不治の病は存在しません | シルバーバーチの霊訓より

シルバーバーチの霊訓より

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不治の病は存在しません。

全ての病気に、それなりの治療法があります。

宇宙は単純にして複雑です。

深い奥行きがあるのです。

法則の奥にまた法則があるのです。

知識は新しい知識へ導き、その知識がさらに次の知識へと導きます。

理解には際限がありません。

叡智は無限です。

こう言うのは、どんな質問にも簡単な答えは出せないことを知って頂きたいからです。

全ては魂の本質、その構造、その進化、その宿命に関わることだからです。

地上の治療家から、よくこういう言い分を聞かされます。

“この人が治ったのに、なぜあの人は治らないのですか。愛と、治してあげたい気持ちがこれだけあるのに治らなくて、愛も感じない、見ず知らずの人が簡単に治ってしまうことがあるのは、なぜですか” と。

そうしたことは全て法則によって支配されているのです。

それを決定づける法則は、魂の進化と関係していて、魂の進化は現在の地上生活で定まるだけでなく、しばしば前世での行為が関わっていることがあります。

霊的な問題は地上的な尺度では計れません。

人生の全てを物質的な尺度で片付けようとすると誤ります。

しかし残念ながら、物質の中に閉じ込められているあなた方人間は、とかく霊の目で判断できずに、一見したところ不正と不公平ばかりが目につくことになります。

神は完全なる公正です。

神の叡智は完全です。

なぜなら、完全なる法則として働いているからです。

あなた方の理解力が一定の尺度に限られている以上、宇宙の全知識を極めることは不可能です。

どうか “不治の病” という観念は持たないで下さい。

そういうものは存在しません。

治らないのは往々にして、その人の魂がまだそうした治療による苦しみの緩和、軽減、安堵、完治を手にする資格を身につけていないからであり、そこにカルマの法則が働いているということです。

こんなことを言うのは、あきらめの観念を吹き込むためではありません。

たとえ目に見えなくても、何事にも法則が働いているという原則を指摘しているのです。