2024.6.1 岡村孝子さんの「Concert 2024 T’s GARDEN」横須賀公演 | YUMEの音楽室

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6/1(土)は、よこすか芸術劇場で行われた岡村孝子さんの「Concert 2024 T’s GARDEN」ツアー横須賀公演に行ってきました。

初日(5/18)の松戸・森のホール21(千葉県)公演にも行きましたが、もう一度聴きたい曲や日替わりメニューで久しぶりに聴けた曲もありましたので、行ってよかったです。

 

以下、ネタバレを含みます。

今回のツアーの本編曲では、個人的にはなんといっても前半で歌われた「迷路」に感激しました。

この曲が収録されているアルバム「Liberte」(1987)は、コンサート中に孝子さんがMCで触れられていましたが、「夢をあきらめないで」も収録されているものの、「電車」「ついてない」「5月の晴れた空」「秋の日の夕暮れ」「私はここにいる」など、全体的にはじっくりと聴かせるディープな曲が多めのアルバムで、個人的には孝子さんの全アルバムの中で最も好きなアルバムのひとつです。

この中でも「迷路」は、現在はまず歌われなくなった、歪んだ音色でコードを刻んでいるギターが印象的なハード目なアレンジのマイナー・ミディアムチューンで、マイナー好きな私としては大好きなタイプの曲なので、久しぶりにコンサートで聴けて嬉しかったです。

久しぶりといえば、アコースティックコーナー(ギターの坪井寛さんがアコースティック・ギターを持つコーナー)で歌われた日替わりメニューの「そよ風の季節」(1987)(シングル「夢をあきらめないで」のカップリングで、アルバム「Andantino a tempo」(1987)収録)も滅茶苦茶懐かしくて、感動しました。ちなみに松戸公演では「フォーエバー・ロマンス」(1993)が歌われていて、こちらも懐かしかったです。

 

もともと孝子さんのコンサートは静かめではあるのですが、今回は特に静か~でしたね(笑)

孝子さんが途中で本当にお客さんが入っているか心配してしまったほどでした(実際は5階席まで埋まっていましたが)。

本編は手拍子が起こる曲も少なめではあったのですが、アンコールの「夢をあきらめないで」になってようやく総立ちとなり、盛り上がりを見せました。「夢あき」を含めて盛り上がったのはオーラスの「虹を追いかけて」までのアンコール3曲のみでしたが、今回のコンサートは、じっくり、ゆったりと孝子さんの歌を楽しむことができたので、とてもよかったです。