「鎌倉」に.ご縁のあるかたに、そうでない方たちにも
ひとりでも多く 手にわたり、目にふれますように。
鎌倉防災未来会議
の防災地図
3.11の津波被害で、堤防や固定化された防災マップでは
人の命を守りきれない という事実を突き付けられました。
たくさんの住人、子供達、商業施設、
たくさんの住人、子供達、商業施設、
そして大きな文化遺産をもつ鎌倉で、どうやって防災を考えるのか。
防災意識や教育などソフト面の充実を中心に、
防災意識や教育などソフト面の充実を中心に、
未来の防災のあり方を考えていきたいと思います。
●地図の役割
この鎌倉津波避難マップは、東北で私たちが見聞きした様々な経験をもとに、
「今ここで15mの津波が来たら自分ならどうするか」という視点で鎌倉を実際に歩き、感じたことを議論し、地図にまとめたものです。
多くの場所で「津波の時は高台に避難してください」という立札を見ましたが、
多くの場所で「津波の時は高台に避難してください」という立札を見ましたが、
付近に高台がなかったり、目に映る山を目指して進むとコンクリートの崖で
行き止まりになったり、意外に簡単ではありません。
行政を批判しても何も始まらないので、自分の命を自分で守る観点で、
行政を批判しても何も始まらないので、自分の命を自分で守る観点で、
どこにいても一番近い高台に上るためのルートが判断できる地図を作ることに徹しました。
東北の震災被災者の体験談の多くが
東北の震災被災者の体験談の多くが
「あの時、とっさにこっちに逃げて助かった」という瞬時の判断を含んでいます。
地図で安心することなく、ぜひご自分で歩いてみてください。
その体験が、生死を分けるとっさの判断を可能にします。
この地図が、いつまでも役に立たないことを祈っています
この地図が、いつまでも役に立たないことを祈っています
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代表 渡辺 一雄