2015年7月1日の産経ニュース
川内原発再稼働へ手順公開 起動から発電まで再現
によると「九電は、燃料の核分裂を抑えている制御棒の引き抜きを開始した時点を原子炉の起動とし、試験的な送電開始をもって、再稼働と定義している。」とある。
一方、2015年8月10日の産経ニュース
原発ゼロ2年ぶり脱却、新基準で初 川内11日再稼働
によると見出しに「川内11日再稼働」と書いている。
記事を読むと、「九州電力は10日、鹿児島県の川内(せんだい)原発1号機(出力89万キロワット)について、11日午前10時半に原子炉を起動し、再稼働すると発表した。」
「九電によると、11日午前10時半に原子炉を起動したあとは、同日午後11時ごろに核分裂反応が連続する「臨界」に到達する。14日にもタービンを起動して発電と送電を始める。」
とある。
細かいことだが、7月1日には「試験的な送電開始が再稼働」と言い、8月10日には「原子炉起動が再稼働」と言っている。
九州電力さん、原発再稼働の定義が変わっていますがどうなってるのですか?
こちらの続きです。
木星通信さんが「製錬所が提訴したKさんへの記事について。IWJへの申入書」を公開されました。
木星通信さんの記事より転載
被告の主張①「家族の健康被害」②「工事現場の異常な汚染数値」が真実であれば、その事態は深刻、報道機関として捨て置けぬ社会問題であると言えます。
私はKさんの事を知って約1年になりますが、当初から「子供が咳をして困っている。造成地から出る排水に異常な数値を示す有害物質が検出された。有害な廃棄物である」という主張は、少しもブレていません。
そして、この裁判とは直接関係ありませんが、宮崎県からは黒塗りの資料が出てくるばかりで真実は闇の中です。個人情報などの黒塗りは理解できますが、全て黒塗りは理解できません。宮崎県や製錬所は余計に怪しまれるだけだと思います。
製錬所から排出されるグリーンサンドの廃棄物の該当性について、廃棄物とには当たらない理由がまっ黒です。やっぱり廃棄物?
旧製錬所における「土壌及び地下水汚染防止対策について」の内容やモニタリングの内容が黒くて分かりません。水質は平成20年3月を最後にまっ黒です。
つづく
木星通信さんが「製錬所が提訴したKさんへの記事について。IWJへの申入書」を公開されました。
木星通信さんの記事より転載
被告の主張①「家族の健康被害」②「工事現場の異常な汚染数値」が真実であれば、その事態は深刻、報道機関として捨て置けぬ社会問題であると言えます。
しかしながら上記2点の被害は裁判で確認されませんでした。
①は被告の子供の診断書が出されましたが、咳の原因は「マイコプラズマ肺炎」でした。微生物(ばい菌)による感染症で人工由来の被害ではなかったのです。
私のコメント
①「マイコプラズマ肺炎」の診断書が提出されたことは、市民メディアみやざきCMMさんの取材で知ってます。私は医者でないので、子供の咳についてはこれ以上わかりません。
ただし、偶然なのかどうかわかりませんが、土地の造成が始まってから子供が咳を出したことは事実のようです。
②「工事現場の異常な汚染数値」は、IWJ記事によると、記者の質問「報告書は裁判で求められたら出すのか」に対し、Kさんは「そのつもりです」と答えてます。
そして、Kさんは記者に話したとおり後に裁判官の求めに応じ、異常な数値が記載された報告書を提出しました。
木星通信さんの記事
スクープ!KさんのHPの水質汚染結果は“お手製“だった!
の中に市民メディアみやざきCMMさんの【K-ファイル7月15日裁判レポート】から引用した裁判傍聴記があります。
私は根拠を示してKさんの主張が間違っていないことを説明しました。
工事現場の異常な汚染数値ですが、Kさんの数値を否定する人(Twitterアカウント)は、当初「証明するものがない」ということで批判してました。
異常な数値が記載された報告書が裁判所に提出されると今度は、本人が採取したもので客観的な証拠がない、何処から持ってきたものかわからない、有害物質を手に入れて自分で作ったと言い出しました。言うのは自由ですが、否定する根拠が示されていません。
採取した本人が第1区の沈殿池から取ったと言っているのです。私は証拠を持ってないので否定できません。認めたくない人たちが否定するのであれば、他から取っている所を写した写真とか、どこそこからこの物質を手に入れたとか、具体的な根拠を示す必要があると思います。
②は裁判所に『宮崎環境科学協会』が計量した汚染値の計量証明書が出されましたが、それは当該被告が主張する工事現場から採取したものだとする証明はなされませんでした。
被告も「証明出来ない」と裁判官に答えました。
私のコメント
①「マイコプラズマ肺炎」の診断書が提出されたことは、市民メディアみやざきCMMさんの取材で知ってます。私は医者でないので、子供の咳についてはこれ以上わかりません。
ただし、偶然なのかどうかわかりませんが、土地の造成が始まってから子供が咳を出したことは事実のようです。
②「工事現場の異常な汚染数値」は、IWJ記事によると、記者の質問「報告書は裁判で求められたら出すのか」に対し、Kさんは「そのつもりです」と答えてます。
そして、Kさんは記者に話したとおり後に裁判官の求めに応じ、異常な数値が記載された報告書を提出しました。
木星通信さんの記事
スクープ!KさんのHPの水質汚染結果は“お手製“だった!
の中に市民メディアみやざきCMMさんの【K-ファイル7月15日裁判レポート】から引用した裁判傍聴記があります。
Q 成分証明書ですが、宮崎環境科学協会に出された採取したものが第1工区のものであるという証拠はありますか。
A ありません。
※木星通信さんの記事からコピーさせて頂きました。
一方、同じ裁判を傍聴したイワシさんの傍聴記
黒木睦子への『尋問』7月15日 第6回審理によると
なお、木星通信さんのスクープにもありますが、KさんがブログやTwitterで訴えた数値は、市民メディアみやざきCMMさんの訴状閲覧3月3日と一致すること、比較のために記載された環境基準も環境省の数値と一致すること、環境基準に対して何倍かという数値も一致することはは、私のブログで確認しています。※木星通信さんの記事からコピーさせて頂きました。
一方、同じ裁判を傍聴したイワシさんの傍聴記
黒木睦子への『尋問』7月15日 第6回審理によると
「資料名、宮崎環境科学協会・第1区の沈殿池とあります。調査対象の水が第1区から採られた証拠は? 写真とか、ありますか?」
私は根拠を示してKさんの主張が間違っていないことを説明しました。
工事現場の異常な汚染数値ですが、Kさんの数値を否定する人(Twitterアカウント)は、当初「証明するものがない」ということで批判してました。
異常な数値が記載された報告書が裁判所に提出されると今度は、本人が採取したもので客観的な証拠がない、何処から持ってきたものかわからない、有害物質を手に入れて自分で作ったと言い出しました。言うのは自由ですが、否定する根拠が示されていません。
採取した本人が第1区の沈殿池から取ったと言っているのです。私は証拠を持ってないので否定できません。認めたくない人たちが否定するのであれば、他から取っている所を写した写真とか、どこそこからこの物質を手に入れたとか、具体的な根拠を示す必要があると思います。
私はKさんの事を知って約1年になりますが、当初から「子供が咳をして困っている。造成地から出る排水に異常な数値を示す有害物質が検出された。有害な廃棄物である」という主張は、少しもブレていません。
そして、この裁判とは直接関係ありませんが、宮崎県からは黒塗りの資料が出てくるばかりで真実は闇の中です。個人情報などの黒塗りは理解できますが、全て黒塗りは理解できません。宮崎県や製錬所は余計に怪しまれるだけだと思います。
製錬所から排出されるグリーンサンドの廃棄物の該当性について、廃棄物とには当たらない理由がまっ黒です。やっぱり廃棄物?
旧製錬所における「土壌及び地下水汚染防止対策について」の内容やモニタリングの内容が黒くて分かりません。水質は平成20年3月を最後にまっ黒です。
つづく
こちらの続きです。
旧製錬所における「土壌及び地下水汚染防止対策について」の内容やモニタリングの内容が黒くて分かりません。水質は平成20年3月を最後にまっ黒です。
が公開されました。
宮崎県環境森林部長から製錬所に対し、平成20年4月25日付けで敷地内観測井戸のモニタリング調査と今後の計画を文書で提出するよう求められ、製錬所は平成20年5月16日にその対応を文書で報告しています。内容が真っ黒に塗りつぶされており、全くわかりません。
その後、平成24年5月22日と平成26年6月17日に、製錬所から宮崎県環境森林部長に「地下水モニタリング方法の変更について」という文書が提出されてます。これも真っ黒に塗りつぶされており、全くわかりません。
そして平成27年5月13日に提出された地下水モニタリング結果の分析項目からはセレンが無くなっています。
平成24年4月27日作成の「旧工場跡地地下水モニタリング結果」が公開されてます。これには、フッ素、ヒ素、セレンの分析値があり、表の下にはフッ素とヒ素の分析推移グラフがあります。フッ素とヒ素のグラフを見ると、基準値を超えている採取箇所があるのがわかります。
平成20年3月5日を最後に、これ以降黒塗りされています。なぜ黒塗りしたのでしょうか?
セレンを分析項目から外したからでしょうか?なぜセレンを外したのでしょうか?
左下に塗りつぶされた所には何があるのでしょう?
分析項目は3つで、唯一ないのがセレンのグラフ。セレンのグラフがあるのでしょうか?
黒塗りされた部分の大きさが、フッ素やヒ素のグラフより小さくなってます。
セレンの分析をやめたからそれ以降の数値が無く、グラフはあの大きさで納まっているのでしょうか?それとも、何らかのコメントが記載されているのでしょうか?
分析項目でグラフがないものがもう一つあります。pH(水素イオン濃度)です。pHは0~14で表されます。7が中性で7より小さくなればなるほど酸性が強くなり、7より大きくなれば大きくなるほどアルカリ性が強くなります。表のpHを見ると、最近になるほど上昇しているように見えます。平成27年5月13日作成の「旧工場跡地地下水モニタリング結果」では、pHも黒塗りされてます。なぜ公開できないのでしょうか?pHが上昇し続けているのでしょうか?それなら、まだ汚染源が地下に埋まっているのかもしれません。
Kさんの分析ではセレンが環境基準の3倍検出されています。Kさんが問題にしている土地造成と関係しているのでしょうか?
このままでは憶測が広がるだけです。
宮崎県や日向市、製錬所のためにも全てを情報開示し、事実を全て明らかにして頂きたいと思います。
旧製錬所における「土壌及び地下水汚染防止対策について」の内容やモニタリングの内容が黒くて分かりません。水質は平成20年3月を最後にまっ黒です。
が公開されました。
宮崎県環境森林部長から製錬所に対し、平成20年4月25日付けで敷地内観測井戸のモニタリング調査と今後の計画を文書で提出するよう求められ、製錬所は平成20年5月16日にその対応を文書で報告しています。内容が真っ黒に塗りつぶされており、全くわかりません。
その後、平成24年5月22日と平成26年6月17日に、製錬所から宮崎県環境森林部長に「地下水モニタリング方法の変更について」という文書が提出されてます。これも真っ黒に塗りつぶされており、全くわかりません。
そして平成27年5月13日に提出された地下水モニタリング結果の分析項目からはセレンが無くなっています。
平成24年4月27日作成の「旧工場跡地地下水モニタリング結果」が公開されてます。これには、フッ素、ヒ素、セレンの分析値があり、表の下にはフッ素とヒ素の分析推移グラフがあります。フッ素とヒ素のグラフを見ると、基準値を超えている採取箇所があるのがわかります。
平成20年3月5日を最後に、これ以降黒塗りされています。なぜ黒塗りしたのでしょうか?
セレンを分析項目から外したからでしょうか?なぜセレンを外したのでしょうか?
左下に塗りつぶされた所には何があるのでしょう?
分析項目は3つで、唯一ないのがセレンのグラフ。セレンのグラフがあるのでしょうか?
黒塗りされた部分の大きさが、フッ素やヒ素のグラフより小さくなってます。
セレンの分析をやめたからそれ以降の数値が無く、グラフはあの大きさで納まっているのでしょうか?それとも、何らかのコメントが記載されているのでしょうか?
分析項目でグラフがないものがもう一つあります。pH(水素イオン濃度)です。pHは0~14で表されます。7が中性で7より小さくなればなるほど酸性が強くなり、7より大きくなれば大きくなるほどアルカリ性が強くなります。表のpHを見ると、最近になるほど上昇しているように見えます。平成27年5月13日作成の「旧工場跡地地下水モニタリング結果」では、pHも黒塗りされてます。なぜ公開できないのでしょうか?pHが上昇し続けているのでしょうか?それなら、まだ汚染源が地下に埋まっているのかもしれません。
Kさんの分析ではセレンが環境基準の3倍検出されています。Kさんが問題にしている土地造成と関係しているのでしょうか?
このままでは憶測が広がるだけです。
宮崎県や日向市、製錬所のためにも全てを情報開示し、事実を全て明らかにして頂きたいと思います。