そもそもナゼ安倍総理は集団的自衛権の行使に、ここまでこだわるのか? | Down to the river......

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5月29日以来の更新です……(^^;。



サッカーのワールド・カップが開催中ですが、日本代表のこれまでの成績は不振と言うより、これが現在の本当の日本の「国家としての実力(国力)」の表れなのではないでしょうか……。

同じ時期の次の事件に遭遇すると、ついそう思わざるを得なくなります。










18日(水)の都議会で「差別発言」事件が起こり、翌19日(木)のお昼のテレビ・ニュースでこのことを知りました。

しかし扱いは最後のスポット・ニュースという、優先順位が最下位の扱い方でした。

発言そのものよりも、〝周囲の議員たちや大手メディアの対応の悪さ〟に憤激してツイートしたのが、上記のものです。

21世紀の、正常な常識、倫理観があるのでしたら、トップ・ニュース、第一面で報道すべき時代錯誤的な「大事件」なのですから……。












ところが、その後の大手メディアの報道も「セクハラ野次」として、世界的な問題の本質から逸れる論調に終始していて、話になりません。

単なるセクハラではなく、「差別発言(憎悪表現)=ヘイト・スピーチ」です。

セクハラの域を超えて、これは「差別」(または、いじめ)です!

つい最近、アメリカのプロ・バスケットボール・チームのオーナーが、「黒人と一緒に写っている写真を公開しないでくれ」と愛人に「電話で」話しただけで、オーナー職どころかスポーツ界からも〝永久追放〟されたのを、日本人の全員は日本のメディアから知らされなかったのでしょうか?

これほどの高度に発達した情報化社会の中で暮らしているのに……。

案の定、当初の僕の予想通りに、海外のメディア(英文)もこの「差別発言」を報道し始めました。








21世紀の先進国として持つべき常識・倫理観に欠けた日本が、サッカーのワールド・カップで「世界と」戦おうとしても、勝てる訳がないように思います。

ご存知のように、現代のスポーツは、国家としての〝総合力〟がそのまま「成績に直結する」傾向があります。

政治の世界での、時代錯誤的な、世界の潮流に逆らう風土が残っている日本が、果たしてスポーツの世界で世界に対して勝てると思いますか、日本の皆さん?

海外のメディアから集中砲火の批判を浴びていて、遂には国際会議で「私のことを右翼の軍国主義者と呼んでもいい」と苦し紛れに開き直るしかなかった安倍首相が、そのことの何よりの証左であるでしょう。



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世界的な視点から見て、そのような安倍政権の内閣支持率が日本国内では未だに高いということは——つまりは、世界の潮流に逆らうこの現状が、日本国民の「国民力」そのものなのです。





ここからが本題です。

冒頭の記述に戻って、なぜ1ヶ月近くもブログの更新が滞ったのか?

憲法の解釈変更により、「集団的自衛権」の行使を閣議決定しようとしている安倍政権に対する抗議行動に奔走していたからです。

僕の活動の記録は、ブログのトップのメッセージ・ボードに記載された YouTube チャンネルのリンク先をご覧下さい。

この国民にして、この安倍政権」という訳でしょうか、日本国内のこれまでの抗議行動の盛り上がりは、決して良くはありません……。

繰り返しますが、これが日本の「国民力」なのでしょうか?



テレビ・メディアの中では、テレビ朝日系列の番組「モーニングバード」の木曜日の名物コーナー〝そもそも総研 たまペディア〟が今も孤軍奮闘しており、戦後日本の基本政策からの〝大転換〟となる集団的自衛権行使容認の問題を、現在も追い続けております。

6月19日に放送された同特集の動画をご紹介します。

これ以上世界に恥をさらしたくないのなら、是非ご視聴下さい。




集団的自衛権、安倍総理はなぜそこまで急ぐ?








最後の「おまけ」として、TBS系列の『報道特集』の「集団的自衛権 認めて良いのか?」もご紹介します。




『報道特集』集団的自衛権 認めて良いのか?








往生際が悪いのかもしれませんが、「おまけのおまけ」として、昨日撮影した動画をご紹介します。

〝日本のテレビ・メディアでは決して放送できない〟映像でしょう。

そう言う意味では、現在の日本は、「情報統制」という点では中国や北朝鮮と同レベルでしょう……。




2014.06.22「命と自由をまもる若者憲法デモ@渋谷」デモ②【3/6】






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