宗教とは自分を役立てることです | シルバーバーチの霊訓より

シルバーバーチの霊訓より

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私たち霊はレンガとモルタル、祭壇と尖塔で出来た教会には何の興味もありません。

何の魅力も感じません。

建造物には、まるで関心がないのです。

私たち霊が関心を向けるのは “魂” です。

それで私たちは、神と人間の間に横たわる障壁を取り除くことに奮闘しているのですが、不幸にして今日では教会そのものがその障壁となっているのです。

これほど大きな罪悪があるでしょうか。

神は一つの教会に局限されるものではありません。

一つの建造物の中に閉じ込められるものではないのです。

神の力は、人間各自がその霊性を発揮する行為の中に、つまり滅私の奉仕的行為、困窮した無力な他人のために一身を捧げようとする献身的生活の中に顕現されるのです。

そこに神の働きがあるのです。

確かにキリスト教界にも、優れた行いをしている真面目な人材がそこここに存在します。

が、私が非難しているのは、その組織です。

それが障害となっており、是非とも取り除かねばならないからです。

真の宗教には、儀式も祭礼も、美しい歌唱も詠唱も、きらびやかな装飾も豪華な衣装も式服も不要です。

宗教とは自分を役立てることです。

他人のために自分を役立てることで、神に奉仕することです。