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ザ・米国臨床検査技師のブログ

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日本ではメジャーではない、ラクロスというスポーツ。南カリフォルニアの高校では、必ずといっていいほど部活がある。

近所に住む、ジュニア(日本の高校二年)のソフィアさんが、シーズン中に大活躍。ハイスクールの得点記録をぬりかえ、学校区のMVPに選ばれた。

 

男子ラクロスの試合を見たことがある。ヘルメット着用だが、スティックを振り回し、かなり迫力があった。当然ながら、脳震盪を起こす確率が高いそうだ。

 

長男はスケートボードをしている最中に転倒して頭を強打し、脳震盪を起こしたことがある。中のクッションがとれている、ボロボロのヘルメットをしていたからだった。

 

スケボー中にヘルメットを着用していなかったばかりに、重い知的障害になった若い男性、17歳で死亡してしまった少年を検査してきた。

 

どんなに気を付けても、脳震盪や大事故になってしまう可能性はある。ただ、ヘルメットだけは着用してほしい。

 

ウィルスミス主演映画で、「Concussion」という映画があった。アメフト選手が脳震盪を何回も起こした結果、脳に障害が出ることについての映画だった。

 

息子二人を連れて見に行った。

 

脳震盪は、Concussion といいます。

 

 

学校を終えて最初に働いていた病院は、黒人の職員と患者(英語で、黒人はAfrican American)が多かった。同僚の二人の黒人女性から、彼女たちの髪型への情熱とお金のかけかたを学んだ。

 

ある朝、金髪ショートカットの女性が出勤してきた。新しい職員なのかな? すると、彼女が笑いながら言う。

 

「ヨーコ、あたしよ。昨日、髪型を変えたのよ」

 

同僚で同じ年のキンブリーだった。こんな感じで、四時間かけてヘアーエクステンションをしてきたり。ウィッグで、ショートカットになったり。別人のようになる。

 

ちなみに、黒人は自分たちのことを、「ブラザー(男性)」「シスター(女性)」と呼ぶ。

 

黒人でも白人社会にどっぷり染まり、自分を白人だと思っている人を、Oreo Cookie という。表面は黒で、中身は白いからだとか。

 

アメリカで生まれ育って白人化しているアジア人を、Bananaという。果物のバナナ、表面は黄色で中身は白いからだ。

 

さて、私が行う脳波検査(英語で Electroencephalogram)。三十近い電極を頭皮に装着しなくてはならない。ウィッグや、込み入ったヘアーエクステンションをしているシスターは、やっかいだ。

 

「申し訳ないんですが、エクステンションをとってもらえませんか?」

 

驚くなかれ、検査をお断りするシスターは結構いる。

 

I refuse the test. 

 

と、きっぱり。それほど、シスターたちは髪型にこだわっている。

 

 

苗字と名前。それぐらいの英語は知っています、と言われそうですが。

Last name と、First nameですよね。

ただ、この二つの間に middle name というのがあります。

 

ミドルネームで通している人もいて、ある日その人のファーストネームを知ってびっくりするときもある。

 

病院の患者情報に使うのは、苗字と名前です。ミドルネームは頭文字だけ。(私が今いる病院の場合)

 

以前、患者のリストバンドに記された名前と違う名前が、部屋のホワイトボードに書いてあった。

 

「あれ、部屋を間違えたかな」

 

すると、この患者は言った。(名前は変えてあります)

 

「私のファーストネームはジェンになっているでしょう。でも、ケイトリンと呼んで。ずっとそれで通しているのよ」

 

この人は、アメリカ南部出身だった。うちのおとなりさんもそうなんだけど、南部の人はファーストネームが二つある。たとえば、Peggy Sue とか。

日本語感覚で言ったら、「菜々子・正美」って感じか?

 

この人のファーストネームは、「ジェン ケイトリン」だった。

 

これで納得。患者情報にはジェンになっているが、検査中はずっと「ケイトリンさん、目を開けてくださいー」と、ケイトリンで通した。

 

部屋にいた娘さんによると、ケイトリンと呼ばれているほうが機嫌がいいらしい。

 

親と同じ名前の人もいる。ジョージ・ブッシュとか。

あのパトリックマホームだって、息子に同じ名前つけたし。