴るよな ツライ時間を!
二度と 飛ばないと コトバ零した
あの日から 繋がっていた
今 大空を目の前にして・・・・
あなたは 飛べるよ
ほら 手を離すよ
一人で翼広げて
ほら 重いものは この場所に
置いていけばいい
飛び立つ時から 荷物なんて
要らないんだよ
ほら
「ツライ」だけを
上手に手離すんだよ
そう 飛びたつ君が 立つ場所は
空の地図の真ん中なんだ
もう どこへでも 飛んで行ける
空は繋がっているのだから
繋がっているのだから・・・
これからのため そのために君は生まれてきたよ
笑顔で空を飛ぶために
ほら 下をみてごらん
大地が 君に 微笑んでる―。





