浜離宮の跡だ | 演劇企画集団THE・ガジラ 鐘下私塾

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演劇企画集団 THE・ガジラ 年間ワークショップ。

試演会演目「紙風船」の台詞

 

紙風船は大正12年の関東大震災で壊滅的な被害を受けた1年後が舞台

結婚1年目の日曜日を過ごす夫婦の会話劇

物語の中で2人は鎌倉へ行くインプロをはじめるが…そのルートはことごとく「被災地巡り」のようなルート

その途中に、この台詞「浜離宮の跡だ」があります

 

初見で、かつ知識も入れずに読んでしまうと

なんの変哲もない夫婦の生活の狭間のような戯曲

でも待って…浜離宮って…今もあるよね?跡って?

そう考えると妻の「まぁ」という返答も随分と感じるものがあります

 

こうやって読み解いていくとずんずん「紙風船」の沼にハマります

 

そんなわけで!

「浜離宮行こうよ!」との声があがり

夫婦発表直後のGW、一部WS生が浜離宮恩賜庭園へフィールドワークに行ってきました!

 
 

なんと朝9時に集合

しかもこの日はWSのある土曜日…みなさん元気

そのおかげか…

 

写り込みの心配なし!ないい写真!

青空も眩しい!

絶好のフィールドワーク日和!

 

紙風船の夫婦は、震災前の浜離宮を歩いたのだろうか

そんな疑問も浮かびます

 

 

このあと、稽古場に現れたみんなの清々しさ!

きっと充実した時間を過ごしたのだなと感じました

時代は違えど、実際に舞台となる場所へ行くというのは

やはりナニカあるのでしょう

 

全然物語とは関係なさそうですが

楽しさが伝わる写真を

 

集中稽古突入まであと1ヶ月!