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創業と融資の専門家|無料派遣専門家(ミラサポ制度)|起業・副業

日本一質問しやすい創業と融資のサポーター 中小企業診断士 鈴木崇史さんのブログ「日本一わかりやすい創業と融資の専門家|ビジネス経営|起業・副業・販売・小売・サービス」です。経営に関して参考になる内容をお届けしています。

こんにちは、経営と融資の専門家:中小企業診断士の鈴木崇史です。

本日は東洋経済『ドンキの正体』より成功企業のポイントを解説します。

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本書はドン・キホーテの躍進の理由を創業者安田隆夫氏、代表取締役大原孝治氏へのインタビューを中心にして分析しています。

 

ポイントは「逆張り」です。

 

他の言い方で「大手チェーンの真似はしない」と述べています。

 

創業は1978年ですが、ドン・キホーテ1号店は89年の開業です。

 

当時の主流の経営手法はチェーンストア理論でした。

 

それは効率的で、画一的な店舗を作るものです。

 

ドミナント戦略による集中出店をして独自の物流網を強みにするというオペレーション重視の考え方でした。

 

(ドミナント戦略・・・特定の地域に集中的に出店し、顧客の来店頻度を高めるとともに配送などの業務をやりやすくする戦略)

 

それに対してドン・キホーテは非効率で宝探しのような店舗を作ります。

 

また物流を外部に委託して販売力に集中する手法をとりました。

 

私はどちらが正解でどちらが悪いということはないと思います。

 

一方の手法が栄える中で、対抗して違う手法が生まれることが重要です。

 

共通するものは何でしょうか。強みへの集中です。

 

チェーンストア理論では均一な店舗と物流網を強みとして、戦略を組み立てています。

 

一方でドン・キホーテも販売力という強みに注目して戦略を組み立てたのです。

 

強みへの集中という基本を押さえたうえで戦い方を変化させていくことの大切さを改めて教えてくれます。

 

一方でコンサルティングの現場で感じるのは同業他社の事例を知りたがる姿勢が相変わらず強いことです。もちろん事例研究は大切ですが、それだけでは大手を真似て揃って衰退しているスーパーマーケット産業と変わりません。

 

起業家でも成功しているのは顧客ニーズと自分の強みに向き合った人たちです。

 

しかし、やり方をそのまま真似ようとする人たちが後を絶ちません。

 

経営の基本を押さえて、顧客ニーズをつかんだ経営をしていきたいものです。

 

ドンキに学び、ドンキのように悩み・工夫し、ドンキとは違う方法を見つけていきましょう。

 

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設立・許認可・HP作成・創業融資etc 企業へのスポットサービスを行っている事業者の方には共通した悩みがあります。 

新規のスポット案件ばかりでなく、継続的な取引を行いたい!

 でも法人顧客への継続的な価値提供が難しい!!

 

 あるいは保険代理店など法人顧客の開拓をしていきたい方にもこんな悩みがあります。

 

 クライアントの興味を引くネタがほしい 

 

そんな方にはおすすめの情報提供の手法があります。

それをお伝えするのが

 

法人顧客開拓セミナーです

 

これだけではただの宣伝になってしまいますので

 

中小企業の社長へアプローチするにはどうすればよいのか

それは、お得な話をさりげなく持ちかけることです。

 

こちらから売りたいものを紹介するだけでは相手にマッチした提案ができません。

 

例えば、保険・証券の販売なら、

 

まずは家族構成や、財産状況をヒヤリングすることが重要です

 

そのためにもヒヤリングのスタートはお得な情報提供です。

 

経営者の興味は

 

補助金 ・ 採用 ・ 後継者

 

この3点がメインです。

 

そんな情報の宝庫である、経済産業省認定の

経営革新等認定支援機関をどのように活用すればいいのか

 

認定支援機関の代表である著者がお伝えいたします。

 

法人顧客開拓セミナー詳細


このセミナーはこんなことから生まれました。

私の創業融資セミナーで

「融資に詳しくないのに創業融資サポートをする士業に依頼してはいけない!!2回目以降の融資が受けにくくなる」

と伝えています。

出席した税理士から

「1回目の融資は金融公庫だからなんとかなるけど、信金さんと交渉する2回目融資は自信がない税理士が多い。鈴木さんはそんな税理士をサポートするのがいいのではないか」

と提案されました。

創業融資はハードルが低いので取り組む士業の方は多いです。
しかし、それ以降は定期的な税務申告ニーズを掴める税理士が経営サポートを担います。

そんななか、創業フェーズを手伝った融資コンサルタント・行政書士・司法書士・HP作成者が継続的なサポートをするにはどうすればいいのか?

そんな内容でお届けいたします。

目次(予定)
1、なぜ、2回目の融資は難しいのか
2、経営者の身近な士業「税理士」とは
3、金融機関は決算書をそのまま見ない!!
4、社長が喜ぶ情報(特にメーカー)
5、社長の個人資産コンサルに繋がるポイント

場所は新宿の知恵の場オフィスを予定しております
(地図はお申し込みの方に別送)
(会費一般¥5,000 FBご招待¥3,000)

著者紹介

鈴木崇史(すずきたかふみ)

☆銀行×社長秘書×ショップ店長の経験を持つコンサルタント☆
経営革新等認定支援機関:大志経営コンサルティング代表
中小企業診断士
2級FP技能士・2級販売士(リテールマーケティング)
神奈川中小企業診断士協会執行役員
神奈川県中小企業診断士協会(金融機関連携プロジェクト所属)
中小企業庁ミラサポ登録専門家
某補助金審査員・某ビジネスコンテスト審査員

群馬県出身。
新卒で大手地方銀行に入行。創業融資を含め、法人融資の実務を学ぶ。コンサルティング会社を経て、中堅小売サービス企業の会長秘書・新店舗担当を歴任して、独立。計画作成や資金調達で終わらない現場に踏み込んだ支援を行う。
融資起案の実行率は100%。入行4年目は2期連続で個人表彰。

こんにちは、創業と融資の専門家:中小企業診断士の鈴木崇史です。

創業を考えている方に聞かれることは決まっています。

 

創業融資って難しいですか?と

 

はっきり言って融資の中で創業融資は簡単な方です。

 

それでも、融資が通らないことがあるという同業の方もいます。

 

私は創業融資を扱って通らなかったことはないので

(やめた方がいいと止めたことはもちろんあります)

 

創業融資は難しいという同業の方とお話をしてみました。

 

その方はこうおっしゃいました。

「創業融資は融資の中では簡単ですよ」

「それでも、通らないんですよ」

 

私が銀行での融資担当者としてお会いした創業者の方は多数派ではなかったようです。

 

私は地方の銀行の担当者だったので創業融資でもなんでもどんと来いでした。

 

しかし、首都圏では創業融資の経験が少なくまともに対応できない融資担当者が多いそうです。そのため、未完成な創業計画を持ってきてもアドバイスをしながら融資まで伴走するのではなく、放置してしまうことも多いそうです。(銀行員の本音の記事はこちら

 

銀行の担当者も忙しいのである程度出来上がった計画書を持って行った方がありがたいのは確かです。私も担当者だったらすぐに受け取って手続きに入れるような創業計画書が嬉しいです。

 

創業融資の申し込みに必要なポイントは

 

1、どんな仕事をするのか

 

2、何にいくらお金を使うのか

 

3、どうやって返済するのか

 

たったこの3点です。

たったこの3点ですが、銀行の担当者に伝えやすく書かなくてはいけません。

 

メッセージはたった一つです。一度専門家にお声掛けください。

 

国の無料専門家派遣制度はこちら

東京・神奈川での融資相談はこちら

 

 

 

こんにちは、経営と融資の専門家:中小企業診断士鈴木崇史です。本日はサイゼリアの社長さんの著書から経営の原則を抽出したいと思います。

 

先生業向け法人開拓セミナー

 

①商品の価値とは

 

「サイゼリアはおいしいから売れるのではない」

「絶対的においしいものなどない」

「のどが渇いていれば水をいつもよりおいしいと感じる」

 

だからこそ、どんな時に使われる店かによって求められる商品が決まると指摘しています。サイゼリアは商圏を狭く捉え、来店頻度の多い店舗(近くて、安くて、よく行くお店)を目指しているのでシンプルで薄めの味、毎日でも食べられる味を目指しています。

 

商品の価値はお客様の「用途」に合っているかどうかが重要

と述べられています。

 

「自分の店の料理は上手い、が店を滅ぼす」

 

「いいものを作れば売れる、の呪い」

(マーケティング専門家、株式会社刀:森岡毅氏)

 

②売上は本社の責任

 

サイゼリアでは店長に売上目標は課していないそうです。

売上は本社の責任だそうです。

 

これは店舗経営に関わった人にとってとても意外ではないでしょうか。

 

多くの企業では経営計画を作るときに売上目標を

店舗・部署ごとに割り振りをして一仕事した気になっています。

 

私は必ずしも売上目標が悪いとは思いませんが

目標を現場に張り付けて後は現場に任せているだけの

企業が多いことは確かだと思います。

 

サイゼリアでは経費を抑えることを目標にしているそうです。

 

何が正しいのでしょうか。

私は『来期の売上目標を前年対比で決めてはいけない理由』

の中で「目標は施策とセットで立てる」と述べましたが

施策を誰がメインでするのかが重要になってくると思います。

 

例えば店舗の前で呼び込みをすることが大切な施策であれば

売上目標は店舗が持つべきでしょう。

 

キャンペーンやイベントが大切なら企画部だったり

SNS集客が大切なら広報部だったり

 

「水に常形なく、兵に常勢なし」

私は孫子の兵法のこの一節が経営には重要と考えています。

 

売上目標は○○部門、ではなく

やろうとする施策・方針によって変えていくことが肝要です。

 

③社長は誰から学ぶべきか??

 

社長は会社で一番地位が高い人です。

創業者であれば社歴は一番長いはずです。

もしかすると業界経験も一番長いかもしれません。

年齢も高い方でしょう。

 

では、社長は誰に学ぶべきでしょうか。

 

「社長は新入社員から学ぶ」

「社長には社長の、課長には課長の、

新人には新人なりの見方がある」とあります。

 

私は振袖ショップを経営する会社で

新店舗の責任者をしていた時期がありますが、

どの商品が可愛いか、どの配置が可愛く見えるかは

年齢が若い社員・アルバイトに聞きました。

ヘルプで来てくれた社員の意見も参考にしました。

 

経営の神様と呼ばれるドラッガーはこう述べます。

「人材が一番価値を発揮するのは入社3か月以内」と。

 

④気付きを与える存在

 

ニュートンはりんごが落ちたのを見て万有引力を発見した。

多くの人が知るこの逸話に著者は注目しました。

 

そう、万有引力を発見したのはいつもりんごの木を見ている農夫(その業界のプロ)ではなく、おそらくりんごを育てたこともないニュートンだったのです。りんごが落ちたことの理由を業界人である農夫に聞いたら「りんごが熟したから」と答えただろう、と著者は指摘します。

 

このことから著者は飲食業界以外の方の目線を重視しました。

 

一方でまだまだ業界経験のある人から

学ぼうとする経営者は多いように思います。

 

世界の経営コンサルティングには大きく2つのタイプがあります。

グレイヘアーコンサルティングとファクトベースコンサルティングです。

 

グレイヘア(白髪)コンサルティング・・・その業界などで経験を積んだ高齢な方が経験をもとにアドバイスをするタイプ。

 

ファクトベースコンサルティング・・・数字という客観的事実をもとにロジカルに問題発見・課題解決を行う手法。

 

世界の主流はファクトベースコンサルティングです。

 

日本ではまだまだ業界経験などを売りにする

グレイヘアコンサルティングが幅を利かせています。

 

経験をもとにアドバイスをする人は

「りんごが熟したから」落ちただけだと答えるでしょう。

 

成功する経営者はロジカルな素人の目線を

大切にしていることがわかります。

 

神奈川中小企業診断士会の新ホームページ

 

創業サポート・融資サポートはこちら

 

https://www.amazon.co.jp/サイゼリヤ-おいしいから売れるのではない-売れているのがおいしい料理だ-日経ビジネス人文庫-正垣/dp/453219802X/ref=pd_lpo_sbs_14_img_0?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=CBXRJWG9YWMACCE4VXB1

 

こんにちは、経営と融資の専門家:中小企業診断士の鈴木崇史です。

本日は最近のコンサルティングの事例をお伝えいたします。

 

題名の通りです。ひどい税理士さんと出会ってしまったのです。

 

関東での創業支援サイト

 

私は今回、金融機関の要請で、経営不振の企業様の経営診断メニューで派遣されました。

 

もちろん、その会社さんには顧問税理士さんがいるんです。

 

先に申し上げますが、ここでその税理士さんの悪口をいう気もありませんし、税理士さん皆さんがそんなひどいという気はありません。しかし、他の人のアドバイスを受けずに長く顧問をしてもらっているとこの事例のようになってしまうことはありますのでご注意ください。

 

ひどいこと①売上項目がメチャクチャ

 

この会社さんは3つの事業を行っています。しかし、それを分けて計上していないのです。しかし、全部まとめているわけでもなく適当に2つの事業に分けていたのです。

 

ひどいこと②仕入原価を経費にいれている

 

会計では売上から、原価といわれる項目を引いて一度、粗利といわれる項目を出します。ここが変動費と呼ばれる項目にだいたい一致します。そのあとに経費といわれる項目(だいたい固定費といわれます)を計算して利益を出します。

 

変動費か固定費かは今後の売上目標を決める上で重要な項目になります。さすがにここの計上を間違えているのはビックリしました。

 

ひどいこと③赤字なのに役員報酬を多くして税金を多く払わせていた。

 

役員報酬とは経営者のお給料です。しかし、赤字企業には払うお金はありません。なので給料をもらってそのまま会社に貸すという形になります。一応給料を受け取っているので所得税は払います。でもお金は受け取っていないのです。

 

社長の給料が高くないと銀行からお金を借りられないという理由です。

これは高齢の税理士さんがたまに主張しますが、バブルまでのお話です。現在では保証人の収入を過度にあてした融資は行われません。

 

なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?

 

そもそも、税理士とは税金計算の専門家で経営の専門家ではないのです。しかしながら、優秀な税理士が経営をサポートしているケースがあるので、税理士=経営の専門家と思われがちです。

 

注意:素晴らしい税理士さんもいます!!

 

あなたの会社の顧問税理士が優秀かどうか、そのあたりの無料診断が国の補助で受けられます。セカンドオピニオンを早めに受けて、会社が病気になる前に手を打ちましょう。

 

公的補助を活用した無料・低額相談はこちら

 

 

こんにちは、中小企業診断士の鈴木崇史です。

昨日、驚きのニュースが駆け巡りました。

 

セブンペイの9月末廃止です。

 

私はこの記事をみて、繋がったのが三国志曹操の逸話です。

なぜでしょうか?一体どんな逸話でしょうか。

 

 

補助金の加点項目とは

 

アクサ生命共催創業セミナー

 

 

三国志とは?(3世紀の中国の時代)  

曹操とは?(三国時代の英雄)

 

それは漢中郡をめぐる劉備(曹操のライバル)との攻防戦において持久戦をとる劉備軍に曹操軍が苦戦を強いられた時、曹操が食事中無意識に「鶏肋(けいろく)」という言葉を側近に発したエピソードです。

 

鶏肋(鶏のあばら骨)は、捨てるには惜しいが、食べても腹の足しになるほどの肉はついてない。 (鶏ガラのことらしいです)

 

つまり、このまま戦っても勝ち目は薄いし、消耗してしまう。撤退したい、しかし漢中郡捨てるに惜しい、どうしよう・・・という心境です。

 

多くのビジネスマンの方は気持ちが分かるのではないでしょうか。プロジェクトの成功は遠い、しかしこれまでの労力・投資も大きい(サンクコスト)。撤退したくても、労力を費やしたきた部門への説明も難しい。納得を得ることも一苦労だ・・・ということでとりあえず、継続するなんてことも多いです。

 

戦いを途中でやめるというのはとても難しいことです。特にそれまでに費やしたコストが大きければ大きいほど、関係者の説得も困難になります。何よりも撤退とは失敗を認めることになります。社長主導のプロジェクトの中止は社長の失敗となります。

 

世の中には続けることが目的のプロジェクトがなんと多いことでしょうか・・○○副会長が引退するまでやめられないとか。他社もやっているのでやらないわけにいかないとか。

 

昨日より各ニュースにてセブンペイのセキュリティ対策がずさんだったとの分析がなされています。恐らく社内で検討し、今からセキュリティ対策をしても改善は難しいと判断したのでしょう。

 

それは会社の失敗を認めることになります。時間と費用をかけてサービス再開に向けてプロジェクトを続ければ経営陣の面目は保てます。多くの経営者がその甘い道を選んできました。

 

サービス開始1カ月での撤退。惨敗を認めた、見事な英断と考えます。

 

一方で三国志の英雄曹操はどうしたのでしょうか?

 

曹操の本音のつぶやき「鶏肋」ですが、切れ者の参謀の楊修は曹操の本音を見抜き、曹操に確認せずに撤退の指示を出しました。曹操は勝手に撤退の指示を出した責任で楊修を処刑しました。これまでも楊修が自分の本音を見抜くことが多く、危険視されていました。

 

翌日の決戦で曹操軍は惨敗。撤退の決断をできなかったことは、被害を甚大なものにしただけでした。

 

あなたの会社では撤退の英断ができたでしょうか?

 

創業支援サイトはこちら

 

 

 

こんにちは、創業と融資の専門家・中小企業診断士の鈴木崇史です。

 

先日の創業セミナーでこんなご意見を頂きました。

 

とりあえず起業してしまったけど経営のことは全く分からない。

集客法やマインドを教えてくれる人はいるけど

経営全般を教えてくれる人がいなかった・・・

 

だから、分からないことだらけ・・・・

 

同じような方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

私は銀行・コンサルティング会社で勉強をしてきたので

知り合いは論理的思考(ロジカルシンキング)の方が多いです。

だから、起業する人はまずそういう経営の専門家を探すと思ってましたが、どうやら違うようですね。

 

私たち専門家の努力不足を感じました。

 

では起業・創業・独立を考えている人が押さえるべきことは何なのか。

改めてまとめていきたいと思います。

 

ポイント1

ゴール思考の癖をつける

 

何をすべきかを考える時は

どうなっていたいか(理想とする姿)を考えることから始めます

 

サービス内容もそうです。数値目標もそうです。

 

まずHPを作る、とかまず創業届を出すではありません。

 

例えば、エステサロンの創業を例にします

 

1年後までには年間所得700万円を確保して、アシスタントを2人雇うなどが挙げられます。

 

そのためには売上はいくらあればいいのでしょうか?

 

年間所得700万円、給料600万円、店舗賃料480万円、消耗品・備品・交際費・・とざっくりと多めに積み上げると2,000万円くらいは必要になります。これは売上があろうがなかろうが発生する費用で「固定費」と呼ばれます。これに加え、成果報酬型の広告費だったたり、エステオイルやタオル・マットなどの売上に比例する費用も発生します。これが「変動費」です。

 

売上高=変動費+固定費(2000万)+利益

 

変動費は売上高の20%、利益はトントンだとすると

 

売上高=売上高×20%+2000万円

 

となります。

 

1年後売上は2500万円確保する必要がありますね。

 

売上高2500万円なら月商は200万円です。

顧客単価はクーポン利用を見込むと8000円くらいでしょうか?

そうすると月間来客数は250人となります。

 

そのうち100人新規、150人が常連さんとすれば

常連さんを1カ月で13人づつ増やせば1年後には150人になります

(厳密には常連さんが他社に流出することもある)

 

このように目標を作っていきます。

 

すべてが未来からの逆算です。

 

よくある売上目標の作り方は

 

1日6人施術出来て月に180人だから・・・と自分の手が回るかどうかを起点にしてしまいます。そうすると結果赤字だった・・となります。経費を削減するにも一度ビジネスの形ができてしまったら中々減らせません。

 

やってみて修正するではなく

ゴール(未来)から逆算して計画を立てることが大切です。

 

首都圏で創業を考えている方のサポートサイト

こんにちは、元ショップ店長×銀行員の異色の経歴の経営コンサルタント:日本一ききやすい専門家・中小企業診断士の鈴木崇史です。

 

 

先日、認定支援機関という資格を取るための研修のため、東大和市にある中小企業大学校というところに行ってきました。

 

ちなみにこの資格をもっていると企業が経営改善計画というものを金融機関に出さなくてはいけないときに認定支援支援機関に依頼すると2/3が公費で補助されます。

 

また、ものつくり補助金などについても加点項目となります。

 

ここでケーススタディとしてチームで取り組んだのは、経営不振の企業が債務不履行(銀行の返済ができない)の危機に陥った際に提案すべき経営改善計画の作成です。

 

売上高1億円くらいの土木工事業です。公共事業が減少傾向にあり、公開入札のため利幅も少ない中、大変な業種です。

 

経営不振の要因は増員による人件費の増加です。外注費と仕入費用を抑えるために原価管理を強化しようと考えての増員でした。

 

管理を強化するために社員を雇う。

 

これは、経営が傾くお決まりのパターンです。

 

あるあるです。

 

こういう時は、より利益を確保できる顧客を探す、商品を取り扱うといった攻めの姿勢が必要です。人材は攻めの部分に投入します。

 

中小企業の管理体制は甘くて当たり前です。

 

得意なところに注力するのが一番です。

 

長所を伸ばす。

 

しかしながら、他の士業の方の中には解決策を提案せず、管理が甘いとか、教育体制が出来ていないとかダメなところをあげつらう方がとても多かったです。

 

ダメなところをできる範囲で改善することは大切ですが、人を雇ったりして固定費を増やすのは本末転倒です。

 

もし手を入れるなら専門コンサルタントとかに短期間来てもらうのがいいでしょう。そちらの方がはるかに安いです。

 

悪いところを指摘するだけなら、専門家なんていらないですよね?

 

経営の相談をしたい方はこちら

 

 

 

こんにちは、日本一わかりやすい創業の専門家、中小企業診断士の鈴木崇史です。

 

 

題名は何のことを言っているのか、わからない方もいらっしゃるでしょう。

 

無料専門家派遣制度のお申し込みはこちら

 

その答えの前に、創業を考えているみなさんにお聞きします。

 

経営の専門家って会ったことありますか?

 

経営の専門家として唯一認められた国家資格が(中小)企業診断士です。名前が分かりにくいとよく言われます。

 

英語名が分かりやすいです

 

認定経営コンサルタント(直訳)です

(registed manegement consultant)

 

一方で、弁護士さん・税理士さん、社労士さんといった専門家との違いは何なのでしょうか?

 

診断士は地域総合医(町医者さん)

他の専門家は専門医といわれます。

 

こんなことはありませんでしたか??

 

お腹が痛い、変なもの食べたのかなと思って胃薬を一生懸命飲んでいたら、実は睡眠不足が原因で生活習慣に問題があった、など。

 

実は経営の世界でもよくあります。

 

例えば、価格競争に陥って経営が悪化してくると、外注してたものを社内でやろうとして人件費が上がってしまったり・・

 

ホームページに頼って改修費がかさんだりと・・

 

まずは総合医に相談をしましょう。

 

そこでこんな疑問はありませんか?

 

企業診断士ってどこにいるの??

 

そうですよね、税理士さんなどと違って事務所を構えているケースは少ないです。7割は兼業していると言われます。大企業や金融機関の企画部門に籍を置いていたり、企業を経営していたりすることが多いです。

 

さらに絶対数が違います。

税理士70,000人(試験合格者(合格率15%)or税務署OB)

社労士40,000人(合格率8%)

司法書士23,000人

 

それに対して診断士は20,000人(合格率1次20%×2次20%の合計4%)

しかいません。そして兼業が多いです。

 

では、どこにいるにでしょうか?

 

よろず支援拠点や商工会議所などの公的機関の臨時相談窓口などが代表的ですが

 

中小企業庁の専門家派遣制度で呼ぶことが出来るんです。

 

価格は無料です(年3回まで)

 

もちろん法人だけではなく個人事業主、開業前の起業準備の方も対象です。

 

4月1日新年度予算のもと、申込開始です。

 

使わなきゃ損ですよね。

 

専門家派遣制度の説明はこちら

 

東京・神奈川の方のご相談はこちら

 

その他の都道府県の方はこちらです

病院に行くときは3割負担です。公的保険制度があるからです。同じように事業者をサポートする公的な制度はあります。

本稿では実は身近なサポートをご紹介いたします。以前の内容を少し加筆しました。

こんにちは、元銀行員×ショップ店長の異色の経歴の経営コンサルタント:多店舗展開サポーター・中小企業診断士の鈴木崇史です。

 

 

3月2日桜木町起業・創業セミナーはこちら(先着8名様無料)

 

そもそもわれわれ、中小企業診断士とは中小企業支援法に基づく国家資格で経営の診断または経営に関する助言を行う者です(参考:中小企業庁)

 

サポート対象は規模な企業や個人事業の方も含まれます。

 

では具体的にどんなサポートがあるのでしょうか?

 

中小企業関連予算はなんと年間1,110億円に上ります。税金です。活用しましょう

有名どころでは「もの補助」などの補助金ですが、メーカーでないとあまり縁がありませんね。

 

補助金で注目は看板作成・チラシ作成に使える小規模事業者持続化補助金ですね。

 

それもなかなか使わないですよね。もっと身近な制度は・・・

 

それが中小企業・小規模事業者ワンストップ総合支援事業です。

使いやすいのは創業相談・経営相談などを無料で行うことが出来ます。

 

え、診断士さんはタダ働き?大丈夫です。国の事業なので心配いりません。

 

私も以前は補助金とか支援事業とか税金の無駄遣いと思っていた時期もありました。学生の頃とか。

 

しかし、それによって起業家が活躍できるのであれば社会にとって良いことだと思います。

 

自由報酬で歯科矯正をする歯科医師も、普通に保険診療をする歯科医師もどちらも必要なのと同じですよね。

 

少しでも気になったら、お問い合わせください。

 

3月2日桜木町起業セミナーあと6名まで無料

 

どんなこと相談していいか?ざっくり言うならビジネスプランの見える化です。

 

難しく考えないで大丈夫です。融資を受けないならビジネスプランは必要ないとお考えの方も多いですがそんなことないです。

 

取引先に、仲間内に、こんな事業ですって言語化できるのって素敵ですよね??

 

それでは希望に満ちたビジネスライフを送っていきましょう。