私たち霊は、人のために自分を役立てることこそ真の宗教であると説きます。
礼拝に出席したら、欠席した人より立派になるわけではありません。
肌の色が白いから、茶色や黒い肌の人より優れているわけではありません。
大切なのは霊魂の進化、魂の成長です。
教会はその魂の永遠の旅に備えるところであるべきです。
どのようにして霊魂を修練するかを教えるところであるべきです。
聖典の言葉や説教、儀式、信条に惑わされてはいけません。
建物を必要以上に有難がってはいけません。
神は無限なる存在です。
どんなに神聖に思える建物でも、その神を閉じ込めることは出来ません。
四つの壁では “永遠なるもの” は包めません。
書物も、その言葉がどんなに美しくても、どんなに内容が立派でも、どんなに霊的でも、それ一冊に無限なる霊すなわち神に関する真理の全てが記されるわけがありません。
どんな人間でも、たとえ地上で最高の聖職にある人でも、あなたと神の関係に手出しすることは許されません。
あなた方にとって必要なものは、あなた方自身が無限の宝庫から引き出すことが出来るのです。
あなた方が神と呼ぶもの、私が大霊(the Great Spirit)と呼ぶもの、すなわち全生命の背後の普遍的法則は、永遠にあなた方と切っても切れない絆で結ばれております。