Mr.Itagaki a.k.a. Ita-cho "EAT MEAT TO THE BEAT" -8ページ目

sticker

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この手のステッカー

他にも色んな種類が有って

基本”レコードをあなたの大切な人へ、とか

”音楽は贈り物に最適です、みたいな内容が主

レコードの中身には何も関係の無い物

以前このステッカーを初めて作ったって奴に話を聞いた事がある

ヤツ曰く

元々はあるモノを隠す為に作ったモノだと

あるモノとは



90年代後半以降は見る事の無くなった



それ以前は

カットアウト盤として日本の新譜のレコ屋にも沢山あった

新品のレコードだけど若干定価より安く

定価のモノとの唯一の違いはジャケットの片隅に

穴があったり 切り込みが入ってたり 小さく角が切り落とされていた

はっきり言って当時はただ少し安いからラッキー位にしか思ってなかった

なぜ90年後半以降見なくなったかは

法律が変わったかららしい

それ迄はレコード会社の在庫には税金が掛かっていた

カットアウトって行為は商品の一部を切り落として

”もうこれは売り物では無いです。って言うアピール

廃棄物ですって事の証

昔からアメリカ盤のカットアウト盤は船に載り

ヨーロッパなどに廃棄物として輸出(ダンプ)されていた

だからヨーロッパのショウなどでは未だに当時の新品カットアウト盤が大量に見れる時がある

ただ、レコ屋としてはどうしても

”もったいない売れるのにな、って事でみんな黙って売っていた

裏取引でLP一枚$1位だったらしい

ただ都会でそれを売るのはリスキーで

正規盤メインの棚に若干混ぜる程度しか売らなかったらしい

さらに定価では商売出来ないし

レーベルにばれると今後の取引がストップされる

などでリスクが高くあまり売りたく無かった

そこでドの付く程のghettoにレコ屋をオープンさせたばかりのヤツは考えた

穴さえ無きゃ定価で売れるのにと

そこでヤツは 

”穴隠しちゃえば高く売れる、ってことで

どうでもいいこの手のステッカーをつくった

裏と表に一枚ずつ貼った

するとどう見ても新品のレコードになった

それをヤツは他店の新譜より何十%か安く売った

都会では敬遠されていたカットアウト盤は

飛ぶように売れたらしい

それが何年かを経て

売れてるレコ屋のアイディアってコトで浸透して行き

全く違う目的で

各店がオリジナルでステッカーを作るきっかけになったんだって

そんな話








































 

Black Vinyl @ Bubble

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明日です

水戸いきます

近くの方 ゼヒ遊びに来て下さい

Hot stuff

twitterでちょっと触れた話

変なテレビで弄られてた

Saturday Night Fever

まあ、レコ屋の買い付けでは定番だったが

棚に基本埋ってるレコードだった

で、ある時k-jeeがカバーされたってのもあって急に売れだし



他にも salsationもサンプリングされたりして



取り敢えず有るだけ買って来て、なレコードになった

世界中でアホほど売れたサントラだけに

(売り上げ4000万枚以上)

探すのは容易だった

そんなある時ロスで買い付け中

連れのo.gが

”ここは昔ワンストップだった、って

廃墟と迄はいかないがかなり荒れてる場所だった

潰れたんだ、との問いに

”違う、稼ぎまくってどっか行った、って

そこでヤツは言った

”Saturday Night Fever

??

ワンストップがレコード卸したってそんなに儲かるか? って

”違う、ここでプレスしてたんだ

とてもメジャーな会社のプラントには見えない

”hotなやつだ、って

平たく言うとhotとは盗品のコトで、

(触ると火傷するぜ的な、o.gスラング)

どこからか盗み出したマスターとフィルム一式をそいつが手に入れて

会社の裏にプラント造ってプレスしていたらしい

しかも自分でワンストップ経営してるから卸したい放題

しかも他所の卸より安かったから売れまくったらしい

ある時期からの西海岸で出回ってたサントラは全てココからのモノだったらしい

しかもかなりしつこくプレスしてたから世界中にも廻ってた、って

元手がいくらかは知らないけどボロ儲けして

はい さようなら の完全犯罪

変なテレビのお陰でそんな話を思い出した

最近はどうだか知らないけど

昔は盗品のマスターの話はよくあった

レーベルの人間の横流しや

プラントの人間が売り込む

日本のレコード会社でも知ってか知らずか

盗難マスターから再発されてるcdが山のように有る

(ジャケがカラーコピーみたいなクオリティーのモノに多い)

向こうの関係者から調査してくれ、なんて話もあって

何十枚かの指定されたcdを日本で買ってnyに持って行った事もある

結果迄は興味無いのでオチは知らないけど

盗品の主な行方は日本とイギリスだって言ってた

昔から振り返るのが好きな国民性なので納得な話だが

でもデジタル物はなんか有ったら確実にばれるので

まともで賢い人は触らないだろうけどね

火傷しちゃうから

ただアナログに関しては今でも

名の知れてるプラントのヤツが

”うちに有るマスターなら何でも刷るぜ、って誘いも

無い訳ではない

結論として

大事な物は自分で保管して鍵を掛けておきましょう、って話




eireen

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eireenの出演者、elevenスタッフのみなさん 

お疲れさまでした

遊びに来てくれた違いの分かるお客様達

ありがとうございます

最高の一夜だったと思います

他所の遊び場では皆無となっていた

hiphopマナーのストリートカルチャーがそこには間違いなく有ったと思います

予定調和のお山の大将的な遊び場に

辟易とし、絶望して現場から離れてしまった遊び人のみなさん

次回は是非こぞって御参加下さる事をお勧め致します

こんなに楽しいメンツを集められる

macka-chin big up!



in memory of Mr...

渋警裏から宇田川にマンハッタンが移って来た時から

ごく最近迄

宇田川のストリート文化を裏で支えていた人が居た

何も知らないヤツから見ればただの禿げた不動産屋のおっさんだけど

軽く宇田川バブルが膨らみだした頃から

大手のアパレルやストリート感のない店の出店を拒み

普通の大人が眉をひそめるような若者達に優先的に良い条件で

不動産を紹介し続けて来た

当時のほとんどのレコ屋や服屋の人間は店も自分の部屋も世話になっていた

絶頂期くらいから地元の家主たちが騒音、落書き、若者のたむろを嫌い物件を貸し渋る中

自分が責任とって管理するからと言い態度を変えずにストリートを支え続けた

とあるオトナの事情で渋谷のバランスが崩れ再開発が進みつつあった時

商店会や地主達が ”宇田川はこれから女の子の街にしよう、ってなった時も

一人で反対してストリート文化を守ろうとしていた

結果として大資本によるクソつらない町づくりに商店会、地主達は乗っかり

今の様などこにでもある個性も魅力も無い街に成り下がった

最後迄その状況を嘆き、オレが宇田川を離れた後からもしつこい位 

”おまえがまたココに戻ってくるのを待ってるから、って合う度に言ってくれてた

でも、待たせたままで終わっちゃった

いまだにイマイチ受け止められてないけど、

天国でも噂話ししながらコーヒー飲んでチェジウに似た女探しを続けて下さい

心からご冥福をお祈りします