フレッシュのミニトマトで作った。

我ながら満足の出来!

 

で、レシピ・・・

 

材料
パスタ 70g
ミニトマト 12個
バジル 適量
ニンニク 大き目、ひとかけ
塩 適量
砂糖 適量

鷹の爪輪切り 適量
オリーブオイル ⼤さじ2

 

作り⽅
1) ミニトマトをすべて半割りにして、断⾯に塩と砂糖をまぶす。
2) オリーブオイルを入れたフライパンに潰したニンニクとバジルの茎を加えて弱⽕でじっくりと加熱して⾹りを移す。オイルに香りが移ったら、鷹の爪を入れる。(フレッシュバジルがなければ、最後に乾燥バジルをふりかける。)
3) 湯に対して1%の塩を加えた湯でパスタを、茹でる(表記時間より1分位短め)。
4) トマトの断⾯を下にして数分炒め、ひっくり返して完全に火を通す。
5) 茹で汁を加える。
6) ゆで汁が沸騰してトマトの皮がしわしわになったら、⽪を調理用ピンセットなどでフライパンの中で取り除く。
7) ゆで時間1分前にあげたパスタを加え良くあえて、バジルを加え、オリーブオイルを少々たらして盛り付け、好みでブラックペッパーを振る。

 

ミニトマトのフレッシュ感!バジルと、ニンニクの香りをじっくりオイルに移すとめっちゃ美味しい!

 

スーパーの安いオージービーフを焼いて、バルサミコ酢のソースで食べた。

安い肉でも、調理法で十分おいしい。

付け合わせは、舞茸と玉ねぎのソテー。

牛肉は、肩ロース200gで500円。

正直、レストランクォリティーの味になった・・・と思う。

 

 

「・・・・・・・はおやめください!駆け込まないでください!!」
最後の方は、はっきりと聞くことができた。スピーカーから放たれる駅員の怒ったような声。
ということは、ここは駅のベンチか?
俺はしらふのときの約25倍の質量を持つ瞼を努力してこじ開け、腕時計で時間を確認した。
23時30分。酔っ払って駅のベンチに座り、そのまま1時間位眠ってしまったようだ。
最終バスはとっくに出た後だ。俺はもう一度目を閉じた。
さあどうしよう。
どうしよう?

立ち上がって歩き、20メートル先の階段を登って改札を出るんだよ。それ以外にやることがあるって言うのか?
その通りだ。俺は意を決して目を開けた。

その少年は両手をジーンズのポケットに突っ込み、ホームの鉄柱に寄りかかるようにして立っていた。
サーフィンの図柄がプリントされた黄色いTシャツを着て、裾は色の抜けたジーンズにたくし込んである。
Tシャツの裾をズボンに入れている若者は、今時あまり見掛けない。
少年は俺を見ていた。
睨んでいるわけではないが、さげすむ様な冷ややかな瞳で、じっとこちらを見ていた。
 

直前の電車から吐き出された乗客達は、その大半が既に他のホームや改札に移動していて、このホームの人影は数えるほどだ。俺は軽い息苦しさを感じた。どうも飲みすぎたようだ。
俺はネクタイを緩め、ワイシャツの襟のボタンをはずした。新鮮な酸素を肺に送り込まなければならない。
少年には、絵に描いたような酔っ払いのサラリーマンに見えているに違いない。

少年は視線を俺から自分の足元に移し、寄りかかっていた鉄柱から離れた。
そして、もう一度冷ややかな視線を俺に向け、踵を返して歩き去って行った。

俺は、深呼吸をしてベンチから立ち上がった。
何かが足元でカタンといった。
ベンチの背もたれに立てかけておいた傘が倒れていた。
そうだ、今朝は雨が降ってたんだ。

俺はふらふらしながら傘を拾い、改札に続く階段に向かった。

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コッフェルの湯が沸いた。

インスタントコーヒーの粉を入れたカップに湯を注ぎ、ヘッドランプのスィッチをオフにした。
森の中のキャンプ場。
CB400SSのマフラーがキャンドルランタンの明かりを反射して、きらきらと輝いている。
より一層静けさを増したような感覚。
俺は熱いコーヒーをすすった。
お気に入りのキャンドルランタンが、その明かりが届く限りの空間に、幻想的ともいえる趣の世界を創出している。
小さな炎に照らされたあらゆるものは、昼間の矮小さとは打って変わって重厚な存在感を現し、さながらこの小宇宙のメンバーであることを、影を揺らして主張しているかのようだ。
俺は夜のキャンプ場の静けさと、アルコールがもたらすファンタジーを楽しんだ。

コーヒーを飲み終わり、ウィスキーのポケット瓶を一口飲んだ。
酔いが回ってきたようで、なんだかすごくいい気分だ。


軽快なエンジン音が遠くに聞こえ、それが徐々に近づいて来た。
少しすると、赤松や白樺の木々を縫って一台のバイクが姿を現した。
ライダーは俺のテントから5メートル程の場所にバイクを停め、エンジンを停止した。
暗くて良く見えないが、シルエットで分かった。

CB125JXだ。
ライダーはフルフェイスのヘルメットをとり、ミラーに掛けてバイクを降りた。そしてグローブを外しながら俺に近づいて来た。
キャンドルランタンの明かりが届くあたりまで来たところで、何かに躓いてちょっと前のめりになり、顔を上げて照れくさそうに微笑んだ。

その少年は、Tシャツの裾を色の抜けたジーンズにたくし込んでいた。
サーフィンの図柄が印刷された、黄色いTシャツだ。
少年は、俺のテントやらキャンプ道具やらを、珍しそうにまじまじと眺めた。
暫くそうしてからCB400SSに目を移し、そちらに近づいて行った。
少年はCB400SSのシートをポンポンと叩いた。そして俺を見た。
「400だ。」俺は答えた。
少年は俺を見ていた。
「跨っていいよ。だけどエンジンはかけるなよ。他にもキャンプしている人がいるか
ら。」
少年は嬉しそうにCB400SSに跨った。
両足をステップに乗せてハンドルを握り、ライディングポジションを確認したり、バイクをまっすぐに起こして両足を地面に付け、シートの高さを確認したりした。
少年は2回うなずいた。
タンクを撫でてCB400SSから降り、俺の方を向いた。
「ああ、お前のきらいなサラリーマンだよ。どっぷりとね。」俺は言った。そしてこう付け加えた。
「だけど、俺は、俺だ。」
少年はわずかに、頷いた。
少年は自分のCB125JXのところに戻り、オレンジのフルフェイスをかぶってバイクに跨った。
キーをオンの位置にしてキックアームを出した。
しかし思い直したようにキックアームを戻し、キーをオフにした。
顔を俺のほうに向け、満足げに笑った。あるいはそう見えただけか。
そして、バイクを押して赤松と白樺の木々の間に消えていった。

遠くの方でエンジンがかかる音が聞こえた。
エンジン音は徐々に高音になりながら小さくなっていき、やがて聞こえなくなった。
俺はポケット瓶のウィスキーを一口飲んで空を見上げ、木々の梢越しに瞬く星を暫く眺めた。

そしてテントに入った。

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コーナーの出口でギアを1段上げ、徐々にアクセルを開いていった。
キャンプ場から程近い、早朝の県道。
右前方の林が途切れて視界が開け、道幅全体が朝の太陽光に照らされた。
南八ヶ岳の山々が、俺と一緒に移動していた。
俺はゆっくりと、CB400SSを走らせた。
文句なしの朝。
静かな森。
軽快なエンジン音。
俺は、ばかばかしいくらい上機嫌だ。


年月は何かを変えただろうか。
全てが変わったし、何も変わらない。
お気に入りのTシャツを着て、CB125JXを走らせていた17歳の頃の俺は、そのまま今
の俺だ。
二十数年が過ぎ去ったというのに、なんにも変わっちゃいないのだ。しかしそれが、気に入らないというわけでもない。
俺は朝の山道を、ご機嫌で走り抜けた。