自分を少しでも神の御心に近づけることです | シルバーバーチの霊訓より

シルバーバーチの霊訓より

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宗教そのものは教会とは何の関係もありません。

霊感のある人 一 本当の意味での聖職者、つまり霊的能力を備えた人が民衆の要請に応えて、神との取次ぎをすることと言ってもよいでしょう。

もったいぶった神学的言説に基づく行事をしたり、信仰を告白したりすることではありません。

教会でワインを飲んだからといって、他の場所でワインを飲むよりも “宗教的” なわけではありません。

宗教的であるとは、神の一部である自分を、少しでも神の御心に近づけることです。

内部の神性を発揮する上で、プラスになることをするのが宗教です。

その神性は、人のために役立つ行為、愛他心、親切心、日々新たになろうとする心掛け 一 どこにいても倒れている人を起こしてあげ、弱った人を元気づけ、無力な人の力になってあげ、病の人を癒し、真理と叡智を広め、不正をなくす行為となって表れます。

それが宗教です。

人間には、その人なりの宗教を実践する上で必要なものは全て授かっています。

そのためにはまず、宗教とは優れた僧が説いたことを体系的にまとめることと考える、その誤った概念を捨て去ることです。

私たち霊は、礼拝のための建造物に出席することが、神への義務を果たすことになるとは決して言いません。

出席する人は、真面目な気持ちでそうしているかも知れませんが、真の宗教心は、その人の生き様の中でしか発揮されないのです。

各自の魂の中に存在する、崇高な霊性の働きと切り離されたところに、宗教は存在しません。