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がんばらない、でも諦めない

主にエネルギー、廃棄物問題について書いてます。
ブログやツイートは予告なく訂正・削除する場合があります。引用されたものが私のブログやツイートと異なっている場合、このブログの内容を正とします(2015/08/27)

九州電力は8月21日、川内原発1号機が電気出力75%で運転中、復水器内に微量の海水が混入しているものと推定されるとして、電気出力75%に保持した状態で、点検を実施することとしたと発表しました。

川内原子力発電所1号機の出力上昇の延期について

復水器は全部で6室あります。
川内原子力発電所概略系統図

8月22日現在、電気出力75%で運転中です。

6室のうち1室を止めて修理するので、5室÷6室=電気出力83% までであれば、運転しながら修理できると判断したのでしょう。

原因は違うかもしれませんが、同様の修理事例がありました。
関西電力美浜原発2号機(平成11年4月29日)

参考までに、加圧水型原子力発電機の2次系は普通の火力発電所と同じです。

こちらの続きです。

宮崎県への提言(県民の声)を出してみました。

タイトル
多量排出事業者の産業廃棄物処理計画及び実施状況報告の公表

提言内容
宮崎県民ではありませんが、県民の声を提言させて頂きます。

多量排出事業者の産業廃棄物処理計画及び実施状況は、廃棄物の処理および清掃に関する法律施行規則により、以下の通り「速やかに」インターネットの利用により公表することが決められています。

第8条の4の7
(多量排出事業者の産業廃棄物処理計画及び実施の状況の公表)
法第12条第11項の規定による公表は、同条第9項の計画の提出又は同条第10項の規定による報告を受けた後、速やかに、インターネットの利用により公表することにより行うものとする。

第8条の17の4
(多量排出事業者の特別管理産業廃棄物処理計画及び実施の状況の公表)
法第12条の2第12項の規定による公表は、同条第10項の計画の提出又は同条第11項の規定による報告を受けた後、速やかに、インターネットの利用により公表することにより行うものとする。

公表されましたら、宮崎県産業廃棄物ホームページで、公表したこと、およびリンク先をお知らせ願います。
参考ですが、大阪府は平成27年度に提出された報告書を既に公表しています(過去3年分)
つづく
川内原発1号機は、2015年8月14日午前9時に並列、発電開始し、定格出力の30%まで出力を上げる。
電気新聞号外

そして、8月14日19:00頃、予定通り定格出力の30% (定格89万kw×30%=26.7万kw)に到達。

川内原発1号定格30%

原発の安全性は、東日本大震災を経験して安全対策を行ったので、以前に比べれば向上しているのは間違いない。
しかし、過酷事故の発生確率がいくら下がろうと、それはいつ起きるかと言う問題で、決してゼロにはならない。

私は福島第1原発事故を経験したので、もう二度と経験したくないし、子供たちにも経験させたくない。西日本は東日本大震災を知らず、危機感が無いと思う。日本はもう一回くらい過酷事故を経験しないとわからないのか。

高速増殖炉の核燃料サイクルは失敗しいる。ウラン燃料は地下資源で限りがあり、近い将来必ず無くなる。石油、LNG、石炭も同じ。
核融合発電の研究は進んでいるが、いつ出来るかどうか、出来るかどうかもわからない。

太陽光、風力、バイオマス、地熱等の再生可能エネルギーは、太陽がある限り利用可能。出力が安定せず使いにくいのは事実だが、全国各地に作れば何処かは利用可能なので、出力の不安定はある程度均されると思う。足りないときは、余っているときに揚水発電やバッテリーに蓄えておいたのを使えばいい。おまけに、新しい設備の導入になるので、新しい経済効果もある。

私は、原発からは、さっさと卒業すべきだと思う。

原発再稼働や使用済み核燃料の処分計画は2014年4月に閣議決定された「エネルギー基本計画」通りに進んでいる。原発に反対する政治家を国会に送り込み、エネルギー基本計画を変更させる必要があると思う。