ひとりごと
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『ひとりごと』
明鏡ゆらぎ
暗闇を歩く者に
単に出口の方向を示しても
その場しのぎに過ぎない
その思いやり
気持ちは届くことはあるだろう
今の方向が分からないから
迷っている
だから 方向を示す
確かに 間違いではない
でも 迷ってる側は
方向だけが欲しい
のではないことが多い
真っ暗なんだ
どこが地面で どこに壁があって
いま 歩いてる世界が
きっと 真っ暗闇
そこから這い上がる時のイメージは
暗闇に出口を見つけ そこをくぐる
その1本道な感じではなく
もしかしたら
真っ暗な 目の前さえ見えない
目を閉じているのか開けているのかさえ
分からないような 灯りのない平原で
遥か彼方から
自分を遠くから包むように
真っ暗闇の平原の果て 地平線から
徐々に 徐々に 夜が明け始め
まわりの景色がゆっくりと ぼんやりと
浮かび出し 見え始める
景色の輪郭 影が見え
彼方まで広がる草原が見え
そして
昇り始める太陽の方向を知り
その灯りに照らし出される自分と周囲
そこで
実はすぐ歩けば辿り着くだろう距離に
友人や仲間 ワンコや木々を見つける
そんなところに これくらいのところに
みんな居てくれていたんだ
ぼんやりと 明るくなってきてる ってことに
気付くのは きっともう かなり明るくなってからだろう
ある程度我に返るタイムラグもあるだろうから
暗闇からの回帰は
出口をくぐる ような感じではなく
在る世界 真っ暗な世界に
薄っすらと
ゆっくりゆっくり夜明けが訪れ
景色が見え 浮かびくる感じ
ひとつのドアをくぐると
ひとつの問題を抜けた感じは確かにある
でも
苦しい経験 辛い時間を経て
自分の世界が 素晴らしく大きく広がり
そして更なる新しい世界として
世界ごと 成長させたんだね
君だから 出来たことなんだ
そう 言ってあげたい気持ちで
包みこめるように―。
そんな感じ。
俺は勝手に そう思っている。
星に願いを
『星に願いを』
明鏡ゆらぎ
綺麗な夜空を見上げて
星に祈らなくなったのは
それを恥ずかしいことだと
思い始めた時からなの
直接叶わないって知ってた
だけど叶う叶わないではなかった
なんとなく分かるかな あなたなら
現実は 辛抱で 忍耐の連続で
夢見るのも 許されないようで
大概笑い者 非現実的メルヘンだって
分かっているよ
でも いつも希望は 高方に見るモノ
政治家は大概 金融損得主義で
虹を見ても 成分分析
目を背けたくなるのは 本当に星か それとも・・・
いつか 星に願いを込めてた
星に祈ってただけじゃない
星と言う名の未来に
これから行きたい世界に
辿り着くために突き立てて
自分の未来の方向を示した
誓いの立会人
あの時の 空の 星だったんだ―
止めた目標 諦めた夢達も
間違いなくあなたが 突き立てた旗
今もきっとあなたの中
揺れてる 経験旗として 揺れてる
これから あなたが突き立てていく旗
誰にも恥じることない あなたの旗
どんな色 どんなカタチでもイイ
星(未来)に誓い込めて
高く高く突き立てる
星に祈り込めて―。
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爽風夏昇
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『爽風夏昇』
明鏡ゆらぎ
夏が南から 高く高く昇り
街を覆っていた 小さい水粒達も
空へ返っていくよ 広い風に乗って
あなたの街にも 夏が昇り始めている
いつもの毎日を
同じを繰り返す毎日を
鉄の塊が飛び交い
鉄の塊が走る毎日を
止めないように
止めたら進めないよ
進めなければ ゴールには辿り着けないよ
そう 零しながら 心の苦笑
それでも歩いている 毎日を歩いてる
あなたの心が 重く沈んでしまう前に
ある晴れた日に
苦悩のひとつが終わり
高い空から
乾いた風が舞い降りて
あなたを包んで
花達が揺れて
木漏れ日が歌い
嬉しさの武者震い
毎日の景色が澄んで
音が 香りが 爽やかに
あなたを包むすべてと
あなたを新鮮が包むよ
夏が南から 高く高く昇り
あなたを覆っていた 小さい水粒達も
空へ返っていくよ 広い風に乗って
あなたの夏が 昇り始めているよ



